岐阜県の観光名所って白川郷しか思いつかないんだけど、他にもどこかあるのかな?長野県との県境に宿場町があるようなことも聞いたことあるし、詳しく知りたいな。
この記事は、そんな疑問に答えます。
- 岐阜県の観光名所7選
- 岐阜県の世界遺産と言えば「白川郷」
- 岐阜の観光拠点は「高山」と「下呂温泉」
- 北アルプスにある「奥飛騨温泉郷」
- ノスタルジックな旧中山道の宿場町「馬籠宿」
- 長良川と言えば「郡上踊り」や「鵜飼」
- 岐阜県の郷土料理「朴葉味噌」
- リトアニアで活躍した日本人の誇り「杉原千畝記念館」
こんにちは、ツバサです。
岐阜県の観光名所は白川郷だけと思っていませんか?
岐阜県は意外と大きくて、大阪府の約5倍、千葉県の約2倍の大きさがあります。世界遺産の白川郷はもちろん有名ですが、そんな大きな岐阜県には魅力あふれる観光地がたくさんあります。
特に旧中山道の宿場町「馬籠宿」はおすすめです!
それでは、岐阜県の観光名所について詳しく見ていきましょう!
岐阜県の観光名所7選
岐阜県の観光名所の中でも、ここは外せないという7カ所はこちらです。
- 白川郷
- 高山&下呂温泉
- 奥飛騨温泉郷
- 馬籠宿(まごめじゅく)
- 郡上踊り(ぐじょうおどり)&鵜飼(うかい)
- 朴葉味噌(ほうばみそ)
- 杉原千畝記念館
岐阜県の観光名所と言えば、世界遺産の白川郷です。近年、世界各国から外国人観光客が訪れている観光地です。合掌造りの民家の風景は唯一無二の風景です。
その白川郷に行く際、高山や下呂温泉、あるいは飛騨古川などに宿泊して行くことが多いです。高山には町屋の風景が残るエリアもあり、「飛騨の小京都」と呼ばれている程です。
高山市から北アルプスの方に向かうと奥飛騨温泉郷があります。奥飛騨温泉郷は大自然の中に温泉があり、温泉の横に川が流れているなど迫力もあります!奥飛騨温泉郷は平湯温泉や新穂高温泉などの総称をいいます。
岐阜に行ったら、必ず足を運んだ方がよい旧中山道の馬籠宿!歩くことが好きな人には本当のおすすめです。
岐阜のお祭りと言えば7月~9月に行われる郡上踊りです。また、長良川では伝統的な鵜飼を見ることもできます。
岐阜の郷土料理は朴葉味噌(ほおばみそ)です。朴の葉の上で焼く山菜は美味です!白ご飯と一緒に食べたくなる郷土料理です。
岐阜の有名人と言えば第二次世界大戦中にリトアニアで外交官をしていた杉浦千畝です。感動の話が今でもリトアニアで受け継がれています。
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう!
岐阜県の世界遺産と言えば「白川郷」
岐阜県の萩町にある白川郷は、白川郷単体で世界遺産になっているわけではありません。
富山県の五箇山の集落と合わせての世界遺産となります。
五箇山にも白川郷のような合掌造りの集落が残っていて、合掌造りの民家を見ると昔の時代にタイムスリップしたような感覚になります。
白川郷は冬のイメージが強いですが、夏の緑鮮やかな山々に囲まれている白川郷も見所満載です。荻町城跡展望台からは白川郷の町全体を見渡すことができます。
白川郷に足を運んだら、白川郷の郷土料理でもある茹でた大豆を石臼などですりつぶした「すったて汁」を飲んでみてください。
白川郷に行ったら、1泊は白川郷のエリアに宿泊してみましょう。
日中は観光客が多いエリアですが、夕方から人も少なくなり、のどかな田舎町を満喫することができます。
岐阜の観光拠点は「高山」と「下呂温泉」
岐阜県の高山は「飛騨の小京都」と呼ばれています。
それも高山には城下町の中心、商人町として発達した上町、下町の三筋の町並みを合わせて「古い町並」と呼んでいるエリアがあります。金沢のひがし茶屋街のような街並みで出格子の連なる町屋が並んでいます。
この古い町並は「国選定重要伝統的建造物群保存地区」に登録されています。
この古い町並で行われる朝市も人気があります。
高山のおすすめホテルはJR高山駅から徒歩1分の「東急ステイ飛騨高山 結の湯」です。2020年4月にグランドオープンしたばかりのホテルです!アクティブ派に嬉しい絶好のロケーションです。
岐阜県の観光の際に高山以外にも観光拠点になるのは「下呂温泉」です。
下呂温泉と言えば、日本三名泉のひとつに選ばれている温泉です。
- 下呂温泉(岐阜県)
- 草津温泉(群馬県)
- 有馬温泉(兵庫県)
