ミャンマーのインレー湖に旅行に行くけど、カックー遺跡にも行った方がいいのかな。少し距離もあって遠いみたいだし、見ごたえはあるのかな。行こうかどうか迷うな。
この記事は、そんな疑問に答えます。
✔ 本記事の内容
- ミャンマーの秘境カックー遺跡の見所とは?
- カックー遺跡の行き方や道中のおすすめ観光地
こんにちは、ツバサです。
東南アジアの中でもタイやマレーシア、カンボジアには行ったことがあるけど、ミャンマーには行ったことがないっていう人が多いです。
ミャンマーは仏教の信仰が強く、パゴダ(仏塔)があちこちにある国です。ヤンゴンは街ですが、地方に行けばのどかな風景が広がり、魅力的な観光地もたくさんあります。
この記事では、そんなミャンマーの中でも秘境と言われているカックー遺跡について紹介します。
ミャンマーの秘境カックー遺跡の見所とは?
ミャンマーの秘境とも言われているカックー遺跡の見所は次の通りです!
- 約2400基もある圧巻の仏塔の数
- ヤンゴンやバガンでは見れない光景
- 風に吹かれて仏塔のチャームが奏でる音は幻想的
- カックー遺跡は2000年から外国人観光客に開放された
- ローカルの村に立ち寄ることも可能
- 道中には線路沿いにあるマーケットやパオ族の村に立ち寄れる
やはり約2400基もある仏塔の光景が素晴らしく、ヤンゴンやバガンでは見ることのできない光景が広がっています。
それでは、カックー遺跡の詳細を見ていきましょう!
カックー遺跡の入口から圧巻の風景が始まる
カックー遺跡の入口に向かう道からはとてつもない数の仏塔がすでに見えます。この仏塔が奥に約100メートルも続いていると想像するだけでもすごいです。
入口から遺跡群の敷地内に入る際は、靴と靴下を脱がなければなりません。
入口から奥に真っすぐ伸びる道の先には白い仏塔が見えます。
まだまだミャンマーは観光客も少ないため、カンボジアのアンコールワット遺跡のように遺跡内で観光客がごった返すことはありません。
それぞれの仏塔は大きさや彫刻、デザインなどが異なっており、財力などにより仏塔の規模も異なるようです。
また、仏塔の頭頂部にはチャームなどの飾り付けがされており、その形もビルマ式や少数民族式などの種類があります。チャームが風に吹かれて奏でる音色は、日本の夏の風物詩でもある風鈴ような音色です。
仏塔によっては、その頭頂部がなく、仏塔自体が小さいものもあります。これも財力を大小を表しているようです。
カックー遺跡内には上を向いて寝ている涅槃仏像もあります。
タイの涅槃仏像は肘を立てて横向きになっている仏像ですが、カックー遺跡の涅槃物は空に向いて仰向けになっています。この涅槃仏像は非常に珍しいようです。その光景は、まさに天に向かっていく様子を表しているかのようです。
カックー遺跡を抜けると山間部に囲まれた盆地が広がります。これもまたのどかな風景です。
カックー遺跡をGoogle Mapを使って上空から見ると、これもまた圧巻です。
カックー遺跡の行き方や道中のおすすめ観光地
カックー遺跡はインレー湖のエリアから車で片道2時間の距離にあります。
車以外のアクセス方法はありません。
カックー遺跡に行った際のスケジュール
僕がカックー遺跡に行った際は、次の旅程で行きました。
時刻 | 旅程 |
08:30 | ホテル出発 |
09:40 | タウンジーにあるローカルマーケット到着&散策 |
10:00 | ローカルマーケット出発 |
10:30 | ローカルの村到着&散策 |
10:50 | ローカルの村出発 |
11:10 | カックー遺跡到着&観光 |
12:40 | ランチ |
13:20 | カックー遺跡出発 |
16:00 | ホテル到着 |
ホテルは、インレー湖沿いにある「オーリアムパレスリゾート&スパインレー(Aureum Palace Resort & Spa Inle)」に宿泊しました。
往路はホテル出発が午前8時30分。往路のルートは次の通りです。
インレー湖の東側には山間部が広がっており、カックー遺跡に行くには北から迂回するか、南から迂回するしかありません。
今回往路の道中にローカルのマーケットや村に立ち寄りたかったため、北からの迂回ルートを選びました。道中にも立ち寄れるところがあることは意外と知られていません。
カックー遺跡までの道中① レイルウェイステーションマーケット
タウンジーの町を少し先に行ったところに線路沿いに市場が開かれているエリアがあります。
レイルウェイステーションマーケット(Railway Station Market)と言いますが、主にお米や野菜、肉、香辛料などが売られています。
この市場には野菜や肉以外にも魚が売られています。魚と言ってもインレー湖で取れる魚ですが、山間部だけあって魚はとても貴重のようです。
カックー遺跡までの道中② ワンヤビレッジ
レイルウェイステーションマーケットとカックー遺跡の中間辺りにローカルの村があります。
ガイド曰く、ワンヤビレッジというところのようで、村を散策してみました。
赤土の道路が印象的で、とにかく人がいない!
日中はみんな畑に出ているようでした。
往路は、レイルウェイステーションマーケットとワンヤビレッジの2ヶ所に立ち寄りました。
カックー遺跡を観光した後、ホテルに戻る道は南からの迂回ルートを使いました。
南からの迂回ルートは山間部の道が多いルートになっています。
今回の旅行の時期が乾期の時期だったこともあり、南からの迂回ルートの山間部の道路を走ることができましたが、雨季の時期(6月~10月頃)は山間部の道は道路状況が悪くなることもあり、往復共に北からの迂回ルートを使う場合があります。
また、団体旅行などでマイクロバスや大型バスでカックー遺跡に行く場合は、南からの迂回ルートは道幅が狭く通行できないため、往復北からの迂回ルートを使うことになります。
- 乾季のシーズン(11月~5月頃)は南からの迂回ルートが使える
- 雨季のシーズン(6月~10月頃)は往復共に北からの迂回ルートが一般的
- 車が大型の場合は往復共に北からの迂回ルートを使う
南からの迂回ルートは、本当に山々に囲まれた田舎道を走っているようなイメージです。このエリアはニンニク畑が多いようで、日中はローカルの村の人達が畑仕事をしている風景を見ることができます。
こののどかな風景を写真に撮るために足を運ぶ人がいるようです。
カックー遺跡にはインレー湖から日帰りツアーがおすすめ
カックー遺跡に行く際はインレー湖のホテルからの日帰りツアーが一般的です。
インレー湖のホテルからの日帰りツアーの金額の相場は、英語ガイドで1人当たり約15000円前後、日本語ガイドで1人当たり約18000円前後となります。
参考までにHISがインレー湖発着のオプショナルツアーを販売していますが、日本語ガイドツアーの金額は1人当たり17500円です。
あとはヤンゴン発着でインレー湖&カックー遺跡に行くツアーもあります。
スルーガイド同行のツアーとなっているため、贅沢三昧のツアーです!ミャンマーのガイドはとてもレベルが高いため、言葉に不安な人はスルーガイドツアーもおすすめです。
以上となります。
ミャンマーのカックー遺跡は約2400基もの仏塔の数で圧巻の風景です。
インレー湖まで行ったら、カックー遺跡まで足を運んでみましょう!
それでは、良い一日を!