今度の海外旅行は東南アジア方面に一人旅をしてみたいと思ってるけど、初心者でも安心して一人旅できるところはどこだろう。
この記事は、そんな疑問に答えます。
- 東南アジアの一人旅でおさえておくポイント
- 東南アジアの一人旅におすすめの国5選
- 東南アジアの一人旅は自分を見つめ直す旅
こんにちは、ツバサです。
海外旅行をしていると、いつか一人旅にもチャレンジしてみたいと思うものですが、実際旅行会社のパッケージツアーを販売していると一人旅の申し込みは非常に多いです。
社会人になると友人と休みが合わなかったり、仕事から離れて1人になりたかったりと一人旅の需要は高まるばかりです。
僕の初めての一人旅はオーストラリア留学からの帰りにマレーシアにいる友人を訪ねてパンコールラウ島に行った時です。
ローカルのバスに揺られて、すごい所に来てしまったなという印象を今でも覚えています。
社会人になってからは旅行の知識も付いて、キャセイパシフィック航空を利用し、香港乗り継ぎでバンコクに向かい、バンコクエアウェイズのディスカバリーエアパスを使ってバンコク⇒チェンマイ⇒ルアンプラバン⇒バンコクと周遊しました。
チェンマイではカオソーイを食べるためだけに立ち寄ったなど、目的も自由でした。
この記事では、「東南アジアの一人旅におすすめな旅行先」を紹介します。
東南アジアの一人旅でおさえておくポイント
東南アジアの一人旅をする際におさえておくべきポイントがこちらです。
- 空港からの移動が安心してできるかどうか
- 街歩きを安心してできるかどうか
- リラックスした滞在ができるかどうか
- ローカルフードが美味しいかどうか
- 安かろう悪かろうは避ける
僕が一人旅する時はこの5つのポイントを大事にしています。
空港からの移動が安心してできるかどうか
海外旅行先で多いトラブルが、現地到着後の空港からの移動に関するトラブルです。主に空港からはタクシーを利用して市内に出ることになりますが、折角、飛行機を長時間乗って海外に来たというのに、その直後の移動でトラブルになってしまうと、その国や都市に対して不安になってしまい、楽しむことができなくなります。
僕の友人は現地到着後のタクシー移動で車内からドアが開かないタクシーに乗ってしまい、半拉致状態になりました。お金を払うまで降ろしてもらえないというトラブルに遭遇しました。
街歩きを安心してできるかどうか
一人旅をしていると、ご飯を食べる時や買い物をする時、そして観光をする時など、街をブラブラ歩き回ることが多くなります。その際に安心して街歩きができることが一人旅のポイントとなります。
例えば、観光局が街歩きマップを作っている都市や他国の旅行者も含めて街歩きをしている街などは、安心して街歩きができる観光地です。
どの海外でも裏路地には入らないことや夜中に一人で出歩かないことなどは守らないといけません。
リラックスした滞在ができるかどうか
街歩きも楽しいですが、海外旅行の醍醐味の1つとして、海外でのホテル滞在も重要です。そのため、美味しい食事を楽しめるホテルレストランや旅の疲れを癒すホテルスパはもちろん、大きなプールを目の前に日光浴をするなど、リラックスできるホテル選びが大切です。
東南アジアのホテルは料金的にもリーズナブルで、デラックスクラスのホテルに宿泊することはそこまでハードルが高くありません。
ローカルフードが美味しいかどうか
海外での食事を楽しむことは、海外旅行の楽しみの一つです。本場の味はやっぱり日本では味わえないものばかりです。
街歩き中や屋台で食べるローカルフードは、ガイドブックで写真を見ただけでも食べたくなります。普通に歩いていると見過ごしそうなローカルレストランがミュシュランの星を獲得していることもあります。
癖の強い味をしたローカルフードもありますが、日本人の口にも合うローカルフードはたくさんあります。
安かろう悪かろうは避ける
海外旅行に行く際、とにかく旅費を安くしたいと思いがちですが、お金を使うところはきちんと使った方がよいです。
日本は他の国に比べても非常にデフレの国です。
そのため、とにかく安いものでも、ある程度のクオリティがあるということに非常に慣れています。しかし、海外では安いものは本当にクオリティが悪いです。特にホテルに関しては気を付けましょう。
海外旅行では「安かろう悪かろう」は避けましょう。
東南アジアの一人旅におすすめの国5選
東南アジアの一人旅におすすめの国を見ていきましょう。
カンボジア・シュムリアップ
