テレビ番組で取り上げられていた八百津町にある三勝屋のパーコー定食を食べてみたい。実際に三勝屋まで行って食べた人の話聞いてみたいな。
この記事は、こんな疑問に答えます。
- 八百津町にある三勝屋のパーコー定食とは?
- 三勝屋にはパーコー定食以外にもメニューある?
- 八百津町の三勝屋への行き方
- 八百津町に行ったら観光で立ち寄りたい杉原千畝記念館
こんにちは、ツバサです。
旅行先でご当地グルメを食べるのって本当に楽しみですよね。
普段食べれないものを食べれるし、旅行してるっていう実感も沸きますよね!
今回は、以前から食べたいと思っていた岐阜県の八百津町にある三勝屋(さんかつや)のパーコー定食を食べに行ってきました!
八百津町ってとても遠いんですが、そこに行くまでの電車とかバスの乗り継ぎも旅行ならではの楽しみです!
それでは、八百津町のご当地名物ランチ「三勝屋のパーコー定食」について紹介したいと思います。
今回の旅の1番のハイライトでもある「三勝屋」で噂のパーコー定食。
とっても美味でした🤤 pic.twitter.com/VpnqQ8ycgS— ツバサ🌏旅行・観光業界で生きる人✈️ (@tsunagutabi) August 1, 2021
八百津町のご当地名物ランチ「三勝屋のパーコー定食」とは?
岐阜県の八百津町にある三勝屋は、昭和8年創業で地元に愛されているレトロな老舗大衆食堂です。
お店の名前の由来は漢字の通りで三つに勝つ、その三つとは「味で勝つ、量で勝つ、値段で勝つ」からきています。
味で勝つ、量で勝つ、値段で勝つ
ドラマのロケで使われたり、テレビ番組で取り上げられたりしていて、遠方からも足を運ぶ人がいるほど、とても人気のある食堂です。
僕は、テレビ東京の「世界!ニッポン行きたい人応援団スペシャル」でメキシコ人カップルが日本に招待され、三勝屋で料理を教えてもらっているのを見て、三勝屋のパーコー定食を知りました。
三勝屋のパーコーとは?
そんな「パーコー」って何?って思いますよね。
パーコーは、豚肉に塩こしょうをして、三勝屋の秘伝の衣をつけて揚げたものになります。
豚肉を揚げるとトンカツでは?と思うかもしれませんが、どちらかというと天ぷらに近いです。
パーコーの上には刻みネギがたっぷりとかかっています。
食べ方は、餃子のタレにラー油とおろしニンニクをたっぷり入れて混ぜて、それに付けて食べます。
外の衣はサクサクで、中の豚肉はとても柔らかく、こってりしてそうですが意外とあっさりしていて白ご飯がすすみます。
- 豚肉に塩こしょうをして秘伝の衣をつけて揚げたもの
- 刻みネギがたっぷり
- 餃子のタレにラー油とおろしニンニクを混ぜたものにつけて食べる
- トンカツよりも天ぷらに近い
店名 | 三勝屋(さんかつや) |
住所 | 〒505-0301 岐阜県加茂郡八百津町八百津4118-1 |
電話番号 | 0574-43-0165 |
営業時間 | 日曜日:午前11時から午後14時 月曜日:定休日 火曜日:午前11時から午後14時、午後17時から午後20時30分 水曜日:午前11時から午後14時、午後17時から午後20時30分 木曜日:午前11時から午後14時、午後17時から午後20時30分 金曜日:午前11時から午後14時、午後17時から午後20時30分 土曜日:午前11時から午後14時、午後17時から午後20時30分 |
アクセス | YAOバス「八百津本町」バス停から徒歩1分 |
三勝屋のパーコーのメニューの選び方
三勝屋に行ったら、どのパーコーにしようか迷うと思います。
ここでは、タイプ別にどのパーコーを選べばいいか紹介します。
- 一人旅で三勝屋に立ち寄った人
迷わず「パーコー定食」を注文しましょう。 - カップルで三勝屋に立ち寄った人
「パーコー定食」を1つと「パーコー麺」を1つ、あるいは「パーコー丼」と「パーコー麺」を1つずつがおすすめ! - 子供連れの家族で三勝屋に立ち寄った人
お父さんは「パーコー丼」、お母さんは「パーコー定食」、子供は好きなメニュー、そして「パーコー単品」がおすすめ!