高山以外にも観光の際に拠点になるのは「下呂温泉」です。
下呂温泉では名泉を満喫できる「湯めぐり手形」があります。湯めぐり手形で三軒のお風呂に入浴することができます。
下呂温泉のおすすめ温泉宿は口コミ評価の高い「水明館」と景観抜群の「しょうげつ」です。
北アルプスにある「奥飛騨温泉郷」
岐阜県の温泉は下呂温泉が有名ですが、北アルプス方面に奥飛騨温泉郷もあります。
奥飛騨温泉郷には5つの温泉が含まれています。
- 平湯温泉
- 新穂高温泉
- 福地温泉
- 栃尾温泉
- 新平湯温泉
奥飛騨温泉郷の魅力は北アルプスの大自然と隣り合わせの温泉ということです。
例えば、新穂高の湯は露天風呂の横に高原川が流れているという大自然の中の温泉です。
新穂高温泉には日本で初めての2階建てのゴンドラでもある新穂高ロープウェイが運航しており、標高2156メートルにある西穂高口駅まで行くことができます。
展望台からは北アルプスの絶景を一望することができます。
ノスタルジックな旧中山道の宿場町「馬籠宿」
中山道は日本橋から京都まで続く街道ですが、岐阜県の中津川市に中山道の43番目の宿場町でもある「馬籠宿(まごめじゅく)」があります。
中山道というと東京の巣鴨や板橋も中山道の街道にありました。それが埼玉県、長野県を通って馬籠宿まで続きます。
そう考えると昔の人はよくそんな距離を歩きましたね。
馬籠宿の魅力は、石畳が敷かれた坂に沿って町屋が並び、前餅や、おやき、五平餅などの昔ながらの和菓子を食べ歩きすることができる宿場町です。
馬籠宿には文豪・島崎藤村のゆかりの地としても有名で生家は「藤村記念館」になっています。「夜明け前」の舞台にもなっています。
長良川と言えば「郡上踊り」や「鵜飼」
岐阜県の長良川沿いの町でもある郡上八幡では、古くから残る「郡上踊り」というお祭りがあります。
郡上踊りは毎年7月~9月に実施され、観光客も地元の人もみんなでひとつの輪になって踊るという「踊るおどり」として有名なお祭りです。
お祭りの期間は30夜以上にわたって踊ることから、日本一長い盆踊りとも言われています。その中でも一番お祭りが盛り上がるのがお盆の8月13日~16日の4日間となります。
また、長良川では1300年以上もの歴史を持つ「鵜飼」も有名です。
毎年5月~10月の期間に長良川で鵜飼は行われ、鵜匠が「ほうほう」と掛け声をかけながら鵜を自由自在に操り鮎を狩る様子はまさに職人芸です。
岐阜県の郷土料理「朴葉味噌」
岐阜県の郷土料理と言えば「朴葉味噌(ほうばみそ)」です。
朴葉味噌は、朴葉の上に味噌とねぎやしいたけなどの山菜をのせて焼きながら食べる郷土料理です。
白ご飯にとてもあう最高の一品で、「農山漁村の郷土料理百選」にも選ばれたことがあります。
岐阜県に旅行に行ったら、是非一度は食べてみましょう!
リトアニアで活躍した日本人の誇り「杉原千畝記念館」
杉原千畝(すぎうらちうね)と聞いて、知っているという人は少ないかもしれません。
杉原千畝は第二次世界大戦中にリトアニアで「命のビザ」を発給し続けた日本人外交官です。
その杉原千畝の記念館が岐阜県加茂郡八百津町にあります。
リトアニアでは今もなお杉原千畝の「命のビザ」についての話は受け継がれており、リトアニア側にも記念館があります。杉原千畝が使っていたデスクが保存されています。
杉原千畝の物語は実写版の映画も作られました。主演の杉原千畝役は唐沢寿明が演じています。
※Amazonプライムビデオ で実写版「杉浦千畝」を観る(30日間無料トライアル)
以上となります。
岐阜県の観光の魅力いかがでしたか?世界遺産あり、温泉あり、宿場町あり、お祭りありと魅力がいっぱいの観光ができます。
岐阜県に是非旅行に行ってみてください!
それでは、良い一日を!
杉原千畝(すぎはらちうね、1900年〈明治33年〉1月1日 – 1986年〈昭和61年〉7月31日)は、日本の外交官。早稲田大学高等師範部英語(教育学部英語英文学科)科本科中退。第二次世界大戦中、リトアニアのカウナス領事館に赴任していた杉原は、ドイツの迫害によりポーランドなど欧州各地から逃れてきた難民たちの窮状に同情。1940年7月から8月にかけて、外務省からの訓令に反して[1]大量のビザ(通過査証)を発給し、避難民を救ったことで知られる。その避難民の多くがユダヤ人系であった。「東洋のシンドラー」などとも呼ばれる。
引用:ウィキペディア