旅行ブログ最初は読まれない?アクセス数が少ない理由は1つです!

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旅行ブログ最初は読まれない?アクセス数が少ない理由は1つです! 旅行ブログの始め方

旅行ブログを始めたけど、全然アクセスが増えなくて悲しい。毎日記事を書いているけど意味はあるのかな。どうやったらアクセスが増えるのだろう?

この記事は、そんな疑問に答えます。

本記事の内容

ツナグ旅では旅行ブログの始め方について7記事にわたって解説しています。

(1)旅行ブログの始め方
(2)旅行ブログの書き方
(3)旅行ブログ用のフリー画像
(4)旅行ブログ用のアフィリエイト
(5)旅行ブログのアクセスが増えない理由
(6)旅行ブログのアクセスを増やす方法
(7)旅行ブログの検索順位チェックの必須ツール

この記事では(5)を解説しています。

こんにちは、ツバサです。

最近、旅行ブログをやっている人も多く、いろんな観光地の記事をインターネットで探すことができます。

観光地宿泊施設の特徴や写真を見ることができるので、有益な情報もとても多いです。

しかし、旅行ブログをやっていてもなかなかアクセス数が増えず、記事を読んでもらえないという人も多いのも事実です。

僕自身もこのツナグ旅を運営していて、最初の頃は全然アクセス数もなく、記事を読んでもらえない日々が続きました。

現在は多い月で30,000人がサイトに訪れ、月間の最高PVは53,000あります。

この記事では、旅行ブログの読まれない理由を中心に解説したいと思います。

ブログ 読まれない

この記事を書いている人

旅行系ブログ「ツナグ旅」の運営をしているツバサです。2022年のブログ収益は7桁、単月の最高発生額は895,729円。1か月の最高訪問者数は97,357人、最高PVは206,644PVになります。流入は85%がオーガニック、1記事の最高PVは1日で22,463PVを記録。また、検索エンジンで上位表示(1~3位)しているキーワードは約300キーワードあります。旅ブログの受賞歴は、A8メディアオブザイヤー2022旅行/地域/お出掛け部門1位、2021旅行/地域/お出掛け部門2位、2020旅行/地域/お出掛け部門3位、A8 Base記事コンテスト最優秀賞受賞、2021年Lipppu投稿キャンペーン最優秀賞1回、優秀賞1回受賞を取りました。

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旅行ブログが読まれない理由とは?

旅行ブログを運営していると、毎日どれくらいの人が記事を読んでくれているのかが気になります。

1日5人とか1日10人とかが続くと、記事を書くモチベーションが低下してしまうこともあります。

旅行ブログが読まれない理由は一体何なのかと言うと理由は1つです。

それは、記事の「キーワード選定」が間違っているからです。

まずはインターネット検索の流れについて全体図を簡単に説明します。

ブログ 読まれない

インターネットで何かを検索する際、グーグルやヤフーを使って検索をしますが、必ずキーワードを入力します。

例えば、東京の新宿にあるホテルを調べる際、「新宿 ホテル」や「東京 新宿 ホテル」などのキーワードをグーグルやヤフーの検索ボックスに入力します。

そのキーワードに関連した記事が数万、数十万、数百万と検索結果に表示されます。

この検索キーワードには検索ボリュームといって、どれくらいの人がそのキーワードを使って検索をしているかという指標があり、キーワードによっては月に10人しか検索されないものや月に1000人も検索しているものもあります。

検索キーワードを入力する際、ユーザーは必ず疑問があるため検索をしており、例えば、「日光 旅館 おすすめ」の検索キーワードを入力して検索をする際、ユーザーは次のような疑問を持っています。

  • 日光にはどんな旅館があるのだろうか
  • 日光にはおすすめの旅館があるのだろうか
  • 日光にはどんな人気の旅館があるのだろうか
  • 日光には口コミの良い旅館はあるのだろうか

など、様々な疑問です。

これらの疑問に対して、記事内できちんと「答え」を書いているのかどうかをグーグルなどの検索サイトはAIを使ってチェックし、検索結果の表示の順位を決めています。

それでは、その検索キーワードについて解説していきます。

旅行メディアの多さとその特徴

旅行系の検索キーワードでよく使われるものは、例えば次のようなものです。

旅行系の人気キーワードの例

・都市名+ホテル+おすすめ

・都市名+ホテル+安い

・都市名+ホテル+朝食

・都市名+ホテル+温泉

・都市名+ホテル+ホテル名

・都市名+温泉+おすすめ

・都市名+温泉+旅館

・都市名+温泉+おすすめ+旅館

・都市名+温泉+おすすめ+日帰り

・都市名+観光+スポット

・都市名+観光+おすすめ

・都市名+観光+穴場

・都市名+観光+ルート

・都市名+観光+マップ

・都市名+観光+日帰り

あくまでも一例ですが、旅行先のホテルや旅館、観光地の情報を検索する際、上記のような検索キーワードを使うことが多く、検索ボリュームも月に100~1000や1000~10000と非常に多いです。