僕は今回一人旅だったので迷わず「パーコー定食」を注文しました。
三勝屋に行く日が日曜日だったのでランチ時間は絶対混雑すると思い、11時20分くらいに到着したら、すでにほぼ満席状態でした。
地元の人たちは「パーコー麺」の注文が多かった印象です。
醤油ラーメンにパーコーをそのまま入れたラーメンです。
衣がフニャフニャになりそうですが、どんな食感になるのかとても気になりました。
三勝屋はパーコー定食以外にどんなメニューがある?
三勝屋の看板メニューはパーコーになりますが、他にもいろんなメニューがあります。
- パーコー定食:980円
- パーコー丼:880円
- パーコー麺:930円
- パーコー単品:680円
- ミニパーコー:430円
- うどん:380円
- うどん(大):480円
- カレーうどん:580円
- 鍋焼きうどん:730円
- チャーハン:730円
- チキンライス:680円
- オムライス:880円
- カツ丼(バラ):730円
- カツ丼(ロース):880円
- 親子丼:680円
- カレー丼:680円
- カツカレー丼:1,180円
- 唐揚げ定食:1,080円
- えび定食:1,080円
メニューの一部になりますが、とにかく安い!
家や職場の近くにこういった大衆食堂があると頻繁に通ってしまいますね。
三勝屋に通える地元の人達がうらやましいです!
電車と八百津町までのコミュニティバスを使って三勝屋まで行く方法
今回、岐阜には初めて行ったのですが、いきなり行くには難易度の高い八百津町に行きました。
僕自身、旅行地ではレンタカーを使わず、地方の二次交通を乗り継いで目的地まで行くのがとても好きです。
そのため、今回も地方の二次交通をうまく組み合わせて、八百津町に行きました。
八百津町に行く前は岐阜駅の駅前のホテルに泊まっていたので、岐阜駅から八百津町までのアクセス方法を紹介します。
(日曜日)
- 岐阜駅前のホテルから名鉄岐阜駅まで徒歩移動。
- 名鉄岐阜駅:午前7時42分発
名鉄各務原線普通・犬山行きの電車に乗車。 - 犬山駅:午前8時17分着
電車の乗り換え - 犬山駅:午前8時22分発
広見線普通・新可児行きの電車に乗車。 - 新可児駅:午前8時42分着
電車の乗り換え新可児駅での乗り継ぎで注意が必要です。
僕の場合は名鉄岐阜駅から乗車してきましたが、名鉄岐阜駅ではPASMOで改札を通りました。
新可児駅に到着すると御嵩行きの電車に乗り換えないといけないのですが、ホームを移動する際に乗り継ぎ用の改札を通らなければなりません。
その際、PASMOだと改札が通れず、窓口で最終目的地までの運賃を含んだ金額をPASMOから引き落とす手続きをしなければいけません。
最終目的地までの切符代をPASMOから引き落とすとレシートのような切符を発行してくれて、それで乗車します。
- 新可児駅:午前8時45分発
広見線(新可児−御嵩)・御嵩行きの電車に乗車。 - 明智駅:午前8時49分着
※明智駅は新可児駅から1駅で無人駅となります。
※電車を降りる際はレシートの切符を後ろの車両にいる車掌さんに渡す人もいれば、渡さないで降りる人もいました。 - 明智駅に到着したら、すぐに駅前のバス停に行きましょう。
バス停にはバスが1台停まっていると思います。
そのバスは明智駅から八百津町へ行くコミュニティバスの「YAOバス」になります。
明智駅を午前8時51分に出発するバスです。
もしそのバスを逃したら、次のバスは30分後の午前9時21分になります。 - 八百津本町バス停:午前9時13分着
※三勝屋は午前11時からとなるため、それまでは「杉原千畝記念館」に行ってみましょう。その場合は、八百津本町でバスを降りず、終点の八百津町ファミリーセンター前で降りましょう。 - 八百津本町のバス停から交差点を挟んだ斜め向かいに「三勝屋」があります。
