【実体験】海外赴任中の生活や仕事への8個の不安!3K3Gの人は注意!

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【海外赴任者が教える】海外赴任中の生活や仕事への不安とは? 海外赴任

海外赴任にチャレンジしてみたいけど、生活や仕事について不安でいっぱい。実際に海外赴任している人はどんな不安を抱えているのかな。

この記事は、そんな疑問に答えます。

本記事の内容
  • 海外赴任中に不安になりやすい人の特徴
  • 海外赴任中の生活への不安
  • 海外赴任中の仕事への不安

こんにちは、ツバサです。

僕自身、旅行会社で働いている時に海外赴任を約6年間経験しました。

旅行会社としての海外赴任といえど、それは大変な6年間でした。

海外赴任に対しての不安は誰でも感じることです。

異国の地での生活、外国人と一緒に働く仕事、現地での食生活など不安だらけです。

この記事では、「海外赴任中に不安になりやすい人の特徴」、「海外赴任中の生活への不安」、「海外赴任中の仕事への不安」について詳しく解説したいと思います。

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【海外赴任者が教える】海外赴任中の生活や仕事への不安とは?

海外赴任中に不安になりやすい人の特徴

海外赴任中に不安になりやすい人の特徴

海外赴任で不安になりやすい人やメンタル的に病んでしまいがちな人は、いったいどんな性格の人でしょう。

それは「3K3Gの人」が多いと言われています。

3Kの性格の人とは?

3K=生真面目、几帳面、協調性重視

日本人によくあるように時間をきっちり守ったり、仕事の締め切りを守ったり、協調性を優先したりする傾向にある人にとっては、時間にルーズで遅刻や欠勤が多かったり、仕事が残っているのに定時で帰宅したりするような海外にいると日本とは真逆でストレスを感じやすくなります。

3Gの性格の人とは?

3G=頑張り屋、頑固、義理堅い

日本とは180度違う世界で頑張るということはとてもパワーの必要なことです。

自分の考えややり方を突き通そうとすると、現地スタッフと意見がぶつかり、現地のやり方を尊重してくれないのかと言われる始末。

そんなところで働くのはやっぱり大変です。

【実体験】

フィリピンに海外赴任をしていた際、フィリピン人の時間のルーズさに悩みました。現地スタッフの遅刻は多く、土日に絡んだ祝日で3連休になった場合にもう1日休まれて4連休にされたりしました。さらにその1日は当日急に休まれるパターンばかり。とても苦労しました。

このように3K3Gの性格の人は、自分で気付いた時には相当精神的に参っている時が多いです。

海外赴任が始まって3か月目くらいで疲れがピークに達し、一度体調を壊します。

僕も3か月目で一度体調を壊しました。

日本と同じように仕事をしようと思っても海外では無理です。

そのため、「日本と同じように」とは思わずに、「現地のやり方に日本の働き方を取り入れていく」くらいの考えの方が楽です。

海外赴任中の生活への不安

それでは、海外赴任中の生活に関してはどんな不安があるか見ていきましょう。

言葉への不安

もちろん一番最初に来るのは言葉への不安です。

異国の地で日本語ではない言葉で毎日会話するというのはとても大変です。

相手が話していることは聞き取れないし、こっちから伝えたいことを英語で話せないし、人と話すことが怖くなる人もいます。

言葉に関しては、とにかく言葉に出して話すことが大事です。

あとは自分で勉強をしたり、語学学校に通ったり、英語の歌を音読するなどして日々努力することが必要です。

とにかく口を動かして、耳に英語を入れることを継続しましょう。

語学のポイント

海外赴任中は忙しくて語学の勉強はできないと思っている人も多いはずです。そんな人は始業前にオフィスに先生を呼んで毎日1時間の英会話レッスンを受けることをおすすめします。オフィスに英会話の先生が来てくれれば、継続できます。

【日本人がやりがちなNGな行動】

例えば、会議室で日本人2人、現地スタッフ4人の計6人で会議をしていたとします。その際、日本人がやりがちなNGな行動は会議中に日本人同士は日本語で話すということです。現地スタッフもいる会議では必ず日本人同士でも英語で会話をして現地スタッフにもわかるようにしましょう。

