今度の週末に栃木県の日光に旅行に行きたいけど、日帰りで行くか1泊するか悩むな。旅館は安いのかな?温泉もたくさんあるし、観光地もたくさんあるし、どうしよう。
この記事は、そんな疑問に答えます。
・日光に行くなら日帰り?それとも1泊?
・日光鬼怒川温泉のおすすめ旅館は安い?
・日光のおすすめ観光地
こんにちは、ツバサです。
首都圏から気軽に行ける栃木県の日光は日帰りでも1泊でも楽しめる観光地です。
世界遺産の日光東照宮を含んだ日光の社寺や日本三名瀑の華厳の滝なども観光地はもちろん、鬼怒川温泉や川治温泉もあり、週末を過ごすにはとてもおすすめです。
そんな人気の観光地でもある日光の旅館は少しお高いイメージがあります。
この記事では、そんな日光に日帰り旅行と1泊旅行のモデルプランや日光の旅館は安いのかどうか、おすすめ観光地などを紹介します。
日光に行くなら日帰り?それとも1泊?
首都圏、特に都内から日光に行く場合は、朝から晩まで使えば日帰りでも行けます。
日光でゆっくり温泉に入りたい場合は1泊がおすすめです。
日光日帰りモデルコース
都内から日光に行く場合、浅草から電車1本で日光まで行くことができます。
07:00 | 浅草駅から特急けごんにて出発 |
08:56 | 東武日光駅到着 |
バスにて日光東照宮へ | |
09:15~11:00 | 日光東照宮見学 |
バスにて中禅寺温泉へ | |
12:00~13:30 | 華厳の滝&中禅寺湖見学(ランチ) |
バスにて竜頭の滝へ | |
14:00~14:30 | 竜頭の滝見学 |
バスにて湯滝へ | |
15:00~15:30 | 湯滝見学 |
バスにて湯元温泉へ | |
16:00~18:00 | 湯本温泉&ディナー |
バスにて東武日光駅へ | |
19:07 | 東武日光駅出発 |
21:05 | 浅草駅到着 |
湯元温泉での日帰り温泉施設は奥日光高原ホテル(バス停から徒歩5分)がおすすめです!
1泊2日モデルコース
1泊2日の場合は、1日目に日光の西側、2日目に東側を観光すると効率よく回ることができます。
【1日目】 | |
07:00 | 浅草駅から特急けごんにて出発 |
08:56 | 東武日光駅到着 |
バスにて華厳の滝&中禅寺湖へ | |
10:00~12:30 | 華厳の滝&中禅寺湖見学(ランチ) |
バスにて日光東照宮へ | |
13:30~15:30 | 日光東照宮見学 |
バスにて東武日光駅へ | |
16:00 | 電車にて鬼怒川温泉へ |
16:30 | 鬼怒川温泉到着 |
17:00 | 旅館へチェックイン |
ディナー&温泉 |
【2日目】 | |
09:00 | 徒歩にて鬼怒楯岩大吊橋へ |
10:30 | 鬼怒川ライン下り体験 |
12:00~14:00 | 日帰り温泉&ランチ |
鬼怒川温泉駅へ | |
15:06 | 特急きぬがわにて出発 |
17:19 | 新宿駅到着 |
日光鬼怒川温泉のおすすめ旅館は安い?
日光に宿泊するなら、やっぱり鬼怒川に近い温泉宿がおすすめです。
鬼怒川温泉と聞くとお高いイメージがありますが、実際の宿泊料金はいくらくらいなのか、高いのか安いのかを見てみましょう!
ここでは人気の温泉宿を3軒紹介します。
1位:鬼怒川金谷ホテル
- 創業者は近代ホテルの立役者でもある金谷鮮治氏
- 渓谷の自然美を楽しめる絶景ビューの客室
- 四季折々の旬の素材を味わえる金谷流会席
- 四季に合わせた季節風呂を体験できる
- 美学に溢れたダンディズムの世界観
- モダンで洗練された空間とサービスが定評
- 和のラグジュアリーリゾート
- 宿泊したら百年ライスカレーを食べよう!
