中山道にある馬籠宿の観光の見どころやおすすめのランチについて知りたいな。そして、馬籠宿から中津川に行く方法も知りたい。
この記事は、そんな疑問に答えます。
ツナグ旅では中山道の人気の木曽路ルートを5記事にわたって紹介しています。
この記事では(5)を紹介しています。
こんにちは、ツバサです。
中山道の木曽路ルートも終盤になります。
木曽福島に宿泊して、南木曽から妻籠宿を通り、馬籠峠を越えて、やっと馬籠宿に到着しました!
馬籠宿ではご当地名物のお蕎麦と五平餅を食べて、旅のゴールの中津川駅に向かいます。
この記事では、馬籠宿を散策と中津川までの移動について詳しく紹介したいと思います。
島崎藤村のゆかりの地「馬籠宿」を散策!ゴールは中津川駅!
南木曽から馬籠まで約11キロを歩いてきました。
何と言っても最後の馬籠峠では最後の力を振り絞って、休んでは歩いてを繰り返し、馬籠宿に到着しました!
馬籠宿といえば、明治・大正・昭和の3代にわたって活躍した文豪の島崎藤村の出身地として有名です。
そんな馬籠宿の観光の見どころはこちらです!
- 島崎藤村記念館
- 馬籠脇本陣史料館
- ご当地名物の「お蕎麦」と「五平餅」
- 食べ歩き
- 石畳の坂道
- 馬籠陣場上展望台
- 高札場跡
※馬籠陣場上展望台と高札場跡はこちらの記事をご覧ください。
馬籠宿は度重なる火事で昔の建物がほとんど残っていないため、新しい建物が多い宿場町です。
そのため、馬籠宿の町並みは整備されてとてもきれいになっています。
もし江戸時代のノスタルジックな風景を追い求めるなら、妻籠宿の方がおすすめです。
馬籠宿の観光を終えたら、バスで中津川駅まで向かいます。
それでは、馬籠宿から中津川駅までを紹介していきます。
馬籠宿~中津川駅
- 馬籠宿を散策します
妻籠宿方面から馬籠宿に到着すると坂道の上に当たるため、馬籠宿の散策はずっと坂を下っていくことになります。
長野県の観光事業者の方が「岐阜県はお金があるんだよ」とよく言ってたんですが、県境から馬籠宿までは道が整備されていて、馬籠宿もとてもきれいです。
- 島崎藤村記念館を訪れます
馬籠宿にゆかりのある文豪・島崎藤村の記念館に立ち寄ります。
施設内には藤村記念堂、藤村の祖父母の隠居所、ふるさとの部屋、記念文庫、第二文庫、 第三文庫があり、島崎藤村の作品の原稿が残っているなど、見ごたえのある記念館です。
施設名 藤村記念館 住所 〒508-0502
岐阜県中津川市馬籠4256-1電話番号 0573-69-2047 営業時間 午前9時~午後5時
※12月から3月は午後4時まで入館料 大人:500円
学生:400円
小人(小中学生):100円休館日 12月から2月の毎週水曜日 - 馬籠脇本陣史料館
馬籠脇本陣史料館にも立ち寄りましょう!
馬籠宿の脇本陣の屋号は「八幡屋」でしたが、明治の大火で焼失してしまったため、現在の史料館の建物は当時の脇本陣の大名が利用した上段の間を復元したものとなっています。
史料館には木曽路の文化や江戸時代の旅のことを知ることができ、当時使われていた家財なども展示されています。
施設名 馬籠脇本陣史料館 住所 〒508-0502
岐阜県中津川市馬籠4253-1電話番号 0573-69-2108 営業時間 午前9時~午後5時 入館料 大人:300円
小中学生:100円休館日 不定休 - 馬籠観光案内所に立ち寄る
忘れないうちに馬籠観光案内所に立ち寄りましょう!
妻籠観光案内所で購入した桧(ヒノキ)で作られた「完歩証明書」にスタンプを押してもらわなければなりません!
妻籠宿のスタンプと馬籠宿のスタンプの両方を押してもらって初めて完歩になります!
施設名 馬籠観光案内所 住所 〒508-0502
岐阜県中津川市馬籠4300-1電話番号 0573-69-2336 営業時間 午前8時30分~午後5時 - ご当地名物を食べに「ますや」へ!
1日歩き倒したので馬籠宿に着いた時には本当にお腹ペコペコでした。
馬籠宿の坂道にはたくさんお店があるのですが、下調べの時から決めていた「ますや」にご当地名物を食べに行きます!
なぜ「ますや」に決めていたかというと、「ますや」ではお蕎麦と五平餅がセットになったランチ(950円)があるためです!
さらに小鉢でおかずが付いていたり、デザートでプリンも付いてました!
お蕎麦以外にも鶏わっぱめしや栗おこわ定食などもあります。
食事処 ますや 住所 〒508-0502
岐阜県中津川市馬籠4288電話番号 0573-69-2133 営業時間 午前10時~午後4時
※冬期:午前11時~午後3時定休日 不定休 その他 クレジットカード利用不可 - 馬籠宿の食べ歩き
馬籠宿では食べ歩きもできます。
食べ歩きで五平餅を食べることもできれば、お煎餅なども食べ歩きできます。
- 坂道を下っていくと水車があります。
馬籠宿の坂道をずっと歩いて行くと、水車が回っています。
この辺りは石畳もとてもきれいです。
雨上がりはとても滑りやすくなるので気を付けましょう。
- 馬籠宿の一番下の入口に到着
坂道を歩き続けると馬籠宿の下側の入口に到着します。
県道が走っているので、それを渡って中山道を歩き続け、次の宿場町でもある落合宿まで行く人もいれば、県道から出ているバスに乗って中津川駅に向かう人もいます。
今回は木曽路ルートを歩くというテーマだったので、木曽路の一番南端に位置する馬籠宿で中山道ウォーキングを終わります。
中津川駅に向かうバス停でバスを待ちます。
- 馬籠のバス停から中津川駅へ
馬籠のバス停は、馬籠宿の下の入口から歩いて10秒のところにあります。
バス停の奥に見える茶色の建物があるところは、馬籠宿の下の入口になります。
馬籠から中津川駅に向かうバスは、45分から1時間に1本しかありません。
バスの発着時間に合わせて馬籠宿の観光をしましょう。
運賃は570円になり、降車時に現金で支払うことになります。
注意点としては、SUICAやPASMOなどの交通系ICカードは使えないため、予め小銭を用意しておくとスムーズにバスを降りることができます。
馬籠から約25分で中津川駅に到着します。
- 中津川駅に到着したら電車に乗り換えます
中津川駅に到着したら、電車で木曽福島に戻って1泊するか、あるいは名古屋に行って観光するか、あるいは東京や大阪方面に帰るかになります。
僕は、中津川駅から名古屋に向かい、そのまま岐阜に向かって、翌日には高山まで行きました。
木曽福島で温泉に入ってゆっくり休んでもよし、名古屋からさらに周遊旅行を楽しむもよし、是非うまく旅程を組んでみてください。
以上となります。
長野県の木曽福島に宿泊し、南木曽から中山道を歩いてきました。
妻籠城跡からの絶景や妻籠宿のノスタルジックな雰囲気を楽しみ、一石栃立場茶屋でひと休みし、馬籠峠を上りきり、長野県と岐阜県の県境をまたぎ、最後は馬籠宿でご当地名物を食べ、中山道の木曽路ルーツを大満喫しました!
全体的に上りの多い山道になるため、足腰の弱い人は馬籠宿から妻籠宿に向かう逆ルートで行きましょう。
それでは、良い一日を!
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