モルディブへの旅行は旅行会社のパッケージツアーに参加した方がいいのか、個人手配で航空券とホテルを手配した方がいいのか、どっちがいいんだろう。モルディブに詳しい人いないかな。
この記事は、そんな疑問に答えます。
- モルディブ旅行のツアーと個人手配を徹底比較
- 実際にモルディブ旅行のツアーと個人手配の金額を比較
こんにちは、ツバサです。
ハネムーンの人気旅行先でもあるモルディブは、一度は行ってみたい夢のような国です。小さな島がたくさんあり、1島1リゾートのホテルが特徴のデスティネーションです。日本からは年間約40,000人がモルディブへ旅行に行っています。
最近は個人手配の旅行が増えていますが、モルディブへの旅行の手配はどうしたらいいのか迷ってしまいますね。ホテルの数も多いため、どこのホテルを選んだらよいかわからないかもしれません。旅行会社のパッケージツアーに申し込むか、あるいは自分で航空券とホテルを探して手配するか、決めかねてしまうかもしれません。
そこで、今回は「モルディブ旅行のツアーと個人手配を徹底比較」について詳しく解説します。
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モルディブ旅行のツアーと個人手配を徹底比較
モルディブ旅行について、旅行会社のパッケージツアーと個人手配をそれぞれ調べてみると次のような特徴があります。
上記からパッケージツアーと個人手配を比較すると結論としては次のようになります。
- 航空券について:LCC(格安航空券)は破格の値段、でも注意が必要
- ホテル特典について:パッケージツアーが断然お得
- 総合的にパッケージツアーがお得
それでは、それぞれ見ていきましょう。
航空券について:LCC(格安航空券)は破格の値段、でも注意が必要
旅行会社のパッケージツアーを利用する場合、航空券は次のようなフルサービスの航空会社を利用します。
- スリランカ航空(コロンボ乗り継ぎ)
- シンガポール航空(シンガポール乗り継ぎ)
- タイ国際航空(バンコク乗り継ぎ)
- キャセイパシフィック航空(香港乗り継ぎ)
- エミレーツ航空(ドバイ乗り継ぎ)
- 日本航空(バンコク乗り継ぎ)
フルサービスの航空会社を利用することで、事前に預け荷物(20キロ~30キロ)のサービスが含まれていたり、旅行会社によっては隣同士の座席を確約してくれたり、日本からモルディブまでの航空券を通しで発券してくれることもあり、乗り継ぎ地での荷物のピックアップなども不要となります。
一方で個人手配の場合、航空券はLCC(格安航空券)を利用することができます。フルサービスの航空会社と比べて、サービスの充実さや快適さはありませんが、とにかく価格重視ということであればよいかもしれません。モルディブへ行くことができるLCCは次の航空会社です。
- エアアジア(バンコク乗り継ぎ)
- スクート(バンコク乗り継ぎ、バンコク以遠はエアアジア利用)
航空券代金は安い時期で50000円~60000円という破格の値段もあります。
しかし、LCC利用の場合、様々な注意が必要です。LCCの航空券は基本的に区間ごとで航空券を発券することも多く、乗り継ぎ地で入国し、一度荷物をピックアップした上で再度国際線にチェックインしなければならないことがあります。また、預け荷物や機内食のサービスは別途有料となります。
ホテル特典について:パッケージツアーが断然お得
旅行会社のパッケージツアーの良いところは、各旅行会社がホテルと交渉して様々なツアー特典を出しているということです。例えば、次のようなホテル特典があります。
- ホテル滞在中に食事やスパに使えるリゾートクレジットが付いている
- 朝食のみのプランから無料で朝食&夕食付きのハーフボードプランに無料アップグレード
- ロマンティックディナーが1回無料
- カップルマッサージが1回無料
- カップルフォトプランのサービスが無料(画像データ付き)
- シュノーケリングツアーの参加が1回無料
- サンセットクルーズの参加が1回無料
- 早期割引で客室の無料アップグレードが可能
ホテル特典は旅行会社やホテルにより内容が異なりますが、モルディブのホテル特典は他のデスティネーションのツアーに比べても内容が非常に豊富です。
さらに旅行会社によっては、ハネムーン特典があったり、パッケージツアーの申し込み時期によりツアー代金の早期割引もあります。その金額は最大で1人当たり50000円割引というものもあります。
一方で個人手配でホテルを予約すると、基本的にはパッケージツアーのようなホテル特典はありません。一番安く済ませるには朝食のみが付いたプランで予約することになりますが、現地で昼食や夕食、そしてアクティビティの費用が必要となります。
モルディブのホテルでの食事の金額の目安は、昼食で1人50ドル、夕食で1人100ドルとなります。2人で4泊した場合、10万円以上は追加で必要になるでしょう。それに加え、ホテル滞在中に参加するシュノーケルツアーやスパ、サンセットクルーズなどのアクティビティの費用や空港からホテルまでの移動費(ボート送迎、水上飛行機、国内線)が追加で必要となります。
総合的にパッケージツアーがお得
事前に支払う旅行代金としては、パッケージツアーの旅行代金は個人手配に比べ、数万円程度高くなる可能性があります。
事前支払い分の金額だけで見るとパッケージツアー代金の方が高いという印象を持つかもしれませんが、実際に現地で必要となる費用まで計算するとパッケージツアー代金の方が安くなる可能性が非常に高いです。
また、パッケージツアーに参加することでホテル特典が充実しており、さらに天候不良によりボート移動や水上飛行機移動ができなかった場合や帰国便の遅延や欠航の場合に旅行会社が現地での緊急対応をしっかりとケアをしてくれます。
個人手配の場合は、航空会社のマイレージプログラムに加入してモルディブまでの特典航空券を得ることができるくらいのマイルを所持していれば大幅に旅行代金を下げることができますが、特典航空券と引き換えができる35000マイルや40000マイルを持っている人は多くはありません。また、ホテル特典がなかったり、旅行会社の早期割引がないことなどもマイナスとなります。
実際にモルディブ旅行のツアーと個人手配の金額を比較
それでは、実際に旅行会社のパッケージツアーと個人手配の金額や内容を比較してみましょう!
