仕事で失敗ばかりの中堅社員や新入社員の特徴とは?

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仕事で失敗ばかりする新入社員や中堅社員の特徴とは? 新入社員

仕事で失敗ばかりしちゃうんだけど、どうしてだろう。。。。。毎回ミスしないように気を付けているつもりなのに。。。。。どうしたら失敗しなくなるんだろう。。。。。

この記事は、そんな疑問に答えます。

✔ 本記事の内容

  • 仕事で失敗ばかりする新入社員や中堅社員の特徴
  • 仕事で失敗ばかりしないための対策

こんにちは、ツバサです。

社会人になって仕事で失敗ばかりが続くと、毎朝の通勤時は本当憂鬱になりますよね。会社へ向かう足取りが重たくなり、このまま漫画喫茶にでも行こうかなと何度も思ったことがあります。

仕事上で失敗やミスはつきものです。もちろん失敗やミスがない方が良いのですが、人が関わっている以上、ケアレスミスも含めて失敗やミスは起こってしまいます。そんな失敗やミスを極力減らせるように事前準備などをしっかりしておく必要があります。

僕自身、海外赴任時に約50名のスタッフのいる海外支店の拠点長をしていました。もちろん、全員が仕事で失敗やミスをしないわけではありません。失敗やミスが起こる可能性を極力ゼロにできるように努めていました。

この記事では、「仕事で失敗ばかりする新入社員や中堅社員の特徴」や「仕事で失敗ばかりしないための対策」について詳しく解説したいと思います。

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仕事で失敗ばかりする新入社員や中堅社員の特徴

仕事で失敗ばかりする新人や中堅社員の特徴

今までいろんな社員と一緒に働いて、その社員の性格や業務態度を見てきましたが、仕事で失敗やミスばかりする人は大体同じような働き方をしている人が多いです。

ここでは、どのような社員が仕事で失敗やミスばかりするのかを見ていきましょう。

会議中や指導中にメモを取らない

これは一番のあるあるですが、会議をしている時でも、先輩社員が何かを教えている時でも、メモを一切取らない社員は仕事上で失敗やミスばかりします。

メモを取らない真意はわかりませんが、基本的に全てを暗記することはできません

メモを取らないことで後日詳細を忘れてしまい、また同じような質問を繰り返す社員がいます。つまり、暗記できていません。先輩社員が「メモを取らなくてもいいの?」と聞くと、慌ててメモを取り出し、書き始める社員もいます。

これが社内ではなく、相手が取引先だった場合、商談の場で交渉内容を話しているにもかかわらず、メモを取らないセールスマンは、案の定、後日交渉内容を忘れてしまい、そのためフィードバックももちろんありません。このような取引先やセールスマンとは仕事ができず、成果も出ません。

メモを取るが後々読み返さない

これも実はよくあることですが、会議中に熱心にメモを取る社員がいます。熱心にメモを取る姿を見るとやる気があるなと思いますが、課題を与えた際にその社員は期日を守らないことがよくあります。

これはメモを取ることが目的となっており、メモを取ったら目標達成の意識から、後日そのメモを読まないということです。これに似たようなことがあります。例えば、本を買っても読まない人です。それは、本を買うことが目的となっているためです。

つまり、目的の着地点を間違えているということです。

1つの教えに対して応用しない

これはどういうことかというと、先輩社員が新入社員や後輩社員に何か業務を教えた際に、それではこの場合はどうなるのか、あの場合はどうなるのかと発展して想像できない人のことを言います。

例えば、僕は旅行業界で働いていますが、航空会社Aのマイレージ加算率を教えたとします。そしたら、航空会社Bや航空会社Cのマイレージ加算率も確認する人は応用力があります。しかし、航空会社Aのマイレージ加算率を確認して終わる人は成長の伸びが小さいです。

新入社員で言えば、1つ教えたら、2つ3つ質問を返してくる社員はとても応用力があり、どんどん知識を吸収していきますが、1つ教えて、そこで完結してしまう新入社員は成長のスピードがとても遅いです。

状況が悪化するまで報告をしない

仕事上の失敗やミスはどれだけ注意していても起こる時は起こります。その時に何とかして挽回しようと上司に報告なしに自分で解決しようとする社員がいます。そういう社員は小さな失敗やミスを結果的に大きな失敗やミスにしがちです。

もし挽回ができて失敗やミスが解決したら、上司に報告しなくてもいいと考え、自分で解決しようと試みますが、結果状況が悪化してしまい、取り返しの使いない状況になっている時がよくあります。

例えば、旅行会社で働いていると航空券やホテルの手配でミスが起こる時があります。手配担当者が航空券の予約を間違えてしまい、席が取れなかったにも関わらず、何とか席を確保しようと試みるものの出発直前まで空席が出ず、上司に報告をしないまま出発前日までその状況を引っ張ってしまい、出発前にフライトの誘導をせざるを得ない結果となってしまうことがあります。

プライドが高く知らないことを受け入れない

仕事に対してプライドを持つことは良いことですが、そのプライドが裏目に出ることがあります。

これは、知らないことに対して知っている振りをするということです。何か質問をされた時に「わかりません」「知りません」と素直に言えない社員は後々大きなトラブルを引き起こします。

