総合旅行業務取扱管理者の試験に合格するのに必要なホテル用語とは?

※本ページは広告が含まれています。
※本ページは広告が含まれています。
総合旅行業務取扱管理者の試験に合格するのに必要なホテル用語とは? 総合・国内旅行業務取扱管理者

総合旅行業務取扱管理者の国家資格の勉強をしているけど、覚えることが多すぎて本当大変。試験に出題されるかもしれないホテルの専門用語はどれくらい覚えておけばいいのかな。

この記事は、そんな疑問に答えます。

本記事の内容
  • 総合旅行業務取扱管理者に出題されるホテルの専門用語

こんにちは、ツバサです。

総合旅行業務取扱管理者の資格試験は、膨大な量の内容を暗記しなければなりませんが、全部覚えるのはきりがなく、物理的に難しいです。

そのため、ある程度、的を絞って覚えて行かないといけないのですが、ホテルの専門用語も出題されそうなものに絞って覚えていきます。

この記事では、総合旅行業務取扱管理者の資格試験に出題されそうなホテル専門用語について解説します。

総合旅行業務取扱管理者に出題されるホテルの専門用語

総合旅行業務取扱管理者の資格試験では、ホテルの専門用語について広く浅く覚えておけば、万が一、出題されても対応ができるようになります。

覚えるポイントは4つです。

  • ホテルの客室タイプ
  • ホテルの朝食タイプ
  • ホテルの料金タイプ
  • その他ホテルの専門用語

それぞれのホテルの客室に関する専門用語を見ていきましょう。

ホテルの専門用語:客室タイプ

ホテルの客室で覚える専門用語は4つです。

  1. コネクティングルーム(Connecting Room)
    コネクティングルームは隣同士の部屋が中のドアで繋がっている客室のことを言います。そのため、それぞれの部屋に寝室やバスルーム、トイレがあります。子供連れのファミリーなどが好む客室タイプです。

  2. アジョイニングルーム(Adjoining Room)
    隣同士の部屋や通路を挟んで向かい側の部屋のことをいいます。この場合は入口のドアが別々となります。グループ旅行や二家族の旅行などにおすすめです。

  3. ホスピタリティルーム(Hospitality Room)
    ホスピタリティルームはチェックイン前やチェックアウト後に無料で使わせてもらえる客室のことを言います。荷物を置いたり、シャワーを使ったりできるため、ホテルに早く到着したり、ホテルを遅くに出発したりする人にとっては重宝します。
    ※別名でコーティシィルーム(Courtesy Room)とも言います。

  4. ADAルーム(ADA Room)
    アメリカで使われるホテル専門用語ですが、身体障害者用の客室のことを言います。ADAとはアメリカ障害者法のことを指します。
    ADA=Americans with Disabilities Act

ホテルの専門用語:朝食タイプ

ホテルの朝食に関しても専門用語があります。

覚えるポイントは4つです。

  • コンチネンタルブレックファースト
  • アメリカンブレックファースト
  • イングリッシュブレックファースト
  • ビュッフェブレックファースト

それぞれのホテルの朝食に関する専門用語を見ていきましょう。

  1. コンチネンタルブレックファースト
    パンとコーヒー又は紅茶の簡単な朝食のことを言います。最近では日本のホステルでコンチネンタルブレックファーストを無料提供しているところが多くなっています。

  2. アメリカンブレックファースト
    コンチネンタルブレックファーストに卵料理やハムやベーコンなどの肉料理が加わった朝食のことを言います。

  3. イングリッシュブレックファースト
    アメリカンブレックファーストにコーンフレークなどのシリアルが加わった朝食のことを言います。豆料理や魚料理が加わることもあります。

  4. ビュッフェブレックファースト
    名前の通りビュッフェスタイルの朝食のことを言います。
【雑学】
ビュッフェはもともと欧州の一部や北欧などの「スモーガスボード(smorgasbord)」と呼ばれる食べ放題の言葉が由来となっています。

ホテルの専門用語:料金タイプ

総合旅行業務取扱管理者の資格試験の中でも一番注意して覚えなければならないホテル専門用語がホテルの料金タイプです。

旅行会社で働いていると頻繁に出てくるので覚えている人は多いと思いますが、今から旅行業界目指す人はしっかり覚えましょう。

覚えるポイントは4つです。

  • ヨーロピアンプラン
  • コンチネンタルプラン
  • アメリカンプラン
  • モディファイドアメリカンプラン
  • オールインクルーシブプラン

それぞれのホテルの料金に関する専門用語を見ていきましょう。

  1. ヨーロピアンプラン
    略語:EP(European Plan)
    単純に室料だけの単純プラン。食事は一切含まれません。

  2. コンチネンタルプラン
    略語:CP(Continental Plan)
    室料+朝食付きの料金プラン。ただし、朝食はコンチネンタルブレックファーストとなります。

  3. アメリカンプラン
    略語:AP(American Plan)
    室料+3食(朝食、昼食、夕食)付きの料金プラン。
    別名「フルペンション」や「フルボード」とも言います。
  4. モディファイドアメリカンプラン
    略語:MAP(Modified American Plan)
    室料+朝食と昼食、あるいは朝食と夕食の2食付きの料金プラン。
    別名「ハーフペンション」や「ハーフボード」とも言います。

  5. オールインクルーシブプラン
    略語:AI(All Inclusive Plan)
    室料+3食+アクティビティが含まれた料金プラン。
    オールインクルーシブプランで有名なのがモルディブです。スパやクルーズ、シュノーケリルツアーなどが含まれているプランがあります。

ホテルの料金に関する専門用語は他にもあります。

  • ラックレート(Rack Rate)
    ホテルの正規料金のことを言います。
  • コーポレートレート(Corporate Rate)
    法人向けの料金のことを言います。
  • バーレート(Bar Rate)
    変動型の料金のことを言います。
  • ランオブザハウスレート(Run of the House Rate)
    部屋指定なしの料金のことを言います。

その他のホテル専門用語

その他のホテル専門用語は次の用語を覚えておきましょう。

  • インシデンタルチャージ(Incidental Charge)
    個人勘定のことをいいます。個人勘定とは例えば客室のミニバーやルームサービスなどに当たります。

  • インシデンタルデポジット(Incidental Deposit)
    チェックインの際の前払金のことを言います。保証金のようなイメージです。

  • メザニン(Mezzanine)
    中2階の部屋のことを言います。

  • パラドール(Parador)
    宮殿や古城、修道院などの歴史的建造物をホテルに改装したスペイン国営ホテルのことを言います。

  • ポウザーダ(Pausada)
    宮殿や古城、修道院などの歴史的建造物をホテルに改装したポルトガルの宿泊施設のことを言います。
パラドール

パラドールのイメージ

以上となります。

ホテルの専門用語は意外と聞いたことがある用語が多いかもしれません。

一気に覚えてしまいましょう!

それでは、良い一日を!