アフリカ旅行に行きたいけど、旅行の費用や予算いくらくらいで考えておけばいいかな。ツアーパンフレットとかを見ても、エリアによっては50万円とか80万円とか本当にバラバラ。実際に行った人にどれくらいかかったか聞いてみたいな。
この記事は、そんな疑問に答えます。
✔ 本記事の内容
- 南アフリカ&ザンビア&ボツワナ旅行は75万円かかりました
- アフリカに行く航空会社ごとの航空券代金の相場
- アフリカで宿泊するサファリロッジの相場
- アフリカ旅行で必要になるその他費用
- アフリカ旅行の見積もりは無料一括見積もりを活用する
こんにちは、ツバサです。
海外旅行の中でも行きつくした人が最後に感動するのがアフリカです。
アフリカは広大な大地や自然の中で生きる動物たちを見れるとあって、改めて地球ってすごいなと思わせてくれる旅行先です。
そんなアフリカ旅行に行こうと思って、実際の旅行代金の相場が分からないという人が多いです。旅行会社のツアーパンフレットを見ても、料金は数十万円のものもあれば、100万円を超える高額商品まであります。
この記事では、実際にアフリカ旅行をした時の旅行代金や航空券代金やホテル代金、その他諸費用について詳しく解説します。
関連記事
南アフリカ&ザンビア&ボツワナ旅行は75万円かかりました
僕がアフリカ旅行をしたのは1月下旬から2月上旬、訪問先は南アフリカ、ザンビア、ボツワナの3ヶ国13日間でした。(ザンビアに行く際にジンバブエの空港から陸路で向かっています)
その時期のザンビアとボツワナはオフシーズン、南アフリカはハイシーズンでした。
旅行日程は次の旅程になりますが、旅行費用は1人75万円かかりました。
旅行日程 | ||
1日目 | 羽田空港 ⇓ シンガポール空港 ⇓ 機内泊 |
機内泊 |
2日目 | ヨハネスブルグ空港 ⇓ ヴィクトリアフォールズ空港 (ジンバブエ) ⇓ 陸路でザンビアのリビングストンへ |
リビングストン泊 |
3日目 | リビングストン ⇓ 陸路でボツワナのカサネへ |
チョベ泊 |
4日目 | チョベ国立公園 | チョベ泊 |
5日目 | カサネ空港 ⇓ オカバンゴデルタ |
オカバンゴデルタ泊 |
6日目 | オカバンゴデルタ | オカバンゴデルタ泊 |
7日目 | オカバンゴデルタ内をセスナ機で移動 | オカバンゴデルタ泊 |
8日目 | オカバンゴデルタ ⇓ マウン空港 ⇓ ヨハネスブルグ空港 |
ヨハネスブルグ泊 |
9日目 | ヨハネスブルグ ⇓ 陸路でマディクエへ |
マディクエ泊 |
10日目 | マディクエゲームリザーブ | マディクエ泊 |
11日目 | マディクエ ⇓ 陸路でヨハネスブルグへ ⇓ ヨハネスブルグ空港 ⇓ 機内泊 |
機内泊 |
12日目 | シンガポール空港 ⇓ |
|
13日目 | 羽田空港(午前0時過ぎに到着) |
旅行費用の内訳は次の通りです。
【航空券代金】:合計295,530円
- シンガポール航空(日本からヨハネスブルグ):164,370円
- 南アフリカ航空(ヨハネスブルグからヴィクトリアフォールズ):13,500円
- マックエアー(カサネからオカバンゴデルタ):43,780円
- マックエアー(オカバンゴデルタ内移動):19,910円
- マックエアー(オカバンゴデルタからマウン):19,910円
- 南アフリカ航空(マウンからヨハネスブルグ):34,060円
【ホテル代金】:合計407,000円
- リビングストン:41,000円(41,000円x1泊)
- チョベ:74,000円(37,000円x2泊)
- オカバンゴデルタ:78,000円(39,000円x2泊)
- オカバンゴデルタ:90,000円(90,000円x1泊)
- ヨハネスブルグ:32,000円(32,000円x1泊)
- マディクエ:92,000円(46,000円x2泊)
【その他費用】合計:48,100円
- 片道送迎(ヴィクトリアフォールズ空港からリビングストン):5,500円
- 往復送迎(ヨハネスブルグからマディクエ):32,500円
- ヴィクトリアフォール入場料:2,200円
- マディクエ自然保護税:2,400円
- KAZAビザ取得費用:5,500円
それぞれのパーツのポイントは次の通りです。
- 全日空マイレージを貯めているため、同じスターアライアンスメンバーのシンガポール航空と南アフリカ航空を利用した。
- ヨハネスブルグ以外のホテルは全て高級サファリロッジを選択。
- サファリロッジの宿泊代金には全食事&1日2回のゲームドライブが含まれている。また、ロッジ内での飲み物が無料であったり、一部送迎も含まれている。
- KAZAビザ取得で査証取得費用を安くすませた。
