フィリピンのシキホール島ってどこにあるんだろう。黒魔術が有名みたいで一度旅行してみたいな。シキホール島に行っても「ボロボロ」っていう黒魔術を使える人に会えるのだろうか。
この記事は、そんな疑問に答えます。
- シキホール島とは?
- シキホール島への行き方
- シキホール島のホテル
- シキホール島の神秘的なスポット
- シキホール島の黒魔術「ボロボロ」体験
こんにちは、ツバサです。
僕自身、フィリピンに住んでいた時に、セブ島やボラカイ島、ボホール島などには何度も足を運びましたが、シキホール島にはなかなか行く機会がありませんでした。
シキホール島はフィリピン人にとっても神秘的な島としても有名です。
そんなシキホール島には黒魔術が残っているとか。
その名も「ボロボロ」。
これは日本に帰国する前に一度は見ておかないとと思いシキホール島に行ってきました。
この記事では、「シキホール島とは?」から始まり「シキホール島の黒魔術・ボロボロ体験」までをご紹介したいと思います。
信じる、信じないはあなた次第です!
シキホール島とは?
シキホール島は、フィリピン中部のビサヤ諸島の南部に位置しています。
シキホール島と聞いても日本人の方にはピンと来ないかもしれません。
しかし、実は地球の歩き方のリゾートスタイルのガイドブック「セブ&ボラカイ・ボホール・シキホール」でシキホール島が取り上げられています。
シキホール島を取材した地球の歩き方の編集チームはすばらしいですね。こういったデスティネーションが世に出るのは本当に嬉しいです。
シキホール島はどのような島かと言うと、次のように定義されています。
ウィキペディアではシキホル島で登録されていました。
シキホール島は神秘的で何か不思議な島であることには間違いありません。
これはやはりシキホール島に行ってみるしかありません!
シキホール島への行き方
シキホール島に行くには、ボホール島のタグビラランあるいはネグロス島のドゥマゲッティからフェリーで行くことが一般的です。
フェリー会社は「Ocean Jet(オーシャンジェット)」となります。
フェリーのスケジュールや運賃は次の通りです。
※スケジュールや運賃はフェリー会社の都合により予告なく変更となる場合があります。
【ボホール島タグビララン港⇔シキホール島ラレナ港】
出発地 | 出発時間 | 到着地 | 到着時間 | 運賃 |
ボホール島 タグビララン港 |
10時20分 | シキホール島 ラレナ港 |
11時40分 | ツーリストクラス 700ペソ |
出発地 | 出発時間 | 到着地 | 到着時間 | 運賃 |
シキホール島 ラレナ港 |
12時30分 | ボホール島 タグビララン港 |
14時00分 | ツーリストクラス 700ペソ |
【ドゥマゲッティ⇔シキホール島シキホール港】
出発地 | 出発時間 | 到着地 | 到着時間 | 運賃 |
ネグロス島 ドゥマゲッティ |
7時20分 | シキホール島 シキホール港 |
8時10分 | ツーリストクラス 250ペソ |
ネグロス島 ドゥマゲッティ |
9時40分 | シキホール島 シキホール港 |
10時30分 | ツーリストクラス 250ペソ |
ネグロス島 ドゥマゲッティ |
12時20分 | シキホール島 シキホール港 |
13時10分 | ツーリストクラス 250ペソ |
ネグロス島 ドゥマゲッティ |
14時40分 | シキホール島 シキホール港 |
15時30分 | ツーリストクラス 250ペソ |
ネグロス島 ドゥマゲッティ |
17時00分 | シキホール島 シキホール港 |
17時50分 | ツーリストクラス 250ペソ |
出発地 | 出発時間 | 到着地 | 到着時間 | 運賃 |
シキホール島 シキホール港 |
6時00分 | ドゥマゲッティ | 6時50分 | ツーリストクラス 250ペソ |
シキホール島 シキホール港 |
8時30分 | ドゥマゲッティ | 9時20分 | ツーリストクラス 250ペソ |
シキホール島 シキホール港 |
10時50分 | ドゥマゲッティ | 11時40分 | ツーリストクラス 250ペソ |
シキホール島 シキホール港 |
