旅行会社に就職するには2つの資格を取ろう!おすすめの有利な資格とその難易度は?

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旅行会社 資格 総合・国内旅行業務取扱管理者

旅行会社に就職したいけど、どんな資格を持っていたら有利なんだろう?おすすめの資格があれば知りたいな。

この記事は、そんな疑問に答えます。

本記事の内容

・旅行会社に就職するのに有利なおすすめの2つの資格とは?

・旅行会社の就職に必要な資格の難易度は?

こんにちは、ツバサです。

旅行会社に就職するためには特に資格の取得は必要ありませんが、取得をしておけば有利になる資格が2つあります。

その資格を取得しておくことで、面接の際のアピールになり、面接官側も資格取得の難しさを知っているため、勉強を頑張ってきたんだなと思ってくれます。

実際に働き始めてから資格を取得しようとすると、働きながらの勉強の時間の確保は難しく勉強する量はとても多いため、一発合格で資格を取得するのはとても難しいです。

そのため、旅行会社で働きたいと思ったら、すぐに資格取得のための勉強をスタートすることが理想です。

この記事では、旅行会社で就職するのにおすすめの資格や試験の難易度を紹介したいと思います。

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旅行会社に就職するのに有利なおすすめの2つの資格とは?

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旅行会社に就職したいと思ったら、次の2つの資格を取得しましょう。

取得すべき2つの資格

・総合旅行業務取扱管理者

・旅程管理主任者

この2つの資格を取得しておけば、旅行会社で働く上で非常に役に立ちます。

それぞれの資格がどういった資格なのかを説明します。

資格の内容

・総合旅行業務取扱管理者
旅行業務の一定の管理及び監督業務を行うための国家資格。職務は10個。

1:企画旅行の旅行計画の適正な作成
2:料金表の掲示
3:旅行業約款の掲示
4:取引条件の説明
5:契約書面の交付
6:適正な広告の実施
7:旅程管理のための必要な措置:旅程管理業務を行う主任の者を通じた管理・監督
8:旅行に関する的確な苦情処理
9:契約内容に係る重要な事項についての明確な記録または関係書類の保管
10:上記に掲げるもののほか、取引の公正、旅行の安全及び旅行者の利便を確保するため必要な事項として観光庁長官が定める事項

・旅程管理主任者
旅行会社が実施するツアーの旅程の管理をするための準国家資格。

※旅程管理には、「旅行開始前の予約」「旅行地においての手続き」「代替サービスの手配、手続き」「集合時刻、集合場所の指示」の4つが定められています。

なぜこの2つの資格を取っておけばよいかというと、次のような理由があります。

総合旅行業務取扱管理者の資格を取得するべき理由

総合旅行業務取扱管理者の資格を取得するべき理由は6つあります。

総合旅行業務取扱管理者

・【理由1】
総合旅行業務取扱管理者の試験科目の1つに「約款」という科目があり、約款の内容を理解した上で旅行会社で働き始めるのはとても有利。

・【理由2】
旅行会社の業務で頻繁に使う航空会社コード(2レター)や空港コード(3レター)を覚えることができる。

・【理由3】
国内地理や海外地理の知識をたくさん得ることができる。

・【理由4】
旅行会社で働いている人でさえ理解していない人が多い旅程保証、特別補償、損害賠償の違いを理解できる。

・【理由5】
将来的に支店長などを目指す場合は営業所ごとに総合旅行業務取扱管理者の選任が必要なため、資格保持者は優遇される。
※国内旅行のみを取り扱っている旅行会社の場合は、国内旅行業務取扱管理者の選任でもよい。

・【理由6】
働き始めてから、総合旅行業務取扱管理者の資格の勉強をしようとしても時間の確保が非常に困難。

総合旅行業務取扱管理者の資格を取得する際には、膨大な量の勉強をすることになります。

試験科目も多く、その中でも「約款」「国内旅行実務」「海外旅行実務」の科目は、旅行会社で働き始めた後にも役に立つ内容ばかりです。

特に「約款」には、募集型企画旅行受注型企画旅行手配旅行の内容や旅程保証特別補償損害賠償の違い、解除権のルールなど、旅行会社で働く上で必ず知っておかなければならない内容が含まれています。

旅行会社で働き始めると繁忙期のシーズンは業務が忙しく残業が多くなるため、範囲の広い科目を勉強しようとしても時間を確保することがとても大変です。

また、働き始めてから数年後にもし支店長に抜擢されそうになった時に総合旅行業務取扱管理者の資格を取得していなかった場合、そこから取得を目指しても年1回の試験のタイミングに合わなかったり、科目が多いだけに一発合格できない可能性があります。