- 今回はオカバンゴデルタにも行きたかったため、少し旅行費用が高くなった。もしオカバンゴデルタに行かなければ45万円くらいだった。
アフリカにはたくさん魅力的な大自然があります。
その中から自分が見たい、行きたいと思うところをピックアップした際に、どうやって旅程を組めば一番効率が良くなるのかを考えることはとても難しいです。また、旅行会社のパッケージツアーの中から探しても、自分が行きたいと思えるものが完全一致することはほぼありません。
そういった時は実際にアフリカに行ったことのある人に行くのが一番。
自分たちの行きたいところ、自分たちが見たいもの、自分たちが体験したいことなどを全て叶えるためには、複数の旅行会社に問い合わせができる「無料一括見積もり」が便利です。オーダーメイド型の旅行プランや旅行代金を簡単に比較することができます。
関連記事
アフリカに行く航空会社ごとの航空券代金の相場
アフリカといってもとても大きく、日本の約80倍もの大きさがあります。
そのため、アフリカに行くといっても、アフリカのどこに行きたいのかで利用する航空会社も異なります。
日本人旅行者にとってアフリカ旅行と言えば、主に東部アフリカと南部アフリカに分けられます。
- 東部アフリカ:マサイマラやセレンゲティのあるケニア&タンザニア
- 南部アフリカ:クルーガーやヴィクトリアフォールズ、オカバンゴデルタのある南アフリカやザンビア、ボツワナ
東部アフリカと南部アフリカの場合の主な利用航空会社と目安の航空券代金は次の通りです。
【東部アフリカ】※東京発着ベース
- エミレーツ航空(ドバイ乗り継ぎ):115,000円~
- カタール航空(ドーハ乗り継ぎ):95,000円~
- エティハド航空(アブダビ乗り継ぎ):105,000円~
【南部アフリカ】※東京発着ベース
- シンガポール航空(シンガポール乗り継ぎ):115,000円~
- キャセイパシフィック航空(香港乗り継ぎ):130,000円~
- エミレーツ航空(ドバイ乗り継ぎ):115,000円~
- カタール航空(ドーハ乗り継ぎ):105,000円~
- エティハド航空(アブダビ乗り継ぎ):105,000円~
個人的には前回利用したシンガポール航空のフライトがよかったです。なぜかと言うと、シンガポールからヨハネスブルグまでの長距離区間(約11時間)がちょうど深夜の時間帯の運航のため、往復共に寝ることができました。あっという間に到着して、思った以上に体の負担がありませんでした。
アフリカで宿泊するサファリロッジの相場
アフリカ旅行の目的で一番多いのは、やっぱり動物を見たいということです。
動物を見るには国立公園や動物保護区の中や周辺にあるロッジに宿泊して、日中にゲームドライブを行い、動物を見に行きます。
宿泊するロッジに関しては、ロッジの立地条件で選ぶ人もいれば、ロッジの質や綺麗さで選ぶ人もいます。ハネムーンでアフリカに行く人は高級ロッジに宿泊する人がほとんどで、ロッジの部屋の綺麗さや食事の充実さなどホテルと変わらないレベルのロッジとなっています。
僕自身も宿泊するロッジにはこだわり、高級ロッジに宿泊をしました。アフリカと言えば大自然、大自然と言えば虫のイメージです。安いロッジだと客室内も虫がたくさん出るイメージを勝手に持っていたため、ロッジの綺麗さや質の部分でよいところに宿泊しました。
ここでは、日本人観光客にお勧めする高級ロッジを紹介します。いずれのサファリロッジも予約後の取消料の規定が厳しいため、日本の旅行会社のパッケージツアーではなかなか商品化できないものばかりです。日本ではまだまだ知られていないものがたくさんあります。
サファリロッジ① ★★★★★★
超高級ロッジとしてアフリカでは有名なサファリロッジです。欧米の観光客が多く、セレブが宿泊しています。南アフリカのクルーガー国立公園や隣接しているサビサンド私営動物保護区、タンザニアのセレンゲティ国立公園などにサファリロッジを所有しています。
タンザニア | 1泊1室あたり約360,000円~ |
南アフリカ | 1泊1室あたり約420,000円~ |
ジンバブエ | 1泊1室あたり約400,000円~ |
サファリロッジ ★★★★★
サンクチュアリリトリーツ / Sanctuary Retreats
東部アフリカと南部アフリカの主要な国立公園や動物保護区に高級サファリロッジを所有しています。ザンビア&ボツワナの周遊やケニア&タンザニアの周遊、オカバンゴデルタ内の周遊、タンザニア内の周遊など、いくつかのエリアを回る旅行の際に分泊プランとしてとても組みやすいエリアにあります。また、スタッフのホスピタリティも定評で食事のレベルも非常に高く、日本人観光客にお勧めのサファリロッジです。
ケニア | 1泊1室あたり約105,000円~ |
タンザニア | 1泊1室あたり約95,000円~ |
