合格者が教える!国内・総合旅行業務取扱管理者の難易度や合格率は?

合格者が教える!国内・総合旅行業務取扱管理者の難易度や合格率は?総合旅行業務取扱管理者

旅行に関する国家資格でもある国内旅行業務取扱管理者や総合旅行業務取扱管理者の試験の難易度や合格率はどれくらいなんだろう?いろんな科目が試験にあるみたいだし、合格している人は少ないのかな。

この記事は、そんな疑問に答えます。

本記事の内容
  • 国内・総合旅行業務取扱管理者の国家試験の難易度や合格率は?

こんにちは、ツバサです。

旅行業の国家資格と言えば、国内旅行業務取扱管理者総合旅行業務取扱管理者があります。

法令や約款、国内旅行実務や海外旅行実務と多岐に渡る科目が出題されるため、しっかりと勉強しないと合格できません。

受験前に気になることと言えば、試験の難易度や合格率です。

この記事では、国内旅行業務取扱管理者と総合旅行業務取扱管理者の国家試験の難易度や合格率について詳しく解説します。

この記事を書いている人

ブログ運営者のツバサです。総合旅行業務取扱管理者、国内旅行業務取扱管理者共に全科目受験で同年に1発合格。国内旅行業務取扱管理者の試験は90%の正答率、総合旅行業務取扱管理者の試験では85%の正答率でした。格段にレベルが上がったと言われている2020年度の総合旅行業務取扱管理者の海外実務では200点満点中、自己採点で175点を獲得。

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国内・総合旅行業務取扱管理者の国家試験の難易度や合格率は?

国内・総合旅行業務取扱管理者の国家試験の難易度や合格率は?

国内・総合旅行業務取扱管理者って何?

旅行業を営む際に必ず営業所に1人、国内旅行業務取扱管理者あるいは総合旅行業務取扱管理者を選任して置かなければなりません。

※取り扱う旅行商品により国内旅行業務取扱管理者が必要なのか、総合旅行業務取扱管理者が必要なのかが異なります。

国内旅行業務取扱管理者や総合旅行業務取扱管理者の職務は、全部で10個あります。

旅行業取扱管理者の職務
  1. 旅行に関する計画の作成に関する事項
  2. 旅行業務の取扱い料金の掲示に関する事項
  3. 旅行業約款の掲示及び備置きに関する事項
  4. 取引条件の説明に関する事項
  5. 契約書面の交付に関する事項
  6. 企画旅行の広告に関する事項
  7. 運送等サービスの確実な提供等企画旅行の円滑な実施に関する事項
  8. 旅行に関する苦情の処理に関する事項
  9. 契約締結の年月日、契約の相手方その他の契約の内容に係る重要な事項についての明確な記録又は関係書類の保管に関する事項
  10. 取引の公正、旅行の安全及び旅行者の利便を確保するため必要な事項として観光庁長官が定める事項

つまり、旅行契約に関する事務や旅行の企画造成、旅程管理業務に関する事項等の管理・監督を行うことが職務に当たり、国家資格となっています。

国内・総合旅行業務取扱管理者の過去5年間の合格率は?

毎年、試験は国内旅行業務取扱管理者が9月上旬、総合旅行業務取扱管理者は10月上旬に実施されます。

実際にどれくらいの人が受験をして、どれくらいの人が合格をしているのかを見ていきましょう。

■国内旅行業務取扱管理者
年度受験者数合格者合格率
平成28年度15352人5081人33.1%
平成29年度14938人5768人38.6%
平成30年度14327人5674人39.6%
令和元年度13946人5645人40.5%
令和2年度11881人4499人37.9%
■総合旅行業務取扱管理者
年度受験者数合格者合格率
平成28年度10517人2750人26.1%
平成29年度9950人2324人23.4%
平成30年度9396人2549人27.1%
令和元年度3878人1161人29.9%
令和2年度10378人4225人40.7%