実際に検索してみると多くの旅行系メディアホテル予約サイトが検索結果に表示されます。

例えば、楽天トラベルじゃらんLINEトラベル一休リトリップアソビュー旅チャンネルなどの有名な旅行系メディアやホテル予約サイトです。

検索ボリュームの多いキーワードで検索をすると同じような旅行系メディアやホテル予約サイトが毎回検索結果に表示されます。

それは、旅行系メディアやホテル予約サイトが人気の検索キーワードをしっかり狙って、サイトを作って記事を書いているためです。

「日光 観光 おすすめ」のキーワードで検索した場合ブログ 読まれない

検索結果の1ページ目には、楽天トラベル、アソビュー、じゃらん、一休、リトリップのサイトが上位表示されており、個人ブログは1つも入っていません。

このように大手旅行系メディアやホテル予約サイトが上位表示されている検索キーワードに対して、個人ブログが同じ検索キーワードを狙って記事を書いても上位表示をさせることはとても難しいです。

初心者ブロガーの多くがこのような人気のキーワードを選んでしまい、上位表示ができず、結果ブログの記事を読んでもらえない状況になっています。

また、検索結果の1ページ目に記事が表示されればユーザーに読まれる可能性が高いですが、5ページ目、6ページ目に表示されているとほぼ読まれません。

実際に自分自身が何かを検索をした際、検索結果の5ページ目や6ページ目まで確認するかというとしないですよね。

上位表示するにはいろんな要素があり、例えば、記事の内容はもちろん、サイトのドメインパワーや被リンクの数といった専門的なことも関わってきます。

そのため、個人ブログの記事を上位表示させるには検索キーワードをずらすことが大切です。

ここまでのまとめ

・旅行系の人気キーワードは旅行系メディアやホテル予約サイトが検索結果に表示されることがほとんど

・ユーザーは検索結果のページを2ページくらいまでしか読まない

・個人ブログは旅行系メディアやホテル予約サイトには敵わない

・検索結果の上位表示をするにはいろんな要素がある

・個人ブログは検索キーワードをずらすことが大切

旅行系のキーワード選定がポイント

記事を書く際、「キーワードの選定」がとても重要になります。

どの検索キーワードを狙って記事を書くのかということが大切で、さらに旅行系メディアやホテル検索サイトが検索結果に表示されていない検索キーワードを探すことが重要です。

初心者ブロガーが検索キーワードを選ぶ際のポイントは次の通りです。

キーワード選定のポイント

・検索ボリューム「10~100」のキーワードを狙う

・全一致キーワードの記事数が少ないキーワードを狙う

初心者ブロガーは必ずこの2つを覚えましょう。

特に「全一致キーワードの記事数が少ないキーワードを狙う」を実践することで上位表示を狙えます。

それぞれ具体例を挙げながら詳しく解説していきます。

検索ボリューム「10~100」のキーワードを狙う

検索キーワードには検索ボリュームがありますが、ボリュームゾーンは次のように分かれます。

検索ボリューム

・0~10:月に最大10人程が検索する

・10~100:月に最大100人程が検索する

・100~1000:月に最大1000人程が検索する

・1000~10000:月に最大10000人程が検索する

基本的には検索ボリュームが少ない程、上位表示を狙いやすく、検索ボリュームが多い程、上位表示が難しいです。

※検索ボリュームの調べ方はグーグルのキーワードプランナーを使いますが、ここでは使い方の説明を割愛します。

旅行系メディアやホテル予約サイトは検索ボリュームの多いキーワードをたくさん狙っているため、個人ブログの場合は検索ボリュームが少ないキーワードを狙うとよいです。

それは、個人ブログはサイト自体の記事数が少なかったり、サイトのドメインパワー(サイトのアドレスの強さ)が弱いことが多いためです。

ただし、「0~10」の検索ボリュームのキーワードを狙っても月に最大10人程しか検索しないので、上位表示ができたとしてもブログに訪れてくれるユーザーはとても少ないです。