【条件】
出発日:2019年12月1日~2019年12月6日の4泊6日
航空会社:スリランカ航空/エコノミークラス
ホテル:タージエキゾティカリゾート&スパ/ラグーンヴィラ/朝食のみ
旅行会社のパッケージツアーの金額
旅行会社大手のHISの「Ciao(チャオ)」のパンフレットからツアー代金を引用したいと思います。
12月1日出発4泊6日のツアー代金は次の通りです。
【パッケージツアー利用時の旅行代金】
ツアー代金(1人当たり):392,800円
成田空港使用料:2,610円
国際観光旅客税:1,000円
モルディブ空港使用料:5,500円
合計金額:401,910円
個人手配の金額
個人手配では、航空券はスカイスキャナー 、ホテルは公式ホテルホームページにて金額を確認します。
12月1日出発4泊6日の旅行代金は次の通りです。
【個人旅行の旅行代金】
航空券代:96,064円(スカイスキャナー調べ)*税金等含む
ホテル代:264,935円(ホテル公式ホームページ調べ)
ボート代:107,36円
グリーンタックス:660円
合計代金:372,395円
※客室料金4,817ドルを為替110円で計算し2名で割る
※ボート代97.6ドルを為替110円で計算
※グリーンタックス6ドルを為替110円で計算
旅行会社のツアー特典により差が逆転
旅行会社のパッケージツアーの金額と個人手配の金額を比較すると、個人手配の金額が約30000円安くなりました。
個人手配が圧勝と思いきや、ここから旅行会社のパッケージツアーの本領発揮となります。
HISの「Ciao(チャオ)」の主なツアー特典は次の通りです。
- ラグーンヴィラからプール付きデラックスラグーンヴィラへ無料アップグレード
- ガイド付きシュノーケリングツアー1回無料
- 30日前までに予約をすれば毎夕食付き
- 早期割引あり
180日前予約:50000円割引
150日前予約:30000円割引
120日前予約:20000円割引
90日前予約:10000円割引
50日前予約:5000円割引
つまり、客室がプール付きの水上ヴィラになり、毎夕食も付く、そしてアクティビティのシュノーケリングツアーが1回無料参加ができ、さらに早期予約をすれば最大50000円も割引されるというものです!
もし180日前に予約をすれば、次のような旅行代金となります。
【パッケージツアー利用時の旅行代金】
ツアー代金(1人当たり):392,800円
成田空港使用料:2,610円
国際観光旅客税:1,000円
モルディブ空港使用料:5,500円
早期割引(180日前):ー50,000円
合計金額:351,910円
(プール付きの客室アップグレード&シュノーケルツアー1回&毎夕食付き)
パッケージツアーを早期に予約することで個人手配の旅行代金を大幅に逆転しました!また、ホテル特典が充実しています。
もし、個人手配でプール付きデラックスラグーンヴィラを予約した場合は次の金額となります。
【個人旅行の旅行代金】
航空券代:96,064円(スカイスキャナー 調べ)*税金等含む
ホテル代:334,070円(ホテル公式ホームページ調べ)
ボート代:10,736円
グリーンタックス:660円
合計代金:441,533円
※客室料金6,074ドルを為替110円で計算し2名で割る
※ボート代97.6ドルを為替110円で計算
※グリーンタックス6ドルを為替110円で計算
プール付きデラックスラグーンヴィラにすると大幅に旅行代金が上がってしまいます。さらに食事条件は朝食プランのまま、またシュノーケリングツアーは含まれていません。もちろん早期予約による割引もありません。
日付けをずらすなどして航空会社をLCC(格安航空券)にすることもできますが、それでも30,000円前後しか安くなりません。
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まとめ
結論としては、
モルディブのような1島1リゾートに滞在する場合はホテル滞在中のプランが充実していることが大切!様々なホテル特典や早期割引のある旅行会社のパッケージツアーが断然お得でおすすめ!
航空券:基本的にフルサービスの航空会社を利用
ホテル:旅行会社ごとのパッケージツアー特典が豊富
旅行代金:現地での移動費は含まれているが、空港使用料や税金が別途必要となる