そのため、旅行会社に就職する前に資格を取得しておくと、後々とても楽になります。

旅程管理主任者の資格を取得するべき理由

旅程管理主任者の資格を取得するべき理由は3つあります。

旅程管理主任者

・【理由1】
添乗業務の基礎知識を得ることができる。

・【理由2】
社員がゲストの旅行に同行する業務がある場合は旅程管理主任者の資格が必要になるため、資格保持者は優遇される。

・【理由3】
添乗指示書や添乗報告書などの添乗業務に必要な書類の知識を得ることができる。

旅程管理主任者の資格を取得するには、法令約款添乗基礎知識の講義を受ける座学と実際にツアーに参加して添乗業務の経験をする実務研修を受けなければなりません。

法令や約款では旅行会社がツアーをどのように販売していて、どのような決まりがあるのかを学ぶことができ、実務研修では国内であればバスツアー、海外であれば3泊4日などの海外ツアーに実際に参加して、添乗業務や旅程管理をどのようにするのかを学ぶことができます。

そのため、旅程管理主任者の資格を取得するに当たって、旅行会社の「現場」を知ることができます。

このように旅行会社で働く前にこの2つの資格を取得しておくことで、多くの実務的な知識を得ることができます。

総合旅行業務取扱管理者や旅程管理主任者の資格について詳しく知りたい人は、次の記事を読んでみてください。

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総合旅行業務取扱管理者と旅程管理主任者の資格を取得するには、それぞれ試験に合格しなければなりません。

総合旅行業務取扱管理者は国家資格、旅程管理主任者が準国家資格になります。

それぞれどんな試験なのか、そして試験の難易度はどれくらいなのかを見ていきましょう。

総合旅行業務取扱管理者の試験内容と難易度

旅行業務取扱管理者の資格には2種類あります。

1つが海外・国内旅行を取扱うことができる「総合旅行業務取扱管理者」、もう1つが国内旅行のみを取扱うことができる「国内旅行業務取扱管理者」になります。

それぞれ試験科目が異なり、難易度も異なります。

総合旅行業務取扱管理者

・難易度(5段階):★★★★★

・試験科目:4科目
1:法令
2:約款
3:国内旅行実務
(国内地理、JR運賃計算、国内航空運賃)
4:海外旅行実務
(海外地理、国際航空運賃、出入国法令、語学、海外実務)

・合格条件:500点満点でそれぞれの科目で6割以上
※全科目受験の合格率:10%前後
※科目免除受験の合格率:25%前後

国内旅行業務取扱管理者

・難易度(5段階):★★★

・試験科目:3科目
1:法令
2:約款
3:国内旅行実務
(国内地理、JR運賃計算、国内航空運賃)

・合格条件:300点満点でそれぞれの科目で6割以上
※全科目受験の合格率:35%前後
※科目免除受験の合格率:60%前後

このように科目数も多く、国内旅行実務や海外旅行実務の科目にはさらに細かく内容が分かれています。

そのため、全科目受験の場合と科目免除受験の場合では合格率が大きく差があります。

一発合格する人もいれば、1年目に国内を受験、2年目に総合を受験する人もいます。

また、1回目の受験でいくつかの科目のみ合格し、翌年に科目免除で受験し合格する人もいます。

旅程管理主任者の試験内容と難易度

旅程管理主任者は、座学と実務研修がありますが、しっかりと講義を受けて、実務研修に参加すれば、99%合格します。

ただし、座学では法令、約款の筆記試験が1回添乗基礎知識の筆記試験が1回、実務研修では研修後に添乗報告書の作成と提出があります。

旅程管理主任者にも2種類の資格があり、海外・国内共に添乗ができる総合旅程管理主任者と国内のみ添乗ができる国内旅程管理主任者に分かれます。

資格取得までの流れは次の通りです。

資格取得までの流れ

・観光庁長官登録研修機関が行う旅程管理研修を受ける。
国内旅程管理主任者の場合は2日間の講義
※法令、約款、添乗業務
総合旅程管理主任者の場合は3日間の講義
※法令、約款、添乗業務、語学(英語)

筆記試験は60%以上で合格
⇒旅程管理研修証明書を取得

・添乗実務研修を受ける。
国内旅程管理主任者の場合は国内日帰りバスツアー
総合旅程管理主任者の場合は海外ツアー

添乗実務研修後、添乗報告書などを作成して課題提出
⇒実務経験修了証を取得

国内の旅程管理主任者であれば、座学2日間、実務研修1日で取得ができるので、気軽に受験することができます。

また、旅程管理主任者は観光庁の登録研修機関(資格学校など)でいつでも講義を受けて、受験することが可能です。

以上となります。

旅行業界や旅行会社で働くことを目指す場合は、総合旅行業務取扱管理者と旅程管理主任者の2つの資格を取得しておけば、とても役に立ちます。

他の記事で総合旅行業務取扱管理者と旅程管理主任者の資格について詳細に書いているので、是非読んでみてください。

それでは、良い一日を!

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