新潟県ってコシヒカリのお米と修学旅行のスキーしか思い浮かばないけど、どこかおすすめ観光スポットはあるのかな?
この記事は、そんな疑問に答えます。
- 新潟のおすすめ観光スポットまとめ
こんにちは、ツバサです。
関西人の僕にとって新潟県はお米の「コシヒカリ」と修学旅行の「スキー」のイメージしかありません。
佐渡島は昔、島流しの流刑地だったとか何とかも聞いたことあります。
そんな新潟県には、豊富な温泉や白鳥の飛来地、鮭の遡上など、実はおすすめ観光スポットがたくさんあります。
それでは詳しく見ていきましょう。
新潟のおすすめ観光スポットまとめ
新潟県には意外と知られていない観光地がたくさんあります。
おすすめ観光スポットはこちらです!
- 佐渡島
- 瓢湖(ひょうこ)
- 弥彦神社
- 岩室温泉
- 瀬浪温泉(せなみおんせん)
- 月岡温泉
- 越後湯沢温泉
- 妙高高原&赤倉温泉
やっぱり新潟県と言えば佐渡島です。佐渡島には北欧のフィヨルドにも匹敵すると言われている景勝地「尖閣湾(せんかくわん)」やおばちゃんがたらい船を漕いでくれる小木港など見所満載の島です。
瓢湖(ひょうこ)は新潟県阿賀野市にある白鳥の飛来地です。2008年にはラムサール条約に登録されています。
弥彦神社(いやひこじんじゃ・やひこじんじゃ)は越後で一番格式が上の一の宮として有名で、創建から2400年もの歴史があると言われています。弥彦山の北側には岩室温泉が湧いています。
新潟県北部の村上市に湧いている瀬浪温泉(せなみおんせん)の近くには鮭の遡上が有名です。
その他の温泉としては、新潟の奥座敷として有名な月岡温泉や川端康成の小説「雪国」の舞台となった越後湯沢温泉、スキーでも有名な妙高高原の中腹に湧いている赤倉温泉があります。
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
新潟県のおすすめ観光スポット:佐渡島
新潟県民の修学旅行の聖地といっても過言ではない「佐渡島」。
日本地図を見ると佐渡島は小さく見えますが、タイ・プーケット島の1.5倍もの大きさがあります。プーケット島の大きさを知っているだけに、それよりも大きいとなると本当に大きい島です。
また、佐渡島は流刑の地としても有名です。つまり島流しです。いろんな人が流刑にあっていますが、鎌倉幕府時代には第84代天皇の順徳上皇も佐渡島に島流しにあっています。今では考えられないすごい時代です。その歴史が「真野御陵」や「黒木御所跡」に残っています。
佐渡島には約3キロの海岸に5つの小湾があります。それが「尖閣湾」です。北欧のフィヨルドに匹敵する景勝地と言われていますが、その由来はノルウェーの「ハルダンゲル・フィヨルド」の峡尖美に似ていることから来ています。遊覧船に乗って景色を楽しむのがおすすめです。
佐渡島のご当地名物と言えば「たらい舟」です。たらい舟といえば小木町の力屋観光汽船でおばちゃんの船頭が巧みにたらい舟を操ります。ひっくり返らないのが本当不思議です。
佐渡島には近世における日本最大の金銀山と言われている「佐渡金山」があります。佐渡金山は江戸時代に開山んされてから約400年間も続きました。当時のままの坑道やトロッコなどを見学することができます。また産業遺産として東洋一の浮遊選鉱場と言われていた「北沢浮遊選鉱場」もあります。
佐渡島にはトキ保護センターやトキ資料展示館、トキふれあいプラザなどがあります。環境破壊等の影響により日本のトキは絶滅してしまいましたが、中国から輸入されたトキを人工繁殖させ、個体数を増やしていきました。今では毎年佐渡島では放鳥を行っています。
佐渡島の口コミ評価の高い温泉宿
新潟県のおすすめ観光スポット:瓢湖(ひょうこ)
新潟県の阿賀野市にある「瓢湖(ひょうこ)」には、毎年5000羽を超える白鳥がやってきます。
時期は10月頃から3月頃までとなり、冬を越すために瓢湖に滞在します。
日中は周辺の田んぼなどに餌を探しに出かけるため、たくさんの白鳥を見たい場合は日の出頃がおすすめです。