13時30分 | ドゥマゲッティ | 14時20分 | ツーリストクラス 250ペソ |
シキホール島 シキホール港 |
15時30分 | ドゥマゲッティ | 16時20分 | ツーリストクラス 250ペソ |
上記のようにシキホール島には2つの港があります。
2つの港はシキホール島の北部にありますが、約10キロ離れており、車で20分くらいの距離にあります。
そのため、事前に送迎の手配をしている場合は、港を間違えないようにしましょう。
「Larena Pier(ラレナ港)」
「Siquijor Pier(シキホール港)」
フェリー会社は「Ocean Jet(オーシャンジェット)」以外にもあります。
例えば、「GL Shipping Lines」、「Maayo Shipping Inc」、「Montenegro Shipping Lines」、「Aleson Shipping Lines」など。
全てドゥマゲッティから出航していますが、ローカル色が強いフェリーのため、日本人が乗っていることはほぼありません。
「Ocean Jet(オーシャンジェット)」は、セブ島⇔ボホール島の区間も運航しているため、セブ島⇒ボホール島⇒シキホール島という航路でも行くことが可能です。
島内の観光は港で車をチャーターすることができるため、それを利用しても良いと思います。
1日チャーターが1台当たり約800ペソから1000ペソとなります。
シキホール島のホテル
ボホール島からシキホール島に行った場合、フェリーのスケジュール上、最低1泊はすることになります。
シキホール島のリゾート地としての中心エリアは島の西部の海岸線沿いとなります。
ホテルの視察をしてみて、日本人でも問題なく宿泊できるホテルは次のホテルです。
ココグローブビーチリゾート(Coco Grove Beach Resort)
シキホール島の中でもおそらく一番大型のリゾートです。
ホテル内には3つのプールと3つのレストランがあります。
またリゾートの目の前には約800メートルもの長さのホワイトビーチが広がっています。
ビーチサイドから見るサンセットは圧巻の綺麗さです。
サラマンカビーチ&ダイブリゾート(Salamangka Beach & Dive Resort)
シキホール島西部の南寄りに位置しているサラマンカビーチ&ダイブリゾートは、白と木目調のカラーで統一されており、お洒落な客室です。
低層階の建物ばかりのため、リゾート内から海に向かって開放感のある作りになっているのも特徴です。
ベイビューロフトルームは52平米、オーシャンビューロフトは102平米もの広さがあります。
・アゴダ公式サイトをチェック
画像:©Salamangka Beach & Dive Resort
インフィニティハイツリゾート (Infinity Heights Resort)
インフィニティハイツリゾートはシキホール島の西部の海岸線のエリアではありませんが、フォトジェニックなプールがあることで人気があります。
ロケーションは北部の港から車で20分程の山の上にあります。
プールからはセブ島南部やドゥマゲッティのあるネグロス島を見ることができます。
・アゴダ公式サイトをチェック
画像:©Infinity Heights Resort
シキホール島の神秘的なスポット
シキホール島には何か神秘的な雰囲気を感じるものがありますが、島内にはパワースポットがあります。
それは、樹齢400年以上、精霊が宿っているとの言い伝えがある「バレーテツリー(Balete Tree)」です。
見るからにパワーがありそうな大きな木ですが、その木の雰囲気は、ジブリの映画に出てきそうな木の雰囲気です。
そして、そのバレーテツリーの根元からは透明度抜群の小さな池が広がっています。
その中には小魚がたくさん泳いでおり、まさに自然の中のドクターフィッシュです。
白人の観光客やフィリピン人観光客は足を池の中に入れていました。
シキホール島滞在中に一度は立ち寄ってみることをお勧めします。
シキホール島の黒魔術「ボロボロ」体験
シキホール島は黒魔術「ボロボロ」で有名な島です。
世界各国の旅行者がその黒魔術「ボロボロ」を求めて、シキホール島にやってきます。
黒魔術「ボロボロ」とは?
