旅行会社に就職したいけど、旅行の資格以外にどんなことを勉強していればいいのかな?
この記事は、そんな疑問に答えます。
- 旅行会社で働く上で資格以外に勉強しておいた方がよい3つのこと
こんにちは、ツバサです。
旅行会社をこれから目指す人、あるいは現役で旅行会社で今働いている人が勉強しておいた方がよいことについて詳しく知りたいですか?
旅行をたくさんしていたという経験だけでは、旅行会社で働く上では重要視されていません。
この記事では、旅行会社で活躍するにはどういったことを勉強しておくのがよいかを紹介します。
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旅行会社で働く上で資格以外に勉強しておいた方がよい3つのこと
旅行会社で働くことを目指す人は次の2つのことを必ず勉強しましょう。
- 総合旅行業務取扱管理者
- Webマーケティング
- SDGs
もちろん、旅行業の国家資格でもある「総合旅行業務取扱管理者」や「国内旅行業務取扱管理者」の勉強や資格取得は大事です。
そして、「Webマーケティング」と「SDGs」の2つも勉強しておくことで、旅行会社の面接でも他の学生と差別化ができ、中途採用面接でも必ず活きます。
また、現役で旅行会社で働いている人はこの2つをしっかりと勉強しておくことで、日々の業務や新規事業の取り組みの際に非常に役に立ちます。
さらにコロナのような突発的な出来事で観光業が大きな打撃を受けても、転職活動しやすくなります。
それでは、それぞれ見ていきましょう。
旅行会社を目指す勉強①:総合旅行業務取扱管理者
旅行業界を目指す人ならだれでも知っている国家資格「総合旅行業務取扱管理者」は、旅行会社で働く前に取得しておくことをおすすめします。
※国内旅行を取扱いたいということであれば「国内旅行業務取扱管理者」の国家資格でもよいです。
それは、国家資格の勉強を通して、旅行会社で日々使う「標準旅行業約款」についての知識を覚えることができるためです。
標準旅行業約款には、旅行契約の成立条件や旅程保証、特別補償など旅行業務を行う上でのルールがたくさん定められています。
業務で使う知識を予め覚えておくことで旅行業務をスムーズに行うことができます。
標準旅行業約款の旅程保証や特別補償の違いをしっかりと話をすることができない旅行会社社員が残念ながらいます。
また、いろんな国家資格があり難易度も様々ですが、国家試験の勉強自体はどの国家資格でも大変です。
その苦労を乗り切った人は面接でも実績として評価されます。
旅行会社を目指す勉強②:Webマーケティング
旅行業界で働いていると、特に旅行の販売業務を行っている人は働く年数が長くなればなるほど、とても視野が狭くなります。
旅行の知識はついても、その知識は他の業界では役に立ちません。
今、最低限勉強しておいた方がよいことの1つに「Webマーケティング」があります。
- SEO(検索エンジン最適化)
- リスティング広告
- アドネットワーク広告
- リターゲティング広告
- SNS広告
- アフィリエイト広告
- ソーシャルメディア
- メールマーケティング
Webマーケティングの目的は主に「集客活動」「販売活動」「再販活動」の3つです。
マーケティングにおいては、旅行会社としてどのように認知してもらうか、どのような旅行に強いかを知ってもらうかがとても大事です。
その手段の一つにいろんなインターネット広告があり、その広告を通して顧客にアプローチして購入を促します。
一度購入してくれた顧客にリピーターになってもらうために購入後のアプローチも重要になってきます。
現在、旅行会社の企画部署で働いている人でWebマーケティングの知識を持っている人はほとんどいません。(販売推進部など別部署がWebマーケティングを行っているため)
しかし、Webマーケティングの知識や視点をもって旅行企画をすると顧客属性や購入の際のウェブの閲覧動向のデータまでチェックできるようになります。
例えば、2人の学生が面接に来たとします。
1人は学生時代に旅行をたくさんしたことをアピール、もう1人は学生時代に旅行ブログを運営して月間閲覧者数が5万人でSEOの知識も勉強してきたことをアピールした場合、間違いなく後者の学生を採用します。
今、旅行会社社員が求められていることは旅行の知識だけではなく、「旅行の知識+何か」です。
それを忘れずにWebマーケティングをしっかりと勉強しましょう。
旅行会社を目指す勉強③:SDGs
「SDGs」(エスディージーズ)とは、2015年9月に国連サミットで採択された「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の呼称です。
SDGsには17の目標と169個のターゲットがあります。
- 貧困をなくそう
- 飢餓をゼロ
- すべての人に健康と福祉を
- 質の高い教育をみんなに
- ジェンダー平等を実現しよう
- 安全な水とトイレを世界中に
- エネルギーをみんなに そしてクリーンに
- 働きがいも経済成長も
- 産業と技術革新の基盤をつくろう
- 人や国の不平等をなくそう
- 住み続けられるまちづくりを
- つくる責任 つかう責任
- 気候変動に具体的な対策を
- 海の豊かさを守ろう
- 陸の豊かさも守ろう
- 平和と公正をすべての人に
- パートナーシップで目標を達成しよう
旅行業界では今、「量より質」が求められており、持続可能な観光(サステナブルツーリズム)をどう実現していくかが問われています。
サステナブルツーリズムを実現するための1つの手段として「SDGs」があります。
よくある誤解が「SDGsはボランティアと同じ」「CSR(企業の社会的責任)とSDGsは同じだから必要ない」などです。
SDGsの本質を理解しないと持続可能な観光を実現するのは不可能です。
また、日本政府は学習指導要領の変革を行い、2020年には小学校、2021年には中学校、2022年には高校でSDGsの授業が組み込まれます。
それがどういうことを意味するのかというと、今の学生は「SDGsネイティブ」の世代になり、逆に今の20代以上の大人は取り残されてしまう可能性が将来あります。
そのため、しっかりとSDGsを勉強するようにしましょう。
以上となります。
旅行業の国家資格でもある「総合旅行業務取扱管理者」の勉強以外に「Webマーケティング」と「SDGs」について勉強をした上で旅行会社を目指すと周りとは必ず差をつけて仕事をすることができます。
それでは、良い一日を!