この瓢湖は特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約でもある「ラムサール条約」に2008年に登録されました。
新潟県のおすすめ観光スポット:弥彦神社&岩室温泉
新潟県には紀元前から歴史のある神社があると言われています。
それが「弥彦神社」です。
弥彦神社は創建から実に2400年以上も経っており、越後一の宮として最も格式が高い神社となります。毎年11月には秋の風物詩でもある弥彦菊祭りが行われます。
弥彦山の北側には「霊雁の湯」として有名な岩室温泉が湧いています。岩室温泉は一羽の雁(がん)が泉流に浴して怪我を癒していたことから、この温泉が発見されたという言い伝えがあります。
岩室温泉は国民保養温泉地に指定されているため、泉質の良さの評判が高いです。
岩室温泉の泉質と効能
【岩室温泉】 | |
泉質 | 含硫黄・ナトリウム・カルシウム塩化物温泉 |
温泉の適応症 | 関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、 疾患、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康促進、 きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、 慢性婦人病 |
引用:岩室温泉観光協会
岩室温泉の口コミ評価の高い温泉宿
新潟県のおすすめ観光スポット:瀬浪温泉
新潟県の北部にある村上市に湧く温泉が「瀬浪温泉(せなみおんせん)」です。
日本海が目の前に広がる絶好のロケーションが魅力の瀬浪温泉は、明治時代に発掘された温泉です。
「熱の湯」として知られていますが、お湯の熱量は何と95度の高温です!この高温の温泉では簡単に温泉たまごが作れます。
瀬浪温泉のある村上市は鮭の遡上でも有名なエリアです。毎年10月~12月になると伝統的な漁法でもある「居繰網漁(いぐりあみりょう)」や「コド漁」の様子を見ることができます。
瀬浪温泉の目の前に広がる日本海の沖には鯛の島と言われている「粟島」があります。栗島では是非キャンプをして、都会では見れない満天の星空を見ましょう!
瀬浪温泉の泉質と効能
【瀬浪温泉】 | |
泉質 | ナトリウム-塩化物泉 |
温泉の適応症 | 神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復 五十肩、冷え性、肩こり、打ち身 慢性消化器病、切り傷、やけど 慢性皮膚病、痔疾、慢性婦人病 |
引用:瀬波温泉旅館協同組合
瀬浪温泉の口コミ評価の高い温泉宿
新潟県のおすすめ観光スポット:月岡温泉
「新潟の奥座敷」と呼ばれている月岡温泉は、新潟駅から程近いところにあります。
月岡温泉の特徴は何と言ってもエメラルドグリーンに近い色をした温泉です。
まるで入浴剤を使ったような色と間違われる程です。そのエメラルドグリーンの温泉は美人の湯としても有名です。
月岡温泉のエリアは「歩きたくなる温泉街」というキャッチフレーズがある程、新潟県のご当地名物を食べ歩きしたり、足湯を楽しんだりできる温泉街となっています。
月岡温泉には芸妓文化が残っており、30名近い月岡芸妓が夜の宴を華やかにしてくれます。
月岡温泉の泉質と効能
【月岡温泉】 | |
泉質 | 弱アルカリ性低張性高温泉 |
温泉の適応症 | 肩こり、婦人病、皮膚病、切り傷 切り傷、軽度の高血圧、糖尿病 喘息、痔病 |
引用:月岡温泉観光協会
月岡温泉の口コミ評価の高い温泉宿
新潟県のおすすめ観光スポット:越後湯沢温泉
越後湯沢温泉と言えば、川端康成の「雪国」の舞台にもなった温泉地です。
その川端康成が執筆するために使っていた「かすみの間」という部屋は現在も雪国のお宿高半ホテルに保存されています。
越後湯沢温泉は上越新幹線の工事の影響により、一時期は温泉の湧出量が少なくなりました。しかし、湯量を安定させるための工事を行ったことにより、現在では一般家庭にまで配湯ができるようになっています。
越後湯沢温泉の泉質と効能
【越後湯沢温泉】 | |
泉質 | 弱アルカリ性の単純泉 |
温泉の適応症 | 筋肉痛・神経痛・疲労回復 |