一人旅の人気都市と言えば、カンボジアのシュムリアップです。誰もが知る世界遺産アンコールワット遺跡があります。アンコールワット遺跡はスケールが大きく、目の前にして見ると圧巻です。
シュムリアップは空港から市内、市内からアンコールワットまでの距離も近く、移動がとてもしやすい街です。また、オールドマーケットやパブストリートのある市内の街歩きをしても楽しむことができます。
シュムリアップはホテル代金が非常に安く、1泊10,000円を出すとデラックスクラスのホテルに宿泊ができます。
ローカルフードはクメール料理になりますが、日本人の口に合う味付けが多いです。
ホテルスパも非常に安く、シュムリアップ滞在中は毎日マッサージを楽しめるくらいの価格です。
空港からの移動 | タクシーあるいはトゥクトゥクで移動します。市内が近いため、特にトラブルは多くありません。また、ホテルの送迎車を片道10ドル前後で手配が可能なため、不安な方はホテル送迎車を利用してもOKです。 |
街歩き | オールドマーケットを中心に街歩きを楽しむことができます。シュムリアップの繁華街は小さいため、1日は街歩き、1日はホテルでゆっくりなんていう過ごし方もできます。 |
ホテルライフ | ホテル代金がとにかく安く、デラックスクラスのホテルに宿泊することをおすすめします!世界遺産アンコールワット遺跡に近いホテルの場合、観光の際のホテルピックアップが最後になるため、ぎりぎりまでホテルでゆっくりできます。 |
ローカルフード | クメール料理は癖があまりない味付けのため、日本人の口にも合います。 |
フィリピン・ボラカイ島
一人旅でビーチリゾートに行くなら、フィリピンのボラカイ島がおすすめです。世界のベストアイランドとしても有名でフリースタイルに過ごせる島です。
ボラカイ島の隣にあるパナイ島の空港からの移動はローカルの交通手段でもあるトライシクルと乗り合いボートを使えば、簡単にボラカイ島に行くことができます。料金をぼられることもありません。
ボラカイ島には4キロもの長さのあるホワイトビーチがあり、ビーチ沿いにたくさんレストランやお土産屋が軒を連ねているため、ビーチ歩きを楽しむことができます。
ボラカイ島のホテルは、シャングリラボラカイリゾート&スパが断トツのおすすめです!綺麗なターコイズブルーの海を眺めながらのホテルライフは最高です。
ローカルフードはそこまでありませんが、各国の料理を楽しむことができます。
空港からの移動 | 空港からはトライシクルと乗り合いボートで移動します。移動に関してのトラブルもほぼ聞きません。 |
街歩き | ホワイトビーチのビーチ沿いにはたくさんのレストランやお土産屋があります。水着のまま散策ができるため、フリースタイルに過ごすことができます。 |
ホテルライフ | ボラカイ島に行くならホワイトビーチエリアに宿泊しがちですが、ホテルライフを楽しむならシャングリラボラカイリゾート&スパがおすすめです! |
ローカルフード | ローカルフードはあまりありませんが、イタリアンやギリシャ料理など多国籍なグルメを楽しむことができます。 |
★【完全ガイド】ボラカイ島のおすすめ観光&ホテル&レストラン
★【ボラカイ島完全ガイド】シャングリラボラカイが選ばれる理由
タイ・バンコク
タイのバンコクと言えば、バックパッカーの聖地「カオサン通り」がある街です。日本からタイへは年間約160万人もの日本人が訪れていることもあり、バンコクは日本人慣れしている街でもあります。格安航空会社(LCC)の就航が多いのも特徴です。
空港からはタクシーなどの車移動もありますが、エアポートレイルリンクという電車がバンコク市内まで走っているため、タクシートラブルなどの心配もありません。
バンコクの街歩きは、市内を走るBTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)を使えばいろんなところに行くことができます。市内にある王宮などへはタクシー又はトゥクトゥクを利用しなければなりません。
バンコクにあるホテルは非常に多く、インターナショナル系のホテルや日系ホテルもあります。一人旅ではBTSやMRTの駅に直結したホテルや駅から近いホテルを選べば安心です。また、サービスアパートメントが人気です。リーズナブルな料金でデラックスクラスホテル並みの客室に宿泊ができます。長期滞在にも最適です。
ローカルフードはというと、日本でも人気のタイ料理を本場の味として楽しむことができます。パッタイやカオマンガイ、ヤムウンセン、プーパッポンカリーなどグルメ通にはたまりません!
