穴八幡宮に行って一陽来復を受けてきたよ。2023年~2024年の方角はどっちなんだろう?お守りの貼り方とか貼る時間も知りたいな。
この記事は、そんな疑問に答えます。
- 2023年‐2024年の穴八幡宮の一陽来復の最新情報
- 一陽来復のために穴八幡宮へ行ってきました
- 穴八幡宮の一陽来復は毎年貼る方角が変わる?
- 穴八幡宮の一陽来復の貼り方は?
- 穴八幡宮の一陽来復の貼る時間は?
こんにちは、ツバサです。
冬至の日以降、毎年必ず話題に上がるのが都内にある穴八幡宮です。
穴八幡宮では、商売繁盛や金運上昇のご利益があると言われている「一陽来復」のお守りを受けることができます。
ただし、お守りを受けることができる期間が決まっていて、さらにお守りのまつり方も決まっています。
今年は午前中に穴八幡宮に行き、御守りを受けました!
今年も金銀融通の御守で有名な穴八幡宮へ行ってきた。8時半ごろに着いて「一陽来復」の御守りを受けるのに約1時間、そして参拝に約40分、始発で行った去年よりもスムーズだった。御守りのおまつりは3回しかなくて、その1回が今日の24時!ご利益がありますように🙏 pic.twitter.com/qm734TaKVh
— ツバサ🌏旅ブロガー✈️ (@tsunagutabi) December 22, 2023
この記事では、そんな穴八幡宮の一陽来復についてお守りの貼り方や方角について詳しく紹介します。
また、賃貸物件で壁に糊付けできない時のおまつりの仕方も紹介します。
2023年‐2024年の穴八幡宮の一陽来復の最新情報
2023年から2024年の穴八幡宮の一陽来復の最新情報を紹介します。
【穴八幡宮で一陽来復を受けることができる期間】
- 2023年12月22日:午前5時~午後9時頃まで
- 2023年12月23日~12月31日:午前8時~午後6時半頃まで
- 2024年1月1日~2月3日:午前9時~午後4時半頃まで
【2024年の恵方】(2023年冬至から2024年節分)
- 東北東 75度
※75度の方角に向けて一陽来復の御守をおまつりします。
※スマホのコンパス機能を使うと方角が測りやすいです。
【一陽来復をお祭りする日時(貼り付ける日時)】
- 冬至(2023年12月22日の夜12時ちょうど=23日に変わるタイミング)
- 大晦日(2023年12月31日の夜12時ちょうど=2024年1月1日に変わるタイミング)
- 節分(2024年2月3日の夜12時ちょうど=4日に変わるタイミング)
それでは、2023年‐2024年の一陽来復の貼り方などを紹介していきます。
穴八幡宮の一陽来復とは?金銀融通の御守で有名!
穴八幡宮は東京都内の早稲田の市街地にある神社です。
徳川の歴代将軍も度々参拝したとされる神社で、商売繁盛や金運上昇、出世、開運などにご利益があると言われています。
神社名 | 穴八幡宮 |
ご利益 | 商売繁盛、金運上昇、出世、開運 |
住所 | 〒162-0051 東京都新宿区西早稲田2丁目1-11 |
アクセス | 東京メトロ・東西線早稲田駅から徒歩3分 |
そんな穴八幡宮には有名なお守りがあります。
それが「一陽来復」のお守りです。
一陽来復のお守りは、江戸時代の元禄年間から行われた穴八幡宮だけに受け継がれてきた傳統のある社宝から由来する特別のお守りで、「金銀融通の御守」として知られています。
一陽来復の意味は、「陰暦11月。または、冬至。」「冬が去り春が来ること。新年が来ること。」「悪いことが続いたあと、ようやく物事が良いほうに向かうこと。」の3つの意味があります。(引用:コトバンク)