鬼怒川金谷ホテルは旅館のタイプとは少し違いますが、とても歴史があり、人気のホテルです。
一番安い時期で1泊1人33000円くらいからです。
少し高めで安くはありませんが、日光の歴史あるホテルに泊まると日光の歴史を感じながら滞在ができます。
2位:静寂とまごころの宿 七重八重
- 鬼怒川沿いに佇む温泉宿
- 露天風呂で渓谷美を眺めることができる
- 川側にある客室からは絶景ビューを楽しめる
- 日光名産の湯波や岩魚などを使った和風会席は美味
- 女将さんのホスピタリティが抜群に良い
七重八重は意外と安く宿泊することができます。
一番安い時期で1人1泊15000円くらいからとなっており、鬼怒川の自然の雰囲気を感じながら、温泉を満喫することができます。
3位:あさや
- 鬼怒川温泉にある大型の温泉宿
- カップルや女性同士、ファミリーまで幅広い層に人気
- 満天の星空を見ることができる空中庭園露天風呂
- 朝食は60種類、夕食は100種類のビュッフェが人気
あさやは大型の温泉ホテルになります。
ホテル内でいろんな施設を楽しみたい人や大人数で温泉旅行を楽しみたい人にはとてもおすすめです。
あさやもリーズナブルな料金で時期にもよりますが、1人1泊15000円くらいから宿泊できます!
日光のおすすめ観光地
日光のおすすめ観光地を3つのエリアに分けて見ていきましょう。
- 日光の社寺エリア
- 奥日光エリア
- 鬼怒川温泉エリア
どのエリアも訪れたいエリアばかりです。
日光の社寺エリア
日光の社寺エリアといえば、世界遺産に登録されている有名な神社とお寺が3つあります。
- 日光東照宮
- 輪王寺
- 二荒山神社
これらの神社とお寺は「日光の社寺」として1999年に世界遺産に登録されました。
日光に足を運んだら、必ず訪れてみましょう。
① 日光東照宮
世界遺産「日光の社寺」の代表的存在でもある日光東照宮。
徳川家の三代将軍の徳川家光が徳川家康を祀るために建造した神社です。
境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物があります。
その中でも代表的なものは、見ていると日が暮れてしまうと言われている日暮門の別名が付けられている「陽明門」や見ざる言わざる聞かざるの「三猿」、日本で最も有名な「眠り猫」です。
② 輪王寺
日光山の中心寺院として有名なお寺が輪王寺です。
1200年以上も前に日光開山の祖である勝道上人が四本龍寺を建てたのが始まりと言われています。また、天台宗三本山のひとつに数えられおり、日光山全体を統合していました。
大猷院(たいゆういん)には、徳川家光の霊廟(お墓)があります。
日光山最大の木造建造物の三仏堂には、男体山の千手観音、女峰山の阿弥陀如来、太郎山の馬頭観音が祀られています。
また、輪王寺では毎年4月に「強飯式」のお祭りが行われます。
お茶碗にご飯を盛りつけるのですが、日本昔話盛りですごい山のような量のご飯を見ることができます。
③ 二荒山神社
二荒山神社(にたらさんじんじゃ)は、日光山信仰の始まりとなった古社で下野国の一の宮としてうやまわれています。
※一の宮は最上位の格。
また、二荒山神社は男体山、女峰山の神を祀っており、「縁結び」で有名な神社です。
奥日光エリア
奥日光のエリアは、湖や滝、湿原などの大自然が広がっています。
紅葉の綺麗ないろは坂の途中には華厳の滝、坂を超えると中禅寺湖が広がっています。
その他にも竜頭の滝や湯滝などがあり、さらに奥には国民保養温泉地第一号にも選ばれている湯元温泉があります。
湯元温泉のエリアには温泉神社もあります
④ 華厳の滝
華厳の滝は日本三名瀑の1つで、高さ97メートルから中禅寺湖の水が流れ落ちる壮大な滝です。
エレベーターでアクセスができる観爆台からは爆音と共に水しぶきが弾ける様子を見ることができます。豪快な滝の姿は迫力満点です。
冬のシーズンの1月から2月にかけては、十二滝と呼ばれる細い小滝が凍るため滝全体がブルーアイスに彩られます。