※令和元年度の総合旅行業務取扱管理者の国家試験では、東京会場と宮城会場が台風の影響により中止となったため、受験者数が大幅に少なくなっています。

比較的、国内旅行業務取扱管理者の国家試験の方が合格率が高くなります。

国内・総合旅行業務取扱管理者の国家試験では、前年の試験結果により、翌年の受験科目が一部免除になる場合もあります。

令和元年度の総合旅行業務取扱管理者の東京地区と宮城地区の試験は、台風で開催ができなかったため、令和2年度のそれぞれの地区の受験者数は多くなりました。

2年越しで受験した人も多かったと思われ、令和2年度の総合旅行業務取扱管理者の合格率を引き上げたのだと思われます。

それでは、受験区分別で合格率を見ていきましょう。

国内・総合旅行業務取扱管理者の受験区分別の合格率は?

前年の試験で6割以上の点数が取れた科目は翌年の試験の際に免除対象となり、また国内旅行業務取扱管理者に合格している人は総合旅行業務取扱管理者の国家試験の際に2科目免除となります。

それにより、全科目受験よりも一部科目免除受験の方が合格率が高くなっています。

■国内旅行業務取扱管理者
年度受験区分受験者数合格者合格率
平成28年度全科目14469人4641人32.1%
免除753人438人58.2%
平成29年度全科目13772人4958人36.0%
免除1166人810人69.5%
平成30年度全科目13550人5188人38.3%
免除777人486人62.5%
令和元年度全科目13103人5122人39.1%
免除A833人517人62.1%
免除B10人6人60.0%
令和2年度全科目11181人4031人36.1%
免除A678人453人66.8%
免除B22人15人68.2%
免除C0人0人0%

※免除A:法令と約款のみ
※免除B:約款と国内旅行実務のみ
※免除C:約款のみ

■総合旅行業務取扱管理者
年度受験区分受験者数合格者合格率
平成28年度全科目5437人696人12.8%
免除B422人115人27.3%
免除C479人71人14.8%
免除D1499人1022人68.2%
免除E2314人512人22.1%
免除F366人334人91.3%
平成29年度全科目4936人432人8.8%
免除B385人37人9.6%
免除C560人80人14.3%
免除D1343人994人74.0%
免除E2472人554人22.4%
免除F254人227人89.4%
平成30年度全科目4512人495人11.0%
免除B217人50人23.0%
免除C412人47人11.4%
免除D1328人723人54.4%
免除E2618人947人36.2%
免除F309人287人92.9%
令和元年度全科目1825人237人13.0%
免除B107人29人27.1%
免除C206人27人13.1%
免除D572人411人71.9%
免除E1002人305人30.4%
免除F164人152人92.7%
免除G0人0人0%
令和2年度全科目4086人756人18.5%
免除B231人115人49.8%
免除C414人41人9.9%
免除D2119人1659人78.3%
免除E3008人1162人38.6%
免除F516人490人95.0%
免除G4人2人5.0%

※免除B=業法、約款、国内旅行実務のみ
※免除C=業法、約款、海外旅行実務のみ
※免除D=業法、約款のみ
※免除E=約款、海外旅行実務のみ
※免除F=約款のみ
※免除G=約款、国内旅行実務、海外旅行実務のみ

国内旅行業務取扱管理者も総合旅行業務取扱管理者も全科目受験の場合はとても合格率が低いことが分かります。

特に総合旅行業務取扱管理者の全科目受験は合格率が10%前後となり、難易度がとても上がります。

また、総合旅行業務取扱管理者の免除Cの受験区分でも合格率が低くなります。

国内・総合旅行業務取扱管理者の職業別の合格率は?