このように名鉄の電車を乗り継いで、最後はコミュニティバスのYAOバスで八百津町に向かいます。
乗り継ぎを間違ってしまったり、バスを逃してしまうと次の電車やバスまで30分~1時間待たなければいけないので十分に注意しましょう。
電車とバスの運賃は次の通りです。
- 岐阜~犬山~新可児~明智:片道810円
- 明智~八百津本町:片道400円
バスは交通系ICカードが使えないので小銭を用意しておきましょう。
帰りは三勝屋の斜め向かいにある「八百津本町」のバス停からバスに乗って明智駅に向かいます。
(日曜日)
- 八百津本町バス停:①午後12時9分発、②午後13時9分発
YAOバスの明智駅行きのバスに乗ります。 - 明智駅:①午後12時33分着、②午後13時33分着
- 明智駅:①午後13時6分発、②午後13時36分発
広見線(新可児−御嵩)・新可児行きの電車に乗車。
明智駅は無人駅となるため、駅の入口にある券売機で切符を買います。
とても小さな駅ですが、駅の風景がきれいなので写真でも撮りましょう。 - 新可児駅:①午後12時40分着、②午後13時40分着
ここからは名古屋に行くもよし、犬山城見に行くもよし、プランを考えておきましょう。
僕は八百津町の後は犬山城を見に行きました。
八百津町に行ったら観光で立ち寄りたい「杉原千畝記念館」
八百津町に行く目的は「三勝屋のパーコー」だったとしても、せっかく八百津町まで足を運んだのなら、他の観光地にも行ってみたいと思うかもしれません。
そういう時は「杉原千畝記念館」がおすすめです。
第二次世界大戦中、リトアニアの在カウナス日本国総領事館に赴任していた杉原は、枢軸国側で日本の同盟国でもあったナチス・ドイツの迫害によりポーランドなど欧州各地から逃れてきた難民たちの窮状に同情。1940年(昭和15年)7月から8月にかけて、外務省からの訓令に反して大量のビザ(通過査証)を発給し、避難民を救出したことで知られる。その避難民の大多数がユダヤ人系であった。「東洋のシンドラー」などとも呼ばれる。
引用:ウィキペディア
YAOバスで八百津町に着いたのが午前9時過ぎでお昼まで時間があったため、僕はYAOバスで終点の八百津町ファミリーセンター前まで行って、そこから杉原千畝記念館に行きました。
八百津町ファミリーセンター前からは杉原千畝記念館に行く無料のシャトルタクシーが運行していて、YAOバスの到着時間に合わせてスタンバイしているため、乗り継ぎがとてもスムーズに行きます。
無料のシャトルタクシーは普通の乗用車になりますが、車の横側に杉原千畝のラッピング塗装がされているのですぐわかります。(八百津町で杉原千畝のラッピング塗装をしているのはこの1台だけです。)
そして、この無料のシャトルタクシーを運転しているのが、現地では有名な「タミール小池さん」です。
おしゃべりが上手なおじさんで、シャトルタクシーの運転中に杉原千畝の歴史について詳しく教えてくれます。
三勝屋でランチを食べる前に杉原千畝記念館に立ち寄ってみましょう。
杉原千畝記念館 | |
住所 | 〒505-0301 岐阜県加茂郡八百津町八百津1071 |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで |
休館日 | 毎週月曜日、年末年始 ※祝日または振替休日の場合は翌日 |
入館料 | 大人(高校生以上):300円 中学生以下:無料 ※団体(20名以上)の場合 大人(高校生以上):250円 障害者手帳をお持ちの方は団体料金になります。 |
以上となります。
岐阜県八百津町にある三勝屋のパーコー定食は、遠くても食べに行く価値ありです!
岐阜に行く機会があれば、三勝屋まで足を運んでみましょう!
それでは、良い一日を!