黒魔術「ボロボロ」を扱う黒魔術師は誰?
現在、黒魔術「ボロボロ」を継承している島民は2人しかいないようです。
1人は島内の山間部に住んでいる男性、もう1人は島内北部の港から程近いところに住んでいる女性です。
今回は事前に手配した車のドライバーが女性の黒魔術師を知っていたため、行ってみることにしました。
特に事前にアポイントを取ることもなく、いきなり家に押し掛けた感じになってしまいましたが、快く受けてくださいました。
その女性の住んでいるエリアは、島内北部のメインロード沿いにあり、普通のフィリピン人が住むような民家に住んでいます。
黒魔術師と言われている女性は、歳は30代くらいでしょうか、見た目は普通のフィリピン人女性です。
黒魔術「ボロボロ」の心霊現象
早速「ボロボロ」をお願いしてみました。
僕:「ボロボロをやってほしいのですが」
フィリピン人女性:「体のどこが悪いの?」
僕:「昔怪我をした足の膝が悪いです」
フィリピン人女性:「わかった。ボロボロ始めるわよ」
その女性は透明の瓶に綺麗な水を入れ、その中に神が宿っていると言われている石を入れました。
黒魔術「ボロボロ」が始まりました。
膝に瓶を当てて、ストロー上のもので水の中に息を吹きかけ始めました。
まさにその音は「ボロボロボロボロボロ・・・」
約1分半くらい行い、水の中を見てみると、たくさんの浮遊物が出ており、とても濁っています!
これは本当驚いた現象でした。
その浮遊物は患部に悪霊が憑りついていた証拠とのこと。
一度水を流して、綺麗な水に入れ替えて再度「ボロボロ」を続けます。
水が透明のままであれば、悪霊がいなくなったということらしいです。
この水の中に入っている石は魔術師だった父親から引き継いでいるものとのことです。
胸のあたりが苦しいと言っていた同行者の友人も「ボロボロ」をやってもらいました。
胸が苦しいとはすでに致命的、果たして「ボロボロ」で回復するのか?!
2分弱の「ボロボロ」を行ったところ、やはり浮遊物が出ました。
少し写真では見にくいですが、小さな浮遊物がたくさん浮いています。
そして、水を入れ替え、水が透明のままになるまで続けました。
僕も友人も患部が良くなったかといえば、軽くなりすっきりした感じもします。
あとは信じる、信じないは自分次第です。
それでも、「ボロボロ」の儀式の後のたくさんの浮遊物や水の濁りには驚きました。
とても不思議な現象でした。
「ボロボロ」の後は、魔術師にお気持ち程度の寄付を渡します。
だいたい相場は100ペソ前後らしいです。僕らは日本人の男気のある寄付をしてきました。
この「ボロボロ」は、洋画のグリーンマイルを思い出させるようなものですね。
以上となります。
黒魔術「ボロボロ」は、今までの旅行の中でもインパクトの大きい出来事でした。
フィリピンに旅行に行ったら、一歩先のデスティネーションでもあるシキホール島まで足を運んでみてください。
それでは、良い一日を!
シキホル島はフィリピン人からは神秘的な島、白魔術や黒魔術の島として知られている。島ではキリスト教と旧来の土着宗教が融合した「魔術」が流行しており、薬草などを調合して呪力を高めるという多くの魔術師や心霊療法師、民間療法師がいる。また超自然的な現象が起こる心霊スポットとされ、「マナナンガル」という妖怪がいるとされる。普段は女性の姿だが、夜になると上半身だけが離れコウモリのような羽で飛び、妊婦の胎児をすすって食べるという。
引用:Wikipedia