⑤ 中禅寺湖
2万年前に男体山が噴火して、溶岩が渓谷でせき止められてできたと言われている中禅寺湖は周囲約25キロ、最大深度163メートルの大きな湖です。
四季折々に見せる中禅寺湖と周辺の山々の様子が魅力です。春や夏には緑が美しく、秋には紅葉が彩り、冬には真っ白に染まるという季節を感じることができるエリアです。
中禅寺湖ではクルーズも楽しむことができ、約55分のクルーズで中禅寺湖1周を楽しむことができます。
日光市街と中禅寺湖を結ぶカーブの多い道路「いろは坂」の上り専用の坂の途中に「明智平ロープウェイ&明智平展望台」があります。展望台からの景色は華厳の滝と中禅寺湖を眺めることができる絶景です。
⑥ 竜頭の滝
奥日光三名瀑の1つと言われている竜頭の滝は、男体山の噴火によってできた溶岩の上を210メートルにわたって流れ落ちる滝です。
滝の幅は約10メートルですが、階段状の岩場を勢いよく流れ落ちる様子は圧巻です。
竜頭の滝のエリアは日光のエリアでも一番早く紅葉が始まると言われており、9月下旬や10月上旬ごろから木々が赤く染まり始めます。紅葉のシーズンの竜頭の滝の景色はとても綺麗です。
⑦ 湯滝
中禅寺湖をさらに奥日光の方に向かうと湯ノ湖があり、その湯ノ湖の南側に湯滝があります。
湯滝は高さ70メートル、長さ110メートルもあり、傾斜面を勢いよく流れ落ちる滝です。
滝壺の目の前には観瀑台がり、観瀑台に向かって流れ落ちてくる様子がとても迫力あります。
湯滝はラムサール条約の登録湿地でもある戦場ヶ原からのハイキングコースの途中にあるため、戦場ヶ原から湯滝までハイキングするのもよいです。
⑧ 湯元温泉
奥日光にある湯元温泉は国民保養温泉地第一号の温泉地です。
788年に日光山輪王寺を建立した勝道上人が発し、それ以来、湯元温泉は湯治場として親しまれてきました。
湯元温泉のエリアには輪王寺の別院の温泉寺があります。温泉寺にはその名の通り温泉があり、誰でも参篭して温泉にはいることができることから、とても珍しいお寺です。
鬼怒川温泉エリア
⑨ 鬼怒楯岩大吊橋
鬼怒川温泉のエリアにある吊橋が鬼怒楯岩大吊橋(きぬたていわおおつりばし)です。
鬼怒楯岩大吊橋は鬼怒川温泉街と名勝「楯岩(たていわ)」をつなぐ全長140メートル、高さ37メートルの吊橋です。
鬼怒楯岩大吊橋から鬼怒川上流を見ると高さ70メートルもある楯岩がそびえ立ち、吊橋の下を流れる鬼怒川を見ると観光客に人気の鬼怒川ライン下りの様子も見ることができます。
鬼怒楯岩大吊橋を渡ると周辺には徒歩圏内で楯岩展望台や岩鬼怒姫神社、底まで透き通った小釜の滝があります。
⑩ 鬼怒川ライン下り
鬼怒川温泉のエリアに行ったら体験したいアクティビティが鬼怒川ライン下りです。
鬼怒川ライン下りの乗船場所は鬼怒川温泉街、下船場所は大瀞港で乗船時間は約40分です。下船場所から鬼怒川温泉街までは無料シャトルバスで30分で戻ってこれます。
乗船中に見ることができるのは楯岩、象岩、ゴリラ岩、軍艦岩、積木岩などです。また、鬼怒川エリアに生息する鳥や魚、花なども見ることができます。
⑪ 龍王峡(マップ外)
鬼怒川温泉エリアに行ったら、鬼怒川の上流にある人気の渓谷「龍王峡」に行って、ハイキングしてみてもよいです。
龍王峡には鬼怒川の綺麗な川の流れと奇岩怪石の自然景観美を楽しむことができるエリアです。
2200万年前に海底火山によって噴出した火山岩が鬼怒川の流れによって浸食され、今の絶景になったと言われています。
その景観はまるで龍のような姿に見えることから龍王峡と名付けられました。
龍王峡にはハイキングコースが整備されており、龍王峡から川治温泉までの約7キロを約4時間で歩くことができます。
参考資料:日光市観光協会 龍王峡ハイキングマップ
以上となります。
週末を利用して日光まで足を運んで、大自然や温泉を満喫しましょう。
それでは、良い一日を!
日本三名瀑
・日光の華厳の滝
・茨城の袋田の滝
・和歌山の那智の滝