言葉の意味からしても、昼の短い日から長くなっていくことや悪い方から良い方へ移り変わるという意味があり、一陽来復を信じてたくさんの人がお守りを受けたいと願っています。
その一陽来復のお守りは、一年で一番昼の時間が短い冬至から大晦日を超えて、節分の日までの間に穴八幡宮で受けることができます。
時期によってお守りを受け取れる時期が異なるため、注意しましょう。
- 2023年12月22日:午前5時~午後9時頃まで
- 2023年12月23日~12月31日:午前8時~午後6時半頃まで
- 2024年1月1日~2月3日:午前9時~午後4時半頃まで
特に冬至の日や大晦日、節分の日は混雑するため、長蛇の列を避けたい場合は日をずらして行くのがおすすめです。
一陽来復のお守りのために穴八幡宮へ行ってきました
毎年、一陽来復を受けるために穴八幡宮に足を運んでいますが、冬至の日に始発の電車に乗って行った時はすでに長蛇の列で一陽来復を受けるのに約2時間、参拝に約10分かかりました。
今年は午前8時半頃に穴八幡宮に到着し、一陽来復を受けるのに約1時間、参拝に約40分でした。
今年は一陽来復のお守りを2種類受け、穴八幡宮の開運御守を1つ受けました。
一陽来復のお守りは1つが壁に貼る用のお守り、もう1つが財布に入れる用のお守りです。
一陽来復御守
御初穂料:一体1,000円
壁などに貼る際にこのお守りを使います。縦11センチx横4センチ程の大きさです。筒形になっていて、中にお守りが入っています。お金が過不足無く巡りますようにという御祈願をした御守です。
一陽来復懐中御守
御初穂料:一体400円
財布などに入れる用のお守りです。クレジットカードの横の長さより少し長いサイズです。長財布であれば、お札を入れるところに入ります。これも財布の中のお金の巡りが過不足なく巡るようにという御祈願をした御守です。
穴八幡宮の開運御守は一陽来復の懐中御守とサイズがほぼ同じで、財布などのお金を入れる場所以外で一年間身に着けておまつりする必要があるため、名刺入れに入れる用にしました。
開運御守
御初穂料:一体400円
一陽来復懐中御守と同じようなサイズで財布などのお金を入れる場所以外で一年間身に着けておまつりする御守です。
前年に一陽来復のお守りを受けている場合は、境内にある古札守納所に納めましょう。
穴八幡宮の一陽来復は毎年貼る方角が変わる?
一陽来復のお守りは、どのようにおまつりするのかがとても重要です。
毎年、おまつりする方角が変わり、その方角は「恵方」の方角に向けておまつりすることになります。
恵方巻を毎年食べる人は、毎年方向が変わるのでイメージしやすいと思います。
陰陽道の福徳を司る神でもある歳徳神が在する方位を恵方という。その方向に向かって事をおこなうと万時に吉とされると言われている。また、毎年恵方の方位は変わり、24方位によって決まります。
2023年12月23日の冬至から2024年2月3日の節分の間に一陽来復を受けた場合、恵方は「寅卯(真東より少し北側)」で「東北東の方角」となります。
「東北東の方角」は、方位角でいうと「75度」になります。
つまり、75度の方位に一陽来復のお守りが向くようにおまつりしなければならないので、その逆の「申酉(真西から少し南寄り)」の西南西の壁または柱に御守をおまつりする(貼り付ける)ことになります。
方角の測り方はスマートフォンのコンパスのアプリを使うとすぐに測れます。
アプリを起動した際に方角が誤っている場合もあるため、北や南がどっちの方向かをグーグルマップなどで調べて、予め覚えておくとよいでしょう。
恵方は毎年方角が変わるため、一陽来復をおまつりする際も方角が変わると覚えておきましょう。
穴八幡宮の一陽来復の貼り方は?