南アフリカ | 1泊1室あたり約115,000円~ |
ボツワナ | 1泊1室あたり約120,000円~ |
ザンビア | 1泊1室あたり約130,000円~ |
サファリロッジ ★★★★
ケニアやタンザニア、南アフリカ、ボツワナなどにサファリロッジを所有するアンドビヨンド。いろんなエリアにサファリロッジがあり、同じエリア内でロッジを分泊するなどが可能です。
ケニア | 1泊1室あたり約70,000円~ |
タンザニア | 1泊1室あたり約175,000円~ |
南アフリカ | 1泊1室あたり約115,000円~ |
ボツワナ | 1泊1室あたり約110,000円~ |
アフリカ旅行で必要になるその他費用
アフリカ旅行で旅行代金以外に必要な費用は次の通りです。
- 海外旅行保険
- ポケットWIFI
- 予防接種
- スーツケース
海外旅行保険
今回13日間のアフリカ旅行では、「たびとも」の海外旅行保険に加入し、7,540円でした。
アフリカでの病気や事故について万が一のことを考え、海外旅行保険の補償額は次のようにしました。
治療費用 | 無制限 |
傷害死亡 | 3,000万円 |
傷害後遺障害 | 3,000万円 |
疾病死亡 | 3,000万円 |
救援者費用 | 3,000万円 |
賠償責任 | 1億円 |
携行品 | 30万円 |
航空機寄託手荷物遅延 | 1万円 |
航空機遅延 | 1万円 |
海外旅行保険以外には、クレジットカードの自動付帯で付けることができる海外旅行保険もあります。僕自身はANAゴールドカードと楽天ゴールドカードを利用しています。
関連記事
ポケットWIFI
今回、南アフリカ&ザンビア&タンザニアの3ヶ国周遊の場合、JALエービーシーのポケットWIFIを申し込んで持って行きました。
費用は、13日間で25,870円でした。(1日当たり1,990円)
ただし、アフリカの国立公園や動物保護区内はWIFIの電波も入らずでした。
予防接種
アフリカ旅行と言えば、予防接種が必要な国があります。
例えば、ケニア。
ケニアに行く際は黄熱病の予防接種が必要です。日本国内では主に検疫所で受けることが可能ですが、1~2か月前には予約を入れなければなりません。また、日本出発の10日前までに予防接種を打たないと抗体ができないため、それも計算して予約を入れなければなりません。
黄熱病の予防接種は、1人当たり約18,000円です。
最近では高齢の方に対して黄熱病の予防接種ができない場合もあるため、旅行先を慎重に検討する必要があります。
スーツケース
意外と注意しておかなければならないのは、スーツケースです。
アフリカ旅行で現地国内線、特にセスナ機に乗って移動をする予定のある人はスーツケースに注意しましょう。事前にサイズや形状の規定を調べて、それに合ったスーツケースあるいはソフトバッグを使用するようにしましょう。
詳しくは別記事でまとめていますので、こちらを読んでみてください。
アフリカ旅行の見積もりは無料一括見積もりを活用する
アフリカ旅行では、いろんな旅程を組むことができます。
アフリカに行く人は、サファリで動物を見ることが目的の人が非常に多いです。動物を見る際に注意しないといけないのは、乾季雨季のシーズンと動物のマイグレーションです。
マイグレーションとは、動物が季節に応じて動くことを言います。この時期にはこのエリアにいる、あの時期にはあのエリアにいるなど、動物はグルグルと動き回っています。
また、サファリロッジのところでも述べたように、日本の旅行会社のパッケージツアーで使われていないサファリロッジがたくさんあります。逆に日本の旅行会社がパッケージツアーで使っているサファリロッジは、2つ星や3つ星レベルのものばかりで質の部分で心配なものが多いです。
このようにアフリカ旅行はテクニック的な部分や深い知識がないとうまく旅行の日程を組むことができません。
自分たちの行きたいところ、自分たちが見たいもの、自分たちが体験したいことなどを全て旅程に入れ込むために、複数の旅行会社にオーダーメイド型の旅行プランを作ってもらうことをお勧めします。
オーダーメイド型の旅行プランや旅行代金を簡単に比較検討できる「無料一括見積もり」が便利です。
- アフリカ旅行は旅程作りが難しい
- 乾季雨季のシーズンと動物のマイグレーションの知識が必要
- 質の良いサファリロッジはパッケージツアーでは使われていない
- オーダーメイド型の旅行プランを作ってもらう
- 複数の旅行会社に見積もりをしてもらう
- 旅行プランと旅行代金を比較検討する
以上となります。
アフリカ旅行の費用や予算は最低でも40万~50万円程は用意しておきましょう。
アフリカはそれだけお金を出す価値のある旅行先です。世界観の変わる旅をしてみてください!
それでは、良い一日を!