治安への不安

日本は夜道を一人でも歩けますが、海外では危ないところが多いです。

銃社会の国もありますし、夜道を一人で歩くなんていうことはあり得ない国もあり、また、タクシーに一人で乗ることも危ないなんていう国もあります。

そういった治安への不安から日々の生活に制限をかけてしまい、ストレスや不安を感じる人が多いです。

治安に極度に不安を感じるようになってしまうと休みの日は家から出ないで引き籠ってしまう状況になり、閉鎖的な環境から逆に不安が増してしまいます。

【実体験】

治安が悪い国であれば、会社の社用車を通勤に使わせてもらうことが解決になります。日系企業であれば、借り上げの社用車がある場合が多いため、平日は通勤に使い、週末は遠出するのに使うと移動も安心です。僕の場合は会社で社用車を一台リースし、通勤や遠出に使っていました。

食生活への不安

日本食はやっぱり世界一と思っている人も多いと思います。

実際、僕もそう思います。

東南アジア圏の海外赴任であれば、現地にも比較的日本食レストランがあるため、毎日は食べれなくても週に1回や2回は日本食を食べることができます。

一方でイスラム圏の国などに海外赴任をすると食事のバリエーション自体が少なくなり、毎日カレーを食べるような生活になったり、食事に対してストレスを感じるようになります。

食生活に慣れないと食事の回数自体が減ってしまうため、海外赴任を頑張ってやり遂げるパワーすら持てなくなります。

【実話】

モルディブのホテルで働いている友人は、モルディブがイスラム圏ということもあり、毎日カレーの食生活でした。さすがに日本食が食べたくなるようで、定期的に日本食を食べるためにマレーシアへ海外旅行をしていました。それくらい食生活はストレスを与えます。

病気への不安

異国の地で病気になることほど不安なことはないです。

海外赴任中は緊張状態が続くこともあり、大きな仕事をやり遂げた時やプロジェクトがひと段落した際に体調を壊すことが多いです。

まず初めに病気への対策は必ず日本出発前に行います。

肝炎腸チフス狂犬病などの予防接種を必ず打つようにしましょう。

抗体ができるまで2週間以上はかかるため、出発から逆算して時間に余裕を持って予防接種を受けまなければなりません。

予防接種を受けておけば、ある程度は安心できます。

それでも海外赴任をしていると現地で病気にはかかるものです。

お腹を壊したり、デング熱にかかったり、インフルエンザにもかかります。

海外赴任先の都市に日本人会診療所があれば(日本人会があれば診療所もある可能性が高いです)、日本人医師が常駐していたり、日本語がわかる現地の医師がいるため、日本と同じように診察を受けることができます。

もし日本人会診療所がなければ、現地の病院に行くことになりますが、日本の保険会社が提携している病院であれば、保険会社のアシスタントスタッフが常駐している病院もあります。

【実体験】

海外赴任中に体調を壊し、一度現地の病院に入院したことがあります。その際は日本人会診療所で診察を受け、紹介状を書いてもらい、大型の病院に入院することになりました。病院で使う英語はとても難しく、分からない英語は紙に書いてもらいました。病院食もおいしくないため、会社のスタッフにフルーツを買ってきてもらったり、日本食のテイクアウトをお願いしました。病院の支払い等は全て海外旅行保険(駐在員保険)でカバーできたため、キャッシュレス対応で済みました。

海外赴任中の仕事への不安

海外赴任中の仕事に関しての不安を見ていきましょう。

現地スタッフへの不安

外国人と毎日一緒に働くということはとても不安です。

日本で働いていても、日本人とすらうまくコミュニケーションが取れなかったりする場合があります。

それが海外となると、なおさら不安を感じのは当然のことです。

また、現地のスタッフの中にもし自分一人だけが日本人だったらと思うと、ものすごく不安を感じてしまいます。

外国人と一緒に働くことで一番大事なことは、とにかく「伝える」ということです。

日本人のように雰囲気を感じ取ってはくれません。

また、「相手の文化を知る努力をする」ということも大事です。

相手の文化を知らずして、現地スタッフのことを理解することはできません。

【実体験】

海外赴任直後は仕事を落とし込んでもスタッフがミスをすることが多く、指導の回数もその分多くなりました。オフィス内では英語以外の現地の言葉で話されることも多く、その度にまた文句を言われているなと勝手に被害妄想が日に日に増大しました。それでも殻に閉じこもらず、伝えるということを続けました。