引用:越後湯沢温泉観光協会
越後湯沢温泉の口コミ評価の高い温泉宿
妙高高原&赤倉温泉
妙高高原と言えば、スキーの修学旅行を思い出しますが、妙高高原の中腹に「赤倉温泉」が湧いています。
赤倉温泉は江戸時代に開湯し、200年以上の歴史があります。
岡倉天心や与謝野晶子、尾崎紅葉などの文化人が愛した温泉と言われています。
赤倉温泉には「死ぬまでに行きたい!世界の絶景ホテル編」という雑誌に掲載されたホテルがあります。
それが「赤倉観光ホテル」です。
標高1000メートルから望む絶景と温泉が魅力のホテルです。
赤倉温泉の泉質と効能
【赤倉温泉】 | |
泉質 | カルシウム・マグネシウム・ナトリウムー硫酸塩・炭酸水素塩温泉 |
温泉の適応症 | 関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症 神経痛、五十肩、打撲、捻挫 運動麻痺における筋肉のこわばり、冷え性 末梢循環障害、胃腸機能の低下 軽症高血圧、耐糖能異常(糖尿病) 軽い高コレステロール血症、軽い喘息又は肺気腫 痔の痛み、自律神経不安定症、ストレスによる諸症状 病後回復期、疲労回復、健康増進 |
引用:赤倉温泉観光協会
赤倉温泉の口コミ評価の高い温泉宿
新潟県の郷土料理や民芸品
新潟県の郷土料理や民芸品も忘れてはいけません。
新潟県の代表的な郷土料理と言えば「へぎそば」と「のっぺい汁」です。
「へぎそば」は、つなぎには海藻の王様と呼ばれている布海苔(ふのり)という海藻を使っているそばで、「へぎ」と言われる器にひと口分ずつ丸めて盛り付けらているのが特徴です。お店によってはつなぎに水を一切加えないところもあります。
「へぎそば」は贈り物としても重宝しますし、海藻の王様と言われている布海苔をつなぎに使っていることもあり、話の話題にもなります。小嶋屋総本店の「へぎそば」の通販がとても人気があります。
新潟県のおふくろの味と言えば、「のっぺい汁」です。「のっぺ」とも言われることがあります。
「のっぺい汁」は、里芋やにんじん、椎茸などの野菜をたっぷり入れて煮込んだとろみのある汁物です。
ほっこりする味わいが特徴で日本酒にも合い、冠婚葬祭のイベントにも欠かせない郷土料理です。
地方の汁物の郷土料理は絶品がとても多く、この「のっぺい汁」もその内の1つです。野菜たっぷりの「のっぺい汁」があれば、極寒の真冬でも乗り切れます。
錦鯉の里と言われている新潟県小千谷市に新潟県を代表する民芸品があります。
それは、「小千谷縮(おぢやちぢみ)」です。
「小千谷縮」は、約1200年前の平安時代から続く最高級の麻織物です。
その特徴は「湯もみ」と「雪晒し」を行う作業工程により、ふっくらとした生地になることです。それにより、吸水性や放熱性に優れ、通気性も良いため肌にも優しい記事になります。
「小千谷縮」は肌触りもよく、いろんなものに使われています。両親へのプレゼントにはとってもおすすめです。カバンや帽子、扇子など高級感のある見た目と大人向けの色合いが素敵です。
以上となります。
新潟県のおすすめ観光地はいかがでしたか?
東京からでも新幹線で行くことができる新潟県は温泉メインでの観光がおすすめです!
それでは、良い一日を!
ラムサール条約(ラムサールじょうやく、英:Ramsar Convention)は、湿地の保存に関する国際条約。水鳥を食物連鎖の頂点とする湿地の生態系を守る目的で、1971年2月2日に制定され[条約 1]、1975年12月21日に発効した。1980年以降、定期的に締約国会議が開催されている。正式題名は特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約(英:Convention on Wetlands of International Importance Especially as Waterfowl Habitat)。日本での法令番号は昭和55年条約第28号。「ラムサール条約」は、この条約が作成された地であるイランの都市ラムサールにちなむ通称である。
引用:ウィキペディア