国内旅行業務取扱管理者及び総合旅行業務取扱管理者の国家試験では、どんな職業の人に合格者が多いのかも見ていきましょう。

■令和2年度・国内旅行業務取扱管理者
職業区分受験者数合格者合格率
旅行業1893人601人13.4%
運送業676人220人4.9%
宿泊業593人136人3.0%
観光業617人194人4.3%
会社員3023人1079人24.0%
学生6437人1760人39.1%
その他1202人509人11.3%

国内旅行業務取扱管理者の国家試験では、断トツで学生の合格率が高い結果となっています。

続いて、会社員、旅行業の順になっています。

総合旅行業務取扱管理者の全科目受験の職業区分も見てみましょう。

■令和2年度・総合旅行業務取扱管理者(全体
職業区分受験者数合格者合格率
旅行業4797人2418人51.4%
旅行業者代理業109人36人33.0%
旅行関連業531人170人32.0%
上記以外の会社員1500人500人33.3%
自営業194人70人36.1%
大学生1366人428人31.3%
専門学生1079人307人28.5%
その他892人296人33.2%

上記は全科目受験及び科目免除受験を全部含めた全体の結果です。

総合旅行業務取扱管理者の全体的な結果では旅行業の合格者が一番多い結果となりました。

続いて、全科目受験の場合を見てみましょう。

■令和2年度・総合旅行業務取扱管理者(全科目受験
職業区分受験者数合格者合格率
旅行業1155人209人18.1%
旅行業者代理業36人2人5.6%
旅行関連業275人53人19.3%
上記以外の会社員719人162人22.5%
自営業123人25人20.3%
大学生739人99人13.4%
専門学生560人96人17.1%
その他479人110人23.0%

令和2年度の総合旅行業務取扱管理者の全科目受験では、旅行業以外の社会人が一番合格率が高くなりました。

国内・総合旅行業務取扱管理者の合格率を高める攻略は?

合格率のデータを見る限り、科目免除の受験区分の合格率が高いことや学生の合格率が高いことが分かりました。

データから見る合格率
  • 全科目受験は合格率が低い
  • 科目免除での受験は合格率が高い
  • 全科目受験は専門学生が断トツの合格率の高さ

科目免除の場合は受験する科目が単純に減るため、勉強も集中してできるため、合格率が上がります。

しかし、2年がかりの受験、あるいはそれ以上の年数を掛けている場合があるため、気持ち的に受験の意欲が続くかが問題です。

できれば、国家試験と言っても一発で合格したいものです。

毎年、学生や専門学生の合格者数が多いのは、学校で国家試験対策の授業があり、出題傾向の対策や模擬試験ができるため、しっかりと準備をした上で試験に臨めるからです。

つまり、市販の参考書や問題集だけの勉強では試験範囲が広いため、対策等も立てれないまま受験に臨んでしまい、結果不合格になるパターンが多いということです。

また、総合旅行業務取扱管理者の合格率を見てみても、「海外旅行実務」が受験科目に入っている受験区分の合格率は低くなっています。

海外旅行実務は語学(英語)問題もあるため、対策必須となっています。

国内・総合旅行業務取扱管理者の効率の良い勉強の仕方

国内・総合旅行業務取扱管理者の効率の良い勉強の仕方

僕自身、同年に国内旅行業務取扱管理者と総合旅行業務取扱管理者共に全科目受験で一発合格しました。

その時の勉強の仕方は、「市販の参考書や問題集で自習」+「週末土曜日だけ資格学校に通う」というものでした。

「市販の参考書や問題集で自習」は、とにかくたくさんの問題を解きたかったのでいろんな問題集をやりました。

「週末土曜日だけ資格学校に通う」は、毎年の出題傾向を知ることや模擬試験で実践さながらの問題を体験したかったので土曜日だけ通いました。

また、資格学校に通うことで質問も気軽にできたことで疑問点もすぐに解消できました。

もし市販の参考書や問題集だけでは一発合格できなかったかもしれません。

僕が使った参考書や問題集は、「合格者が使っている総合旅行業務取扱管理者のおすすめ参考書・問題集・テキスト」の記事を見てみてください。

資格学校については実際に通うとなると地理的な問題もあるかと思うので、資格学校の通信教育を使うことで出題傾向や問題演習を増やすと良いです。

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試験勉強をスタートするのは一日でも早い方がよいです。

そして、なるべく早い段階で問題を解き、繰り返し演習問題をして慣れていくことが大切です。

問題をたくさんすればするほど、出題の仕方やどこがポイントになりやすいかが分かってきます。

国家試験の勉強を2年や3年するのではなく、できれば1年で一発合格しましょう!

それでは、良い一日を!