空港からの移動 | 空港からはエアポートレイルリンクを使うことができます。市内の中心地区へのアクセスはマッカサン駅でMRTに乗り換え、あるいはパヤタイ駅でBTSに乗り換えをすればOKです。 |
街歩き | BTSとMRTを使えば、バンコク市内の主要エリアにアクセスが可能です。王宮などの観光地へはタクシーあるいはトゥクトゥクを利用します。 |
ホテルライフ | ホテルの選択肢が多く、インターナショナル系ホテルも多いです。BTSやMRTの駅近くのホテルを選ぶと便利です。長期滞在する場合はサービスアパートメントがおすすめです。 |
ローカルフード | 本場のタイ料理を思う存分楽しむことができます。 |
マレーシア・ペナン島
意外に穴場なのがマレーシアのペナン島です。ペナン島といえば、世界遺産のジョージタウンがある島です。島だけにビーチリゾート地として思われがちですが、ペナン島の一番の面白さは街歩きです。
ペナン島には電車がないため、空港からはタクシーでジョージタウンなどのホテルのあるエリアまでアクセスします。特に料金をぼられることもないため、安心して移動ができます。
街歩きは、何と言ってもジョージタウンの街歩きです。ジョージタウンにはウォールアートがたくさんあり、街歩きをしながら鑑賞することができます。また、ローカルフードや屋台もたくさんあるため、食べ歩きも同時に楽しむことができます。たくさんの観光客が街歩きをしているため、安心して街歩きができます。
ペナン島のホテルは、イギリスの植民地時代を感じさせるイースタン&オリエンタルホテルがおすすめです。由緒あるホテルでアフタヌーンティを楽しむなどホテルライフも充実しています。また、ペナン島にはコロニアル系ホテルもたくさんあります。
ローカルフードは、ジョージタウン内にあるワンタンメンやお粥、屋台のジャンクフードなどどれも絶品です!ペナン島のご当地フードでもある牡蛎をタマゴで炒めたものも美味です。
空港からの移動 | ペナン島には電車がないため、タクシー移動となります。移動に関してのトラブルもほぼ聞きません。 |
街歩き | 世界遺産ジョージタウンの街歩きは、ウォールアートを鑑賞しながらジョージタウンの景観を楽しむことができます。また、食べ歩きも同時にできます。 |
ホテルライフ | ペナン島に行ったら、イギリスの植民地時代を感じさせるイースタン&オリエンタルホテルがおすすめ!また、ローカルの雰囲気を楽しむことができるコロニアルホテルもたくさんあります。 |
ローカルフード | ワンタンメンやお粥、屋台飯などローカルフードの魅力がいっぱいの街です。食べ歩きに最適です! |
ラオス・ルアンプラバン
ラオスのルアンプラバンは僕の海外旅行経験の中でもトップ3に入る街です。スローライフを感じることができる街並みと壮大なメコン川、早朝に行われる托鉢など、一人旅でも安心して旅行できる街です。ルアンプラバンは世界遺産にも登録されています。
ルアンプラバンの空港から市内までは車で15分程の距離となっており、とても近くアクセスがしやすいです。空港まで観光客を乗せてきたトゥクトゥクを拾って市内まで出ることはできないため、タクシーを利用して市内まで移動します。
ルアンプラバンの街歩きは、全く飽きないです。カフェでコーヒーを飲みながら、のどかな街並みを見ているだけでも癒されます。街のすぐ隣にはメコン川が流れており、壮大なスケールを間近で感じることができます。ルアンプラバンの街中をレンタル自転車で回るのも良いです。
ホテルは小規模のホテルが多くなりますが、ルアンプラバンにはなんと世界最高峰のホテルグループでもあるアマンリゾートが「アマンタカ」を運営しているなど、ホテルも注目をしているデスティネーションです。
ローカルフードは、タイのチェンマイやカンボジアと味付けが似ている食べ物が多いですが、フランスの植民地だったこともあり、カフェでフランスパンを食べることもできます。
空港からの移動 | 空港からはタクシー移動となります。移動に関してのトラブルもほぼ聞きません。 |
街歩き | 世界遺産ルアンプラバンは街歩きに最適です。レンタル自転車でメコン川沿いを走るのがおすすめです!街中で行われるナイトマーケットも魅力的です。 |
ホテルライフ | 「アマンタカ」があるなど、意外に高級リゾートもあります。ブティック系のホテルも多く、一人旅にもおすすめです! |
ローカルフード | ローカルフード以外にもフランスパンを扱うカフェも多く、のどかな街並みを見ながらコーヒーを飲むことがおすすめです! |
東南アジアの一人旅は自分を見つめ直す旅
東南アジアには、一人旅におすすめの国や都市がたくさんです。
特に上記に挙げた5つの都市は実際に旅行してみて、旅行前のイメージを良い意味で変えてくれました。
今ではどこも大好きな街です。
どの都市も4日~5日間もあれば、街歩きなどアクティブに過ごして、そしてホテルでゆっくりもできます。
友人と海外旅行をすることも楽しいですが、一人旅では現実から離れて自分のことを見つめ直すこともできます。
外の世界を見ることで、将来進むべき道を考えたり、今悩んでいることの小ささに気付いたりと自分自身と向き合う時間をたくさん持てる旅になります。
是非、一人旅にチャレンジしてみてください!
それでは、良い一日を!
デフレーション(英: Deflation)とは、物価が持続的に下落していく経済現象を指す。略してデフレと呼ぶ(日本語では物価収縮とも)。対義語には物価が持続的に上昇していく現象を指すインフレーション(英: Inflation)がある。