そのため、まずは「10~100」の検索ボリュームのキーワードを狙うとよいです。

初心者ブロガーの場合、「都市名+観光+スポット」や「都市名+ホテル+おすすめ」のような検索ボリュームの多いキーワードを狙ってしまいがちで、旅行系メディアやホテル予約サイトと知らず知らずのうちにガチンコ勝負してしまっていることがよくあります。

具体例を挙げたいと思います。

このツナグ旅のブログに北海道3泊4日レンタカーを使った旅行の記事があります。

北海道旅行3泊4日!レンタカー利用のおすすめモデルコース(札幌&小樽&函館)

この記事が狙っているキーワードは主に下記2つです。

狙っているキーワード

・「北海道 3 泊 4 日 モデルコース レンタカー
検索ボリューム:10~100
検索結果:総記事数858000の中で2位

・「北海道 3 泊 4 日 レンタカー モデルコース
検索ボリューム:10~100
検索結果:総記事数923000の中で2位

記事の内容が検索キーワードの「答え」になるようにモデルコースをしっかりと書いているのもありますが、検索ボリュームが少ないキーワードのため、上位表示がうまくできているものになります。

ちなみにそれぞれのキーワードの検索結果1位に表示されているのは、LINEトラベルの記事になります。

これは単純にドメインパワー(サイトのアドレスの強さ)で負けているためだと予想してます。

※LINEトラベルのドメインパワー:100段階中63
※ツナグ旅のドメインパワー:100段階中12

ポイント

・検索ボリュームの多い人気キーワードを最初は狙わない

・10~100の検索ボリュームのキーワードをまずは狙う

全一致キーワードの記事数が少ないキーワードを狙う

初心者ブロガーにとって最も重要なのが、「全一致キーワード」の記事数が少ないキーワードを狙うというものです。

全一致キーワードとは、検索キーワードが記事のタイトルに全て入っているという意味になります。

言葉にするとわかりにくいので、具体例を挙げて説明します。

まずは専門用語から説明します。

専門用語の解説

・「allintitle」(オールインタイトル)
指定したキーワードが記事のタイトルに全て含まれているインターネットサイトを調べるためのコマンド


・「intitle」(インタイトル)

指定したキーワードの一部が記事のタイトルに含まれているインターネットサイトを調べるためのコマンド

検索キーワードをグーグルなどの検索サイトに入力して検索をした際、検索結果にはたくさんのインターネットサイトが表示されます。

しかし、その検索結果に表示されているインターネットサイト全ての記事のタイトルに検索キーワードが入っているわけではありません。

入力した検索キーワードが全て入っているものもあれば、検索キーワードの一部しか入っていないものもあります。

具体例で言うと、「福井 観光 何もない」のキーワードで検索すると、検索結果の1ページ目には次のようなインターネットサイトが表示されます。

  1. 福井県の観光は何もない?東尋坊や三方五湖など絶景があります!
  2. 【最新版】福井県のおすすめ観光地21選!名所&名物グルメまで◎
  3. 移住者がオススメする福井の定番・穴場観光スポット1泊2日の旅プラン!これであなたも福井通!?
  4. 【目的別】福井観光!これで絶対ハズさない、おすすめ観光スポット30選
  5. 福井で心おどる旅を♪女子旅におすすめの観光スポット11選
  6. 何もない観光地 探せばお宝ざっくざく
  7. ヨソモノから見た福井
  8. 【悲報】福井県、ガチで何もない
  9. 「福井には何にもない」は本当か住民と移住者ら激論【ゆるパブ】

福井県の観光についてのインターネットサイトの記事がいろいろ表示されていますが、検索キーワードを全て含んでいるものもあれば、一部しか含んでいないものもあるのが分かります。

キーワードを赤太字にして、「allintitle」か「intitle」かを書いてみます。

  1. 福井県の観光何もない?東尋坊や三方五湖など絶景があります!
    ⇒キーワード全一致(allintitle)
  2. 【最新版】福井県のおすすめ観光地21選!名所&名物グルメまで◎
    ⇒キーワード一部一致(intitle)
  3. 移住者がオススメする福井の定番・穴場観光スポット1泊2日の旅プラン!これであなたも福井通!?
    ⇒キーワード一部一致(intitle)
  4. 【目的別】福井観光!これで絶対ハズさない、おすすめ観光スポット30選
    ⇒キーワード一部一致(intitle)
  5. 福井で心おどる旅を♪女子旅におすすめの観光スポット11選
    ⇒キーワード一部一致(intitle)
  6. 何もない観光地 探せばお宝ざっくざく
    ⇒キーワード一部一致(intitle)
  7. ヨソモノから見た福井
    ⇒キーワード一部一致(intitle)
  8. 【悲報】福井県、ガチで何もない
    ⇒キーワード一部一致(intitle)
  9. 福井にはもない」は本当か住民と移住者ら激論【ゆるパブ】
    ⇒キーワード一部一致(intitle)