一陽来復の貼り方についてはとても重要で注意が必要です。
貼り方を間違えてしまうと再びおまつりができないため、貼り方をしっかりと理解したうえでおまつりをしましょう。
一陽来復の説明書きに書かれている貼り方のポイント
穴八幡宮から頂ける一陽来復の説明書きには次のようなことが書かれています。
- 御守を見下さない様、なるべく高い位置へ、御守のうしろに糊をしっかりと付けて剥がれない様、壁か柱へ時間通りおまつりください。
- 御守を分解する事、御守を鋲で刺す事、テープで御守の上から被せる事はおやめください。
- 一旦おまつりになった御守は一年間動かさないでください。途中で落ちた場合や、引越等でやむを得ず外す際は、なるべく早く当社社務所へ御納めください。(一度落ちた、外した御守は再びおまつりする事はできません)
引用:一陽来復御守の説明書きより
このように一陽来復をお祭りする際は気を付けることがたくさんあります。
よくありがちな間違いは、部屋の四隅のいずれかの空いている壁の角に一陽来復をおまつりしたり、お守りに直接画鋲を指して壁に貼り付けしたりすることです。
貼り付け方のポイントは3つです。
- 部屋の中心から方位を図って、本人含め家族が御守りを見下さないようにできるだけ高いところにおまつりする
- 糊で貼り付ける(画鋲で刺さない、テープで上から被せない)
- 台紙を使用せず、壁か柱に直接おまつりする
部屋の中央をきっちりと計測するのは素人には難しいです。
そのため、リビングのおおよその中央のエリアを探して方位を図り、壁または柱の高い位置に一陽来復を貼る場所があるかを確認しましょう。
賃貸物件の場合の一陽来復御守のおまつりの仕方や貼り方
一陽来復の壁への貼り方について、直接壁や柱に糊で貼り付けるのが基本になりますが、賃貸物件に住んでいる場合、壁紙や柱に直接糊を塗って貼り付けることはできません。
賃貸物件のマンションに住んでいる場合、壁や柱に直接貼り付けることができません。穴八幡宮に確認したところ、台紙を使って両面テープで貼り付けるのはOKとのことでした。
穴八幡宮の公式Twitterでも下記のように発表しています。
Q,事前に用意する上で御札にテープをあらかじめ貼って準備しても良いか
— 〈公式〉牛込髙田鎮座 穴八幡宮 (@anahachiman) December 31, 2021
A,問題ありません。全く違う時間に『壁へお祀りしてしまう』のは駄目ですが、事前にお祀りする準備としてあらかじめ糊やテープを御守に付けてご準備いただくのは問題ありません。
«続き»お祀りする時間になりましたらその上から糊で御守をお祀りください。
— 〈公式〉牛込髙田鎮座 穴八幡宮 (@anahachiman) December 31, 2021
台紙として使用する紙は色付きは避けていただき、『白い』紙が1番宜しい色ですのでご自身でご用意ください。
また、2023年から2024年の一陽来復御守の案内書に次のような文章が追記になりました。
止むを得ない御理由により直接壁か柱におまつりできない場合、事前に白い画用紙等を画鋲などで隙間なく壁か柱へ固定し、その上から時間通りに御守をおまつり下さい。
引用:一陽来復御守の説明書きより
一陽来復の案内書面にも賃貸物件対策の説明が追記されたので安心ですね!賃貸物件の壁に糊を直接塗らないようにしましょう!
上記から賃貸物件のマンション等に住んでいる人は、次のように準備しましょう。
- A4サイズの紙を2回折ると画像内の台紙のサイズになります。なお、台紙に使う紙の色は白い紙にしましょう。
- 台紙には画鋲を刺せるため、壁に台紙を貼り付ける際は台紙の上の二隅または上下四隅に画鋲を刺して、壁と台紙の間に隙間ができないようにします。
- 一陽来復をおまつりする日時になったら、壁に貼り付けている台紙に一陽来復を糊で貼り付けます。
※糊は粘着力が弱いものもあるため1年間もたない可能性が高いです。心配な場合は両面テープで貼り付けましょう。
※テープは被せるように使うのはだめですが、背面を両面テープで貼るのはOKです。
注意:壁に台紙を貼り付ける前に一陽来復のお守りを台紙に貼り付けてしまうのは間違いです。
貼り付けの順序はあくまでも先に壁に台紙を貼り付ける、そして当日に一陽来復を壁(台紙)に貼り付ける流れになります。
貼り方を間違えてしまうと「金銀融通の御守」としてのご利益を授かれませんので注意しましょう。
穴八幡宮の一陽来復の貼る時間は?