例えば、顧客から質問された際にわからないことでも知っている振りをしてしまい、受け答えをしてしまいます。結果、その内容は間違っており、顧客から後日クレームが来ることになったり、実際にその間違いが旅行中に発覚し、現地にいる顧客から怒りの連絡が入ることもあります。

完璧に何事もこなさないと気が済まない

性格上、完璧に何事もこなさないと気が済まない社員は、業務を進めていく段階で一度でもつまづいてしまうと、軌道修正がきかず、失敗やミスを引き起こしてしまいます。

仕事は相手があってできるものですが、いつ何時何が起こるかわかりません。ましてや旅行業であれば、台風や地震、火山の噴火などの天災などはいつも突発的に起こります。もし何か突発的なことが起きても、臨機応変に軌道修正していける人は失敗やミスをうまく回避していきますし、ミスが起こっても最小限に止めることができます。

業務上、この作業段階ではこれのみと決めている人は、それができなくなったり、使えなくなった場合のことも考えて、業務を進めなければなりません。

仕事で失敗ばかりしないための対策

仕事で失敗ばかりしないための対策

仕事で失敗やミスばかりしている社員は、「事前準備」や「具体的対策」が足りません。

どのような事前準備や具体的対策をしていけばいいのかを見ていきましょう。

やることリストを作る

折角メモ帳にいろいろ書いているなら、必ずやることリストを作りましょう。そしてそれをデスクの見えるところに置いておきましょう。

やることリストは業務管理の一環です。今日はこれとこれをすると書いたやることリストを前日の終業前、あるいは当日の朝の始業前に作るようにしましょう。

まずは自分の業務管理をきちんと行い、自分自身で業務を複雑にしないように努めましょう。やることが決まっているなら、それに集中することができます。もしやることが煩雑になっていると、あれもこれもやらないとと集中力に欠けてしまいます。

多角的に物事を見るようにする

これは、1つのことをいろんな角度から見るということです。1つの教えに対して、いろんなケースを考えるようにすることで、何かわからないことが発生しても、想像や予測ができるようになります。

多角的に見るということは、仕事をしていく上で非常に大切です。特にトラブルが起こった時にいろんな角度からアプローチすることができ、複数の選択肢を持つことができるからです。

また、業務を行う際に先々に起こりそうなミスやトラブルを予測できるため、事前に対策を打つこともできます。

知識の引き出しをたくさん作っておく

社会人をしていると、覚えることがたくさんありますが、全てを暗記することは不可能です。僕自身も社会人を長くやっていますが、全てを覚えることはできていません。

しかし、事前に知識の引き出しをたくさん作っておけば、何事も対応が可能になります。知識の引き出しとは、どこを確認すれば何がわかるのかということです。例えば、このガイドブックを見ればホテルの詳細がわかる、このウェブサイトを見れば観光地のことがわかるなど、いろんな知識の引き出しを作っておくのです。

もちろん、この人に聞けば専門的な知識を確認できるなどでもよいです。

作業終了後の1分を大切にする

仕事で失敗やミスばかりする人は、作業終了後の1分を大事にしないことが多いです。

例えば、書類を作り終わったら、一度最初から読み返してみることやメールを書き終わったら宛名や文章を再度確認することなど、作業が一通り終わってから、1分、2分を使えば、事前に失敗やミスに気付くことができます。

旅行業で言うと、旅行の見積もりをする際に航空会社の諸条件やホテルの季節ごとの料金差を確認しながら、旅行代金の見積もりをしていきます。ゴールデンウィークなどのピークシーズンの見積もりの際に出発日ばかりに気を取られていると、帰国日により料金が大幅に上がることを見落としがちになります。(帰国日によって航空券代金が上がることをリターンオンデイと言います)

こういった複雑な見積もりでも作業終了後の1分で再度間違いがないかを確認をすることができます。

ミスが起きた際に具体的な対策を考える

新入社員で多いのが仕事で失敗やミスをした際に「すいません」で終わってしまう社員です。つまり、失敗やミスを失敗やミスで終わらせてしまっているということです。

仕事ができる人でも失敗やミスはします。

しかし、その際に次回に向けての対策をすぐに考えます。仕事では反省だけでは改善に結びつきません。必ず具体的な対策を考えなければなりません。

先輩社員や上司に報告する

仕事で失敗やミスをしてしまったら、迅速に先輩社員や上司に報告しましょう。

トラブル時は特に経験のある先輩社員や上司が頼りになります。個人で解決しようとするよりもチームで解決しましょう。社員のミスは会社のミスです。

報告をすることで適切な判断をしてくれます。ミスは起こるものです。ミスが起こった時の初動が大切なため、きちんと先輩社員や上司に報告しましょう。

以上となります。

仕事上で失敗やミスばかりする人はいます。仕事ができる人でも失敗やミスはします。大切なことは、事前準備をきちんとしているか、ミスが起こった際に次回に向けての対策をきちんと考えているのかが大切です。

ミスをしても自分自身のイメージを悪くする必要はありません。自分自身を責め過ぎてしまうと、その後の業務にも影響が出てしまい、職場で委縮してしまいます。

事前準備と具体的対策を日頃から心掛けて行っていきましょう。

それでは、良い一日を!