このキーワード「福井 観光 何もない」では、検索結果1ページ目に表示されている記事の中でキーワードが全一致している記事のタイトルは1つのみ(ツナグ旅の記事)でした。

他の記事は全てキーワードが一部一致の記事ばかりとなっています。

もう1つ例を挙げてみます。

福井 観光 スポット」のキーワードで検索をしてみると、検索結果1ページ目は次のようなインターネットサイトが表示されます。

キーワードを赤太字にして、「allintitle」か「intitle」かを書いてみます。

  1. 福井観光スポットランキングTOP10 – じゃらんnet
    ⇒キーワード全一致(allintitle)
  2. 現地スタッフ厳選!福井県のおすすめ観光スポットBEST21
    ⇒キーワード全一致(allintitle)
  3. 2020年 福井で絶対外せない!おすすめ観光スポット&ランキング│観光・旅行ガイド – ぐるたび
    ⇒キーワード全一致(allintitle)
  4. 【2020年】福井観光で行きたい名所!福井旅行おすすめ人気スポット22選 – [一休.com]
    ⇒キーワード全一致(allintitle)
  5. グルメも海も楽しめる!福井旅行の必見観光地21選
    ⇒キーワード一部一致(intitle)
  6. 観光スポットの紹介 – 観光スポット | 福井観光情報
    ⇒キーワード全一致(allintitle)
  7. 福井県の人気観光スポットTOP25!旅行好きが行っている観光地ランキング
    ⇒キーワード全一致(allintitle)
  8. 福井観光スポット ランキング
    ⇒キーワード全一致(allintitle)
  9. 福井で心おどる旅を♪女子旅におすすめの観光スポット11選
    ⇒キーワード全一致(allintitle)

このように9記事中8記事がキーワード全一致(allintitle)でした。

福井 観光 スポット」のような検索ボリュームの多い人気のキーワードは、記事のタイトルが全一致キーワードになっていることが多く、激戦なのがわかります。

そこで競合を少なくするために初心者ブロガーは「全一致キーワードの記事数が少ないキーワード」を狙わなければなりません。

僕はそのキーワードを探す際、ツールを使っています。

詳しくは次の記事を読んでみてください。

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PVアップするキーワードスカウターSTとは?使い方や評判、コンパスとの違いは?

※ツールがない場合は、検索ボックスに「allintitle:福井 観光 スポット」と入力するとそのキーワードの「allintitle」の記事数がどれくらいかるかを調べることができます。

ツールを使うとこのように調べることができます。

ブログ 最初 読まれない

この表で確認するところは「allinTitle件数(画像では文字が途中で切れてます)」(キーワードが全一致している記事数)です。

「allintitle」(全一致)のキーワードの欄を見ると一番少ないもので「2」(2記事という意味)、多いもので「4370」(4370記事という意味)となっています。

全一致キーワードの記事数が少ないキーワード」を狙うことが初心者ブロガーには大事なので、この6つのキーワードの中だと「allintitle」(全一致)の記事数が2記事しかない「福井 観光 何もない」のキーワードを狙うのがよいです。

競合が2記事(2人)しかいないと思えば勝てそうですよね?

このツナグ旅の記事「福井県の観光は何もない?東尋坊や三方五湖など絶景があります!」は、その「福井 観光 何もない」のキーワードを狙っており、検索結果1位を取れています。

もし「福井 観光 スポット」のキーワードを狙った場合、競合が4370記事もあることになり、上位表示は無理でしょう。

ちなみにこの「福井 観光 何もない」のキーワードは競合が2記事しかないのに検索ボリュームは月500もあり、穴場キーワードになります。

実際、この記事だけで2020年11月は541PV(ページビュー)もありました。

旅行ブログ 読まれない

ポイント

・「allintitle」の記事数が少ないキーワードを狙う

・「allintitle」の記事数が少なく、検索ボリュームの多いキーワードはお宝キーワード!

このように検索キーワードの選定は非常に大事です。

キーワード選定を間違ってしまうと、旅行メディアやホテル予約サイトとガチンコ勝負になってしまい、検索サイトで上位表示ができず、結果ブログを訪問してくれる人はゼロとなってしまいます。

以上となります。

まずはこの手順を覚えて、キーワード選定をしてみてください。

それでは、良い一日を!