一陽来復をおまつりする時間も重要です。
穴八幡宮では次の期間に一陽来復のお守りを受けることができますが、おまつりする日時が決められています。
まず、下記の期間に穴八幡宮に足を運んで一陽来復のお守りを受けましょう。
穴八幡宮で一陽来復を受けることができる期間
- 2023年12月22日:午前5時~午後9時頃まで
- 2023年12月23日~12月31日:午前8時~午後6時半頃まで
- 2024年1月1日~2月3日:午前9時~午後4時半頃まで
一陽来復の説明書きにはおまつりする日時について次のように書かれています。
冬至、大晦日、節分の内、いずれかの日が終わり翌日に変わる瞬間である夜中の十二時丁度。令和五年度の場合、冬至「冬至(12月22日)から翌日(23日)」、大晦日「大晦日(12月31日)から元旦(1月1日)」、節分「節分(2月3日)から立春(2月4日)」。
引用:一陽来復御守の説明書きより
つまり、一陽来復を貼る正確な日時は次のようになります。
一陽来復をおまつりする日時
(貼り付ける日時)
- 冬至(2023年12月22日の夜12時ちょうど=23日に変わるタイミング)
- 大晦日(2023年12月31日の夜12時ちょうど=2024年1月1日に変わるタイミング)
- 節分(2024年2月3日の夜12時ちょうど=4日に変わるタイミング)
注意:冬至になる日、大晦日になる日、節分になる日は間違いです。
また、貼るタイミング自体も3回しかありませんので、必ず日時を間違えないようにしましょう。
穴八幡宮・一陽来復のよくある質問
- Q2023年~2024年に穴八幡宮で一陽来復を受けることができる期間はいつの予定ですか?
- A
2024年度(2023年冬至から2024年節分)は次の期間に穴八幡宮で一陽来復のお守りを受けることができます。
2023年12月22日:午前5時~午後9時頃まで
2023年12月23日~12月31日:午前8時~午後6時半頃まで
2024年1月1日~2月3日:午前9時~午後4時半頃まで
- Q2023年~2024年の穴八幡宮の一陽来復をおまつりする際に向ける方角は?
- A
2024年度(2023年冬至から2024年節分)の恵方は「東北東(真東より少し北側)の75度」になります。スマホのコンパスのアプリを使うと測りやすいです。
※つまり、西南西の方角の壁または柱に一陽来復の御守をおまつりします。
- Q2023年~2024年穴八幡宮の一陽来復をおまつりする日時はいつですか?
- A
2024年度(2023年冬至から2024年節分)の一陽来復のおまつりするタイミングは次の3回のいずれかとなります。
① 冬至(2023年12月22日の夜12時ちょうど=23日に変わるタイミング)
② 大晦日(2023年12月31日の夜12時ちょうど=2024年1月1日に変わるタイミング)
③ 節分(2024年2月3日の夜12時ちょうど=4日に変わるタイミング)
- Q穴八幡宮の一陽来復の貼り方はどのようにしますか?
- A
穴八幡宮の一陽来復御守の説明書きには次のように書かれています。
① おまつりする部屋の中心(日頃、御家族が集まるリビングなど)から方位を図り、来年の明きの方(恵方)に一陽来復の文字が向く様、申酉(真西から少し南寄りの方角)の壁か柱に、御本人含め御家族が御守を見下さない様になるべく高い位置におまつり下さい。
② 御守を分解する、鋲で刺す事、テープで御守の上から被せる様にしてはいけません。
③ 一旦おまつりになった御守は一年間動かさないでください。途中で落ちた場合や、引越等でやむを得ず外す際は、自宅の神棚に一時的に御納めいただき、なるべく早く当社へ御納めください。(一度落ちた、外した御守は再びおまつりすることはできません)
引用:一陽来復御守の説明書きより
以上となります。
穴八幡宮の一陽来復のご利益を授かるために正しい方法でお祭りしましょう。
それでは、良い一日を!