長野県は観光地がたくさんありそうで、どこに旅行したらいいのかとても迷うな。絶対行った方がいいおすすめの観光名所はあるのかな?
この記事は、そんな疑問に答えます。
- 長野県の絶対外せない観光名所
こんにちは、ツバサです。
関西人の僕にとっては、長野県と言えば「スキー」なんですが、上京してから長野県は自然や歴史、温泉などの宝庫であると知りました。
国宝の松本城なんてとても格好いいですよね!パワースポットの善光寺も素敵です!
この記事では、そんな長野県の観光の魅力を紹介したいと思います。
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長野県の絶対外せない観光名所
長野県に行ったら、ここだけは行っておいた方がよいという観光地が7カ所あります。
- 松本城
- 善光寺
- 諏訪湖&諏訪大社
- 懐古園
- 碌山美術館
- 旧開智学校
- 野尻湖
長野県に旅行に行ったら、必ず見るべき観光地は「松本城」です。日本に現存している天守閣は12個ありますが、その内の1つが松本城です。5重6階の天守閣は日本最古で国宝です!
松本市には最古の洋式小学校でもある「旧開智学校」があり、その一部は国宝となっています。
長野県のパワースポットでも有名な「善光寺」は、日本最古の仏像が安置されています。また、国宝に指定されている本堂や重要文化財に指定されている山門は圧巻の迫力です。
長野県で神が歩く道のように見れる「御神渡り(おみわたり)」の現象が起こる「諏訪湖」も人気の観光地です。また、「諏訪大社」では知る人ぞ知る「御柱祭(おんばしらさい)」が7年1度行われます。
長野県の小諸市(こもろし)にある「懐古園(かいこえん)」は、千曲川沿いにあり、酔月城と呼ばれた小諸城跡に作られた公園です。
長野県の安曇野市(あづみのし)には、近代彫刻の先駆者でもある荻原守衛の作品が展示されている「碌山美術館(ろくざんびじゅつかん)」があります。
新潟県の妙高に近い長野県北部にある「野尻湖」は、ナウマン象の化石が発掘されたことで有名です湖畔には「ナウマン象博物館」があります。
それでは、それぞれ見ていきましょう。
長野県の観光名所:現存する国宝の松本城
長野県松本市にある「松本城」は、日本に現存する12個のお城のうちの1つです。
国宝に指定されたのは1936年となります。別名は「深志城(ふかしじょう)」と呼ばれており、5重6階の漆黒のお城の外観は多くのお城ファンを魅了しています。
その5重6階の天守は日本最古の天守となっており、天守群は5つのエリアから構成されています。
大天守(だいてんしゅ)・乾小天守(いぬいこてんしゅ)・渡櫓(わたりやぐら)・辰巳附櫓(たつみつけやぐら)・月見櫓(つきみやぐら)の五棟となります。
長野県の観光名所:最強のパワースポットの善光寺
長野県長野市にある「善光寺」は、県内でも最強のパワースポットです。
善光寺にはインドから朝鮮半島百済国を経由して日本に渡ってきた日本最古の仏像「一光三尊阿弥陀如来様」が安置されています。
そのため、ご利益が多いことで知られており、年間の参拝者数が700万人を超すと言われています。(ちなみに明治神宮の年間参拝者数は約1000万人です)
善光寺の本堂は国宝に指定されており、その特徴はT字型の棟の形が鐘を叩く撞木(しゅもく)に似ていることから「撞木造り(しゅもくづくり)」と呼ばれています。
また、山門は重要文化財に指定されています。
善光寺の一大行事と言えば、7年に1度の行われる「御開帳」です。
御開帳は秘仏である御本尊様の分身として「前立本尊」様を本堂に安置して全国の人々にお参りいただく盛儀となります。
前回の御開帳が2015年だったため、次回は2022年となります。
時期は4月から5月にかけて行われます。
御開帳の際、本堂前に「回向柱(えこうばし)」が立てられ、その柱に触れるとご利益があると言われています。
長野県の観光名所:神が宿る諏訪湖と諏訪大社
長野県の諏訪湖では不思議な自然現象が起こります。
それは、「御神渡り(おみわたり)」です。
諏訪湖は毎年1月から2月の冬の季節に全面氷ります。その暑さは10センチ程になりますが、零下10度前後にまで冷え込むと「御神渡り」が起こります。
その現象は気温の変化によって氷が膨張と収縮を繰り返し、その際に湖面の氷が音を立てて山脈のように盛り上がります。
その山脈のように盛り上がった氷は、まるで神が通った後のような道になっています。
諏訪大社と言えば四社参りですが、諏訪大社でも7年に1度の特別行事のお祭りがあります。
それは、「御柱祭(おんばしらさい)」です。
御柱祭は宝殿の造り替え、そして御柱を選び、山から曳き、境内に建てる一連の行事のことを言います。
次回の御柱祭は2022年の4月から5月にかけて行われます。
長野県の観光名所:千曲川沿いに佇む懐古園
長野県小諸市の千曲川沿いに緑生い茂る公園があります。
それは「懐古園(かいこえん)」です。
懐古園は小諸城の跡に作られた公園で桜や紅葉の名所としても有名です。
小諸城は別名で「酔月城」や「穴城」として呼ばれています。その中でも穴城の由来は小諸城の門の場所は天守台よりも標高が高いところにあるため、城下町から小諸城に入る様子を見ると、まるで穴に入るように見えるため「穴城」と呼ばれていました。
懐古園は、日本さくら名所100選と日本の歴史公園100選に指定されています。
長野県の観光名所:碌山美術館
長野県安曇野市に近代彫刻の扉を開いた荻原守衛の作品と資料が保存されている「碌山美術館」があります。
なぜ「碌山」美術館というのかというと、荻原守衛は別名:荻原碌山として活動していました。
荻原守衛は近代彫刻の父と言われているロダンを師と仰ぎ彫刻を制作し続け、日本では東京の新宿にアトリエを構え、荻原碌山として彫刻家の活動をしていました。
そんな荻原碌山の作品や資料が碌山美術館に保管されています。
美術館の外観はレンガ造りの教会のようで近代彫刻家の美術館に相応しい佇まいです。
長野県の観光名所:近代学校建築の旧開智学校
長野県松本市には現存する日本最古の洋式小学校があります。
それは「旧開智学校」です。
明治初期に日本が文明開化に湧いていた時、洋風建築も日本にもたらされました。
しかし、日本の大工さんは洋風建築については全く知識がなかったため、洋風の建物があった先進地でもある神戸などに足を運び、洋風建築を見学して学んだそうです。
その知識を持ち帰り、洋風の建物を作り始めましたが、和風の要素も混じった建築がたくさんできました。
それを「擬洋風建築」といいます。
その代表例がこの「旧開智学校」です。この旧開智学校の校舎は2019年に国宝にしていされました。
長野県の観光名所:ナウマン象の化石が発掘された野尻湖
長野県の野尻湖と言えば、氷河時代の代表的な象でもある「ナウマン象」の化石が湖底から発見されたことで有名な湖です。
ナウマン象は360000年前から生息しており、28000年前に衰滅したと言われています。
そんなナウマン象の化石が日本の野尻湖にあったというのは驚きです!
湖畔にはナウマン象の化石が展示されている「ナウマン象博物館」があります。
野尻湖の形は芙蓉の花の形に似ていることから「芙蓉湖」とも言われています。
以上となります。
長野県の絶対外せない観光地を紹介しました。長野県の温泉や自然についての記事もまとめたいと思います。
それでは、良い一日を!
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