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対人関係への不安

仕事上、社外の人とのやり取りは必ず発生するものです。

管理職の人であればなおさらです。

いろんなシチュエーションで不安になることがありますが、ポイントは次の3つです。

  • ビジネス関係:積極的に出るようにし、現地のやり方を学ぶ。
  • 銀行関係:できる限り、現地スタッフと一緒に対応するようにする。
  • 役所関係:現地スタッフに任せる。スタッフへのチェックは必要。

ビジネス上の取引先とのやり取りは積極的にコミュニケーションを取る方がよいです。

日本人の仕事の仕方はきっちりしているので、相手にもすぐに覚えてもらえます。

相手に知ってもらえれば、次会う時は不安になりません。

言葉に不安のある人は現地スタッフを同席させればOKです。

銀行関係はお金のことを現地スタッフだけに任せないことが大事です。

役所関係は海外では外国人の僕たちがあまり表に出ないようにした方がよいです。

【実体験】

ビジネス上のミーティングや商談では必ず現地スタッフを同行し、僕自身はメモは取らず相手と話すことと相手の話を聞き取ることに徹しました。その代わり、毎回同行している現地スタッフにメモを取ってもらい、商談等が終わったら、再度確認をしていました。

仕事内容や仕事量への不安

海外赴任中は膨大な業務量と多岐に渡る業務内容に毎日が不安になります。

前任者がいる場合は、できる限り、海外赴任前に業務内容を教えてもらいシュミレーションしておくことをおすすめします。

引継ぎ時間が短いと、海外と日本の遠隔で引継ぎ業務が続いてしまい、とても効率が悪くなります。

管理職として海外赴任した場合はさらに業務量は多く、通常業務以外にも経理総務人事など本部関連の業務もしなければなりません。

目の前の業務に対して全力でやることには間違いないですが、本部関連の業務に関してはどうしても慣れない分、時間がかかってしまうものです。

見よう見まねでやっても、本当に合っているのだろうかと不安になります。

そのため、海外赴任前に日本側の本部のスタッフと密に連絡を取れるようにしておくと、後々とても楽です。

何かあった時に連絡できる体制を事前に作っておくことで不安も小さくなります。

【実体験】

海外赴任前に経理や人事の業務も現地支店でやることは明らかだったため、海外赴任前に経理に関しては個別に勉強会を実施してもらいました。海外赴任後もバックアップ体制を取れるように事前に準備をしました。

帰国後への不安

海外赴任で一度日本を出てしまったら、将来日本に帰任することに対して不安を感じる人がいます。

何年も日本を離れていると日本のことがわからないとか日本の仕事のやり方がわからないなど、環境を戻すことに対して不安になってしまいます。

また、何年も海外にいると「あの人はもう現地人っぽい」という言葉をよく聞くようになりますが、働く環境も働くスタッフも異なると、日本にずっといるスタッフとはどうしても差が出てしまいます。

不安を感じる一方で将来に対しての新しい道筋が見えることもあります。

海外赴任を通して視野が広がったためキャリアアップをした仕事をしたい、海外赴任の経験をもとに起業してみたいなど、将来への見え方は人それぞれです。

【実体験】

僕自身、海外赴任で得た経験を元に帰任後、会社を退職し、起業しました。

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以上となります。

海外赴任で不安になりやすい人の特徴や海外赴任中の不安に関しては、人それぞれです。

自分で進むと決めた道はできるところまで頑張る、無理と思ったら帰国する、それに尽きます。

Where there is a will, there is a way. (意志あるところに道は開ける)

いつもこれをモットーに